カメラ転売をビジネスとして考える! PART3 ~戦術~

【カメラ転売をビジネスとして考える!PART3 ~戦術~】

「これはもう根性論が通じる限界だろう!」

 

副業だからこそ、

使える時間も時間帯も限られる。

 

私はこの実績を見て

そう考えるのです。

https://truscon.net/dkx6

 

この記事を作成する前、

カメラ転売クラブ名物のグルコンで

「まだ、このまま頑張ろうと思っていました!」と

言われる古屋さん。

 

「睡眠時間ないでしょ?」と尋ねると

「意外に4~5時間は寝ています。」と答えて来る彼。

 

10名ぐらい参加していましたが、

「すげぇ~」と漂う空気感。

 

流石に私も、

「無理、無理、無理!」と

これからの課題と目標の方向修正を彼に伝えました。

 

 

私自身、根性論や頑張ることは

絶対に必要だと思っています。

 

ただ、ココまで来ると限界を超えている。

 

1日は誰しも平等に24時間。

 

彼だけが30時間も40時間もあるわけでもありません。

 

そうなると使える時間で

いかに効率よく「カメラ転売」を行うのかもキモ。

 

このまま行っていては

夏前にダウンしてしまうのではないかと

私は心配してしまうのです。

 

 

現状、月間の販売個数が255個。

 

この販売個数をこれ以上伸ばすのは

時間的に無理があり。

 

平均単品益を今の状況であげるとなると

仕入の個数が確保できない。

 

 

平均単品益×月間販売個数=利益額

 

 

この数式にある通り、

単品益を上げるか

月間販売個数を上げるかをしなければ

利益額は伸びず、

 

その片方、月間販売個数を伸ばすのは難しいとなると

単品益を伸ばすしかないのです。

 

当然、単品益を伸ばすには

今のままでは仕入れ価格を下げる必要がある。

 

仕入れ価格を下げれば、

仕入れリサーチの壁も高くなり

いつもなら仕入れた商品も

仕入れられなくなってしまうということなのです。

 

 

では、ココが限界なのか!

 

いいえ、違います。

 

平均単品益を上げるためには、

仕入れを厳しくするのもアリなのですが、

それだけではないのです。

 

古屋さんの4月実績を良くご覧ください。

 

彼の平均単価は14,301円

平均単品益が2,954円

 

(カメラ転売クラブでは

販売価格ー仕入れ価格ープラットフォームの手数料=利益

としています。)

 

ヤフオク、メルカリ、amazon、ラクマ、ebay等々で

手数料は変わりますが単純に10%と考えれば、

1,430円が手数料。

 

平均仕入れ単価が9,917円となります。

 

つまり、9,917円で仕入れた商品を

14,301円で売る。

これで利益率が20.7%となっているのです。

 

 

ただ平均単品益が2,954円。

 

ココを上げるとなると

仕入れ価格の見直しだけではなく、

仕入れる商品そのものの見直しが必要となるのです。

 

つまり、平均単品益だけに狙いを定めて

この数字を上げるには、

平均単価を変える。

 

ここに狙いを定めるべきなのです。

 

 

具体的に話しましょう。

 

平均単品益を現状の2,954円から

5000円に設定しましょう。

 

同じ利益率20.7%で計算をすると

24,155円が平均単価となります。

 

細かい数字を抜いて

目標らしく数字を設定してみましょう。

 

少し単価を上げたことで

利益率が下がったとして20%と考えれば、

5000円の平均単品益、

 

平均単価が25000円。

これで利益率は20%

 

 

この数字が達成出来たとして、

平均単品益が5000円であれば

販売個数は200個で100万円を超えることになるのです。

 

 

ということは先月255個の販売だった彼は、

販売個数も55個減らすことも出来る。

 

出品作業、入金確認、発送作業等々自体も20%以上

緩和されることになるのです。

 

 

本来、1日の作業時間でお話しするのはナンセンスだと

私は思っているのですが、

わかり易くするために、例としてお話ししますね。

 

例えば1日5時間の作業をしていたとして

1ヶ月30日と考えれば150時間。

 

この150時間の20%減ですから

30時間の削減。

つまり120時間。

 

1日にすれば5時間行っていた作業を

4時間で終わるということなのです。

 

つまり約1時間。

 

この1時間を仕入れリサーチに当てる。

 

当然、平均単価を上げるということは

彼にとっても慣れない商品が出て来るでしょう。

 

そうなれば使える1時間を慣れない商品を探す。

つまり仕入れリサーチに充てることが

有効的だと考えるのです。

 

 

もちろん、これも机上論であることは

間違いありません。

 

ただ、計画のほとんどは

机上論なのです。

 

ただ、その机上論も

いかに実践可能な具体的なものに仕上げるのかがPINT。

 

 

ここで前回の振り返りなのですが、

そもそも彼には類まれなリサーチ力が備わっています。

 

日報を振り返ってみても

毎日最低でも5個以上。

 

多い時には1日で20個の仕入れを行う時もあるのです。

 

月間通してもコレだけの販売個数。

それだけのデータの蓄積と、

これだけの販売個数を単月でこなす実直さ。

 

常にコツコツとリサーチを行う力が

彼の真骨頂と私は見ているのです。

 

(前回も話しましたが彼の場合褒めると

本業のトラブルが発生するのでコレぐらいにしておきます)

 

つまりベースとなるのは

彼のリサーチ力。

 

このベースから彼の戦術を考えます。

 

 

平均単品益を上げる。

3000円に満たなかった実績から

5000円以上を目標とする。

 

その為には仕入れ値を下げることよりも

商品自体の見直し、

平均単価を25000円ぐらいで考える。

 

そうなれば販売個数も20%減、

作業自体も20%減が見込めるのです。

 

では、平均単価25000円

平均単品益5000円をどうやって達成するのか?

 

単純です。

 

15000円以下の商品は見ない、仕入れない。

 

もしかしたら20000円以下としてもいいかもしれません。

 

そもそも彼の場合、

平均で14301円の売価。

 

この数字はあくまでも“平均”であって、

この数字の中には、

この金額よりも高い商品と

この金額よりも低い商品も

含まれています。

 

単純に言えば、

14500円前後の商品群だけではないってこと。

 

それ以上の商品も

それ以下の商品も

数多く仕入れて売っているのです。

 

 

例えば、20000円の商品を2個販売すれば

平均単価は20000円となります。

 

しかし、ここに5千円の商品を1個販売しただけで

平均単価は15000円に下がります。

 

実は彼の平均単価も

同じような傾向があって出来た数字なのです。

 

平均単価を下げると

同じ利益率であったとしても

平均単品益は下がる。

 

これが彼の現状。

 

 

ついつい単価が低い商品に目が行ってしまう、彼。

 

というか、

そもそもの彼の得意分野が低単価の商品なのです。

 

 

WORKSHOPに参加された方なら

手にされていますよね。

 

『資金少なめの方におススメ!

JUNK錬金術と低単価商品攻略法 』

 

この特典、彼のノウハウなのです。

 

ココだけの話、

 

あの動画コンテンツ。

もの凄いノウハウが詰まっています。

 

単にJUNK品や低価格の商品を扱うだけではなく、

どうやって効率よく仕入れて

どんな商品が利益が出て

どうやって売ればいいのかまで

きめ細かなノウハウが詰まっているのです。

 

それだけ得意分野だけで

経験を積んできたからこそ、

あのノウハウが出来上がったのです。

 

当然、彼の得意分野が

低単価の商品。

 

得意だからこそ、目が行ってしまうのです。

 

 

ところが今は、

その得意なことが偏りを生むことになっている。

 

初心者の頃は小資金で低単価商品を扱い

効率よく回収。

 

これで良かったのですが、

今の彼は既に初心者の域を超えています。

 

資金的にも余裕が出来、

売る力もあります。

 

しかし、どうしても目が

低単価商品に向いてしまうのです。

 

 

本当に伝えたいのはココ。

 

実際に彼がココまで利益を伸ばしてきたのは、

各ステップを踏んで商品ラインナップを変えて来たことが

主な要因です。

 

この「カメラ転売」で培った

コツコツと行うまじめさ。

これが彼の真骨頂だったのです。

 

ところが、元の得意な商品。

 

低単価の商品があると

ついつい目が行ってしまう。

 

他のライバルセラーに取られるぐらいなら

自分が仕入れようとでも思ってしまうのでしょう。

 

仕入れてしまえば、当然のことながら

出品作業も増える。

発送作業も増える。

 

出品数が増えるから

商品管理を行う作業も増えるのです。

 

 

もう一度言いますが、

彼の場合、仕入れリサーチを行う“力”は

持っています。

 

なのに低単価商品に目が行ってしまうから

余分な作業が増えてしまうだけなのです。

 

 

単価が高い商品も、単価が低い商品も

1品は1品。

 

単価が高いからと言って

出品作業に時間が掛かるということも

最早、彼の場合はありません。

 

間違いなく同じぐらいの時間で終わります。

 

であれば、単品益が取れる商品を狙った方が

効率よく『カメラ転売』が行えるのです。

 

 

そうなると必然的に

平均単価は上がる。

 

ここを上げようとする“努力”も必要で

その為に彼の場合は

15000円以下の商品は見向きもしない。

 

それぐらいシフトした方がいいのです。

 

 

一方、この平均単価を上げることに注力し

平均単品益を上げることにも

少なからず懸念材料はあります。

 

その一つが仕入れ。

 

 

確かに彼は類まれな

仕入れリサーチ力はあります。

 

だから副業でありながら

月間200以上の仕入れも行えます。

 

しかし、その仕入れ作業。

 

上級者の方なら納得して頂けると思いますが、

仕入れ作業はリズムなのです。

 

(この辺り、古屋さんも懸念があるようでしたが

どう表現すればいいのかわからなかったみたい。)

 

間違いなくリズム。

 

トントンとリズムよく商品が見つかり始めると

どんどん仕入れも出来る様になる。

 

一方、リズムに乗れない時には

やっぱり仕入れ作業も捗らない。

 

その仕入れのリズムに乗る為にも

自分の得意分野の商品って外せないと思っているのです。

 

 

というか得意な商品で

仕入れリズムに乗る感じ。

 

そのリズムに乗る為の

得意な商品を外されたら・・・と思うと

不安になってしまうのです。

 

 

だけど、ココで思い出してください。

 

時間的に余裕が出来る話。

単価を上げることで

販売個数を減らすことが出来て

作業時間の短縮も出来る。

 

短縮された時間を

慣れない商品を探すための時間に充てるという話。

 

ココに繋がって来るのです。

 

そもそも彼の場合、

「シフトする」と言っても

3万円以上の商品もコンスタントに仕入れが出来ています。

 

だから本来であれば

不安になる必要はありません。

 

単純に単品益が取れていない商品も

仕入れて出品をするから

その作業時間がプラスされて足を引っ張っている。

 

それだけのこと。

 

もし仕入れのリズムが

単品益が低い商品を“仕入れない”

“見ない”ことによって

崩れてしまうのであれば、

 

見ればいい。仕入れたつもりになればいい。

 

それだけのことなのです。

 

例えば、

「あ、コレいいな。利益が出るな。

だけど単価が低いな」っとなった時。

 

その商品のURLを

『カメラ転売クラブ』のグルチャに上げればいいのです。

 

クラブには初心者の方も見えます。

 

まだまだ満足に商品を探せない人もいるはずです。

 

そんな方に、「こんな商品あるよ」と

見せてあげる。

 

ごちゃごちゃ説明する必要はなく

クラブ内ですからURLだけコピペで

ポーンと上げておけばいい。

 

メンバーからは感謝もされるし、

自分のリズムも掴める。

 

もちろん“格”も上がりますしね!

 

こんな工夫で

自分の仕入れリズムを崩さない。

 

そして平均単価を上げて

平均単品益も上げる。

 

月収100万に到達してもなお、

作業自体も減らしながら

効果的に自分の時間も作れる。

 

 

グルコンに参加しているメンバーなら、

「これなら古屋さんも100万超えそう!」って

イメージ出来ると思うのです。

 

ただ、ここまで具体的に

戦術を語っても

記事を作成している私でさえ、

“懸念材料”はまだあります。

 

が、長くなりました!

 

明日は、この辺りについて

お話ししたいと思います。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

【追伸】

『カメラ転売をビジネスとして考える!PART1 ~序章~』

を 読まれていない方はこちらから↓

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『カメラ転売をビジネスとして考える! PART2~仮説~』

を 読まれていない方はこちらから↓

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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