カメラ転売をビジネスとして考える! PART4 ~懸念払拭~

『カメラ転売をビジネスとして考える!』

PART1~PART3までお付き合い頂き、

誠にありがとうございます。

 

このシリーズもPART4になりまして、

いよいよ佳境に入って参りました。

 

もしPART1~PART3までを

お読みでいない方がいらっしゃれば

巻末の【追伸】欄から

過去の記事を読んで頂きたいと思います。

 

 

 

さて、ネットビジネスやカメラ転売に

幻想や魔法のようなことを求めている方には

本当に申し訳ないのですが、

実際にカメラ転売をガチで行っている身とすれば、

これが現実です。

 

感覚的に行っている人や

考えていないと言いながらも

実際、実績を上げ続けている人は、

自然にこの流れになっています。

 

そして重要なのはこちらの3ステップ。

 

1,数を売って経験値を増やし、

2,仕入れる商品を変えて売り続ける。

そして売れる様になったら

3,利益を求める。

 

実際にカメラ転売を行うには

この3つのステップを繰り返し行うこと。

 

特に、2,仕入れる商品を変える。

 

ここが商品群であったり、

単価であったり、

そのステージによって変わるわけです。

 

 

今回、副業でカメラ転売を行っている古屋さんの場合、

4月の実績がこのような状況。

当然、利益を上げたいわけなのですが、

このまま進めてもコレ以上上げるのは難しいと私は考えているのです。

 

その理由が、

月間販売個数が255個。

 

副業での作業量を考えてみれば、

この辺りが限界。

 

 

カメラ転売はビジネスなので、

一過性で稼いだとしても

稼ぎ続けなきゃ意味がないのです。

 

ビジネスとして継続しながら

しかも利益は増やし続ける。

 

 

睡眠時間を削り、

過酷な状況で続けても

身体は持ちません。

 

しかも時間は有限。

 

限られた1日24時間の中で戦わなくては

行けません。

 

そう考えれば

平均単品益を上げること。

 

ここが古屋さんの重要課題となって来るのです。

 

そこで昨日お伝えしたのは、

平均単価を上げること。

 

販売個数を減らしながら

平均単価を上げながら

平均単品益を上げる。

 

 

ベースとしてあるのは古屋さんのリサーチ力。

 

毎日継続して商品を仕入れることが出来る。

 

ただ本人の多少の癖が

彼自身の『カメラ転売』が

跳ねない原因として上げられるのです。

 

その為、起きているのは

平均単品益の低下。

 

その癖を修正する為のポイントを

昨日の記事でお話ししました。

 

 

今回は、まだある懸念材料の払拭。

 

単価を上げることによって

単品益が上がる。

 

ただ、この時の懸念材料は

これだけではありません。

 

その根本的な問題は、

「売れなかったらどうしよう」という不安なのです。

 

 

人間の意識は大きな要素で、

実はほとんどの原因が

意識、無意識のレベルで発生します。

 

例えば、彼の場合、

「高単価の商品を売ることに不安はありますか?」と

聞くと、

「別に不安はありません。」と答えるでしょう。

 

月間の販売個数がこれだけある彼です。

 

過去からの経験を見ても

『全く売っていない。』ということはありません。

 

売っているはずです。

 

実際に私も毎日彼の日報を見ていますが、

10万円以上の商品も売っています。

 

だから当然、

「不安はありません。」と答えるでしょう。

 

しかしながら、

商品を絞り込むことによって

必ず不安は増して来ます。

 

だから昨日のPART3~戦術~を
実践し始めると

「不安はないはずだけど、上手く仕入れが出来ない。」

そんな悩みが出て来ます。

 

ベースとして仕入れ力があることが前提で

昨日の記事の様に、

作業時間、工数を改善したとしても

そんな悩みが出ているのではないかと推察します。

 

そして、

「今日は高単価の商品は無かった。」

から始まり、

「市場に仕入れられる商品がないのではないか。」と

考えてしまうかもしれません。

 

 

 

一旦、彼のケースを置いておいて

一般的な話をさせて頂きます。

 

 

高単価の商品を仕入れる時には

「売れなかったらどうしよう」という不安が

どうしても頭を過ります。

 

単価が高くなれば、

売れた売れないで大きく

現金の動きも変わることを

知っているからなのです。

 

 

例えば、1000円で仕入れた商品が

1週間掛かっても売れなかったとしましょう。

たぶん「不安」を抱える人は

少ないと思います。

 

ただ、これが10万円で仕入れた商品だったとしましょう。

 

たった1週間、「ウオッチ」や「いいね」が

入らなかったとしたら、

ほとんどの人は、

「売れないかもしれない。」と

急にソワソワし始めます。

 

特にクレジットカードを使った場合は、

「次の支払いが出来るかどうか。」に

意識が向いてしまいます。

 

そして他の商品も仕入れるのが怖くなり、

急に低単価の商品ばかりに注力してしまいます。

 

要は「高い商品」=“怖い”

 

そう考えてしまうのです。

 

だから高単価の商品に

苦手意識を持つ方は多い。

 

また高単価の商品でなくても

仕入が出来ない人の多くは、

「売れなかったら、どうしよう」という

不安が大きいために仕入れが出来ないケースがほとんど。

 

 

しかしながら、外注さんはどうでしょう?

 

高単価の商品も

意外にサクサク見つけて来ます。

 

 

外注さんは仕入れリサーチに

特別なノウハウを持っている人は

ほとんどありません。

 

私のところの外注さんであれば、

一部の方を除き、

ほぼリストから商品を見つけるだけです。

 

 

では、

なぜ、カメラ転売ヤーに出来なくて

外注さんは出来てしまうのか?

 

 

それは「自分のお金じゃないから」

ということになって来ます。

 

 

外注さんにとって

高単価であろうとも

低単価であろうとも

リスクは0。

 

つまり「不安」もない。

 

「売れなかったらどうしよう」

という不安は

ほとんどの外注さんにはないのです。

 

 

それよりも1件見つければ

そのままプラス。

 

だから抵抗なく見つけることが

出来てしまうのです。

 

 

 

過去、カメラ転売のノウハウの中に

5万円以上の商品を狙うというのもありました。

 

特にCanonの白レンズやライカを専門に狙う。

 

私も同じように行った経験がありますが、

確かに利益額も取りやすい。

 

しかも単価が高い商品を出品している人の中には

1週間もすると値下げを行う方も多い。

 

だから仕入れもしやすかったりするのです。

 

 

確かに高単価の商品は

低単価の商品と比べ市場に出回っている

絶対数は少ないです。

 

私が毎月プレゼントさせて頂く、

ヤフオク・カメラ光学機器

販売件数レポートをご覧頂いても

高額商品の割合は少ないです。

 

しかしながら、市場に高額商品が、

しかも仕入れられる商品が、

出回っていないかというとそうじゃありません。

 

体感的には低単価の商品も

高単価の商品も変わらないのです。

 

 

 

結局、懸念材料である一番の原因が

自分が抱える「不安」。

 

その「不安」を取り除くためには

自分の仕入れ作業を減らし

外注化を進める方がいいのです。

 

 

外注さんは、高単価であろうとも

低単価であろうとも

基本は1件〇〇円で契約を行います。

 

だから例え高単価商品によって

単品益が増えたとしても、

基本は変わりません。

 

(私のところでボーナス制度もありますが・・・)

 

そして今回、彼の場合は

あくまでも平均単品益を上げて

副業でありながら

月収100万を稼ぎ続けることが目的。

 

単に自分が楽するために外注化を行うのではなく、

平均単品益を上げるという目的があるからこそ、

外注化が生きて来るのです。

 

 

だから、外注さんに渡すリストも

自ずと高単価の商品で

単品益に拘ったリストになるはず。

 

そうなると利益額に占める

外注さんへの支払いも少なくなるはず。

 

非常に効果的なのです。

 

 

実際、古屋さんの場合、

外注化は既に始まっております。

 

ただ、ココも

外注化が目的となって

本来の目的からズレてしまっている様。

 

作業緩和が目的となってしまっている様なのです。

 

そこで本来の目的から外れない様に

“攻め”の姿勢で外注化を進める。

 

外注さんも他人を楽にするために働くのではなく

夢や目的を持ったところで働きたいですからね。

 

こんな些細なところにも

外注化を行うポイントがあります。

 

そして最後の一番大きな課題!

 

ココはまた明日に持ち越します。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

 

 

【追伸】

『カメラ転売をビジネスとして考える!PART1 ~序章~』

『カメラ転売をビジネスとして考える! PART2~仮説~』

『カメラ転売をビジネスとして考える! PART3 ~戦術~』

 

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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