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気づけば3ヶ月。
まだ1台も出品していない。
こういう方、実は少なくありません。
そして、そのほとんどが「まじめな人」です。
最初にお伝えしておきたいのは、
まじめなことは長所だということ。
きちんと調べる。
丁寧に取り組む。
約束を守る。
物販でも、これは大きな武器になります。
ただ、それが「真面目過ぎる」になると、
話が変わってくるのです。
お金を失うのは、止まっている人
お金を失う人と聞くと、
使いすぎる人を思い浮かべるかもしれません。
でも実際には、まじめな人ほどお金を失っていることが多いのです。
使ってしまうからではありません。
完璧にやろうとし過ぎて、
何も進んでいないからです。
仕入れたカメラの説明文がなかなか完成せず、
出品できないまま相場が下がっていく。
勉強のためにお金を払ったのに、
準備が終わらず1円も回収できていない。
浪費はしていない。
でも、お金は確実に減っている。
止まっていることそのものが、損失になっているのです。
人材育成の現場で見た「まじめ過ぎる人」
少し昔の話です。
以前、人材育成の仕事をしていたことがあります。
その頃、会社で目標管理制度を取り入れました。
一人ひとりが自分で目標を立てて、
その達成度で評価する仕組み。
導入するにも、
反対派のオヤジがいて大変でしたが、
それ以上に困ったのが、
まじめな人たちの評価でした。
まじめな人ほど、
必ず達成できる目標を立てるのです。
達成できなかったらどうしよう。
そう考えるから、どうしても目標が低くなる。
上司が面談で目標の上方修正を持ちかけても、
「無理かもしれません」となかなか納得しない。
面談そのものが進まない。
前もってリーダーには
研修を行ったのですが、
予想以上に手こずったのは、
まじめで頑固な社員。
結局、低い目標のまま落ち着いてしまうのです。
でも、チームとしての
成果目標は与えられています。
その人の目標が低い分、
他のメンバーに振り分けられることもありました。
高い目標を背負った人は、やらざるを得ません。
だから取り組む。
そして、伸びていく。
その結果、まじめな人の評価は
相対的に下がってしまうのです。
誰よりもまじめに働いている。
手を抜いているわけでもない。
それなのに評価が上がらない。
評価する側として、
これが一番もどかしいところでした。
100点を取りにいったはずが、
かえって評価を下げてしまう。
まじめさの使い方ひとつで、こんなことが起きるのです。
物販でも同じことが起きている
これは会社の中だけの話ではありません。
物販でも、まったく同じことが起きています。
失敗しない範囲でしか仕入れない。
確実に売れる安い商品だけを扱う。
リスクのある判断は、もう少し勉強してから。
一見、堅実なやり方に見えます。
でも、これでは利益も経験も小さいまま、
なかなか積み上がっていきません。
そして物販も、相対評価の世界です。
自分が慎重に止まっているあいだに、
先に動いた人が仕入れ先を見つけ、
経験を積み、
どんどん先へ進んでいく。
自分は何も悪いことをしていない。
それなのに、差だけが開いていくのです。
人から遠ざかる、という悪循環
もうひとつ、まじめな人が陥りやすいことがあります。
仕事が遅いと、だんだん仕事を頼まれなくなります。
頼まれないから、チャンスも回ってこない。
出世のチャンスすら逃してしまう。
本人も、それを分かっているのです。
分かっているから、
人が集まっている所に入っていけない。
できるだけ人から遠ざかろうとする。
すると、またチャンスを逃す。
そしてまた、人から離れる。
その繰り返しです。
誤解のないようにお伝えしておくと、
その人が悪いわけではありません。
まじめさが、
少しだけ違う方向に向いてしまっているだけなのです。
100点より70点、50点でもスタートする
では、どうすればいいのか。
一番大事なのは、スピード感です。
100点を狙うより70点。
50点でもいいから、まずスタートする。
カメラの相場も商品も、
こちらの準備を待ってはくれません。
調べているあいだに狙っていた商品は落札され、
デジカメは時間とともに値が下がっていきます。
それに、答えは出品してからでないと分かりません。
ウォッチがつくのか。
入札がどう入るのか。
どんな質問が来るのか。
机の上で100点の説明文を考えるより、
50点で出して反応を見たほうが、
ずっと早く正解に近づけます。
100点を狙って1回やる人より、
50点で10回やる人。
半年後に先にいるのは、間違いなく後者でしょう。
最初から70点を出せる人はいません。
50点から走りながら、
70点、80点になっていくのです。
ただし、何でも50点でいいわけではありません。
動作確認や状態の正直な記載のように、
お客さんの信頼に関わる部分は手を抜かない。
力を入れるところと、抜いていいところ。
そこには、ちゃんと見極めがあります。
まじめな人は、動き出せば伸びる
ここまで厳しいことも書きましたが、
まじめな人ほどカメラリセールビジネスで伸びると思っています。
調べる力がある。
丁寧さがある。
続ける力がある。
足りないのは、スタートを切ることだけです。
一度動き出せば、
まじめさは最大の武器になります。
ただ、一人で抱えていると、
このループからはなかなか抜け出せません。
一人で考えるほど、
100点を目指したくなってしまうものです。
まずは今日。
50点でいいので、
1台でも動かしてみてください。
見える景色が変わります。
今回は、ここまで。
それでは、また!
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