こんにちは、やまとです。
前回の記事では、
自己肯定感が低い方ほど、
「自分はできていない」
「全然やれていない」
「子育ても、ビジネスも中途半端」
と、自分を責めやすいという話をしました。
そして、そこで大事なのは、
自分を責めることではなく、
まず事実を分けること。
やったこと。
止まったこと。
次にやること。
この三つに分けるだけでも、
見え方は変わるという話でした。
『【前編】自己肯定感が低いあなたへ。「できていない」と思う前に、見直してほしいこと』
ただ、ここで難しいのは、
この悩みが、自分の内側だけで完結しないことです。
特に子育て中であれば、
夫や妻、家族が近くで見ています。
自分では、
「まだ頑張れる」
「もう少しだけやりたい」
「ここでやめたくない」
と思っていても、
近くで見ている家族からすれば、
そうは見えないことがあります。
寝不足になっている。
イライラしている。
子供への返事がきつくなっている。
家の中の空気が重くなっている。
夫婦の会話が減っている。
そんな姿を見れば、
当然、心配されます。
そして時には、
「もうやめた方がいいんじゃない?」
「そんなに苦しいなら、やめたら?」
「子供との時間を削ってまでやることなの?」
「家族がしんどくなるなら意味ないでしょ」
この言葉は、かなり刺さります。
特に、自分でも少し限界を感じている時。
結果がまだ出ていない時。
子供への罪悪感がある時。
夫婦関係の空気が悪くなっている時。
そんな時に、一番近い人から
「やめた方がいい」
と言われたら、
心が折れそうになると思います。
「やっぱりそうなのかな」
「私は何をやっているんだろう」
「家族に迷惑をかけてまで続ける意味があるのかな」
「やっぱり私はダメなのかな」
そう思ってしまうかもしれません。
ただ、ここで一度立ち止まって考えてほしいのです。
家族の
「もうやめた方がいい」
という言葉は、
必ずしもあなたの挑戦を否定しているわけではありません。
もちろん、言い方がきついこともあるでしょう。
理解がないように聞こえることもあるでしょう。
でも、その奥には、
「あなたが壊れそうで心配」
「家庭の空気が悪くなるのが怖い」
「子供への影響が不安」
「お金や時間の負担が見えなくて怖い」
「いつまでこの状態が続くのかわからない」
という気持ちの表れなのです。
つまり、表面の言葉は「やめた方がいい」でも、
奥にあるのは、
不安。心配。疲れ。見通しのなさ。
そういうものかもしれないのです。
私は、ここを間違えると夫婦関係はこじれると思っています。
本人は、
「応援してくれない」
「わかってくれない」
「家族が足を引っ張る」
と思う。
一方で、夫や妻は、
「こんなに心配しているのに聞いてくれない」
「家庭を見ていない」
「自分だけが我慢している」
と思う。
どちらも苦しいのです。
そして、どちらも本気なのです。
本人は、人生を変えたい。
家族のためにも、なんとかしたい。
自分の力で収入を作りたい。
夫や妻は、家庭を守りたい。
子供を守りたい。
あなた自身が壊れないでほしい。
どちらも間違っていません。
だからこそ、
「続けるか、やめるか」
だけで話してはいけないのです。
家族に
「もうやめた方がいい」
と言われた時、
本当に問われているのは、
夢を諦めるかどうかではありません。
今の続け方が、
家族から見て危険に見えている。
まず、そこを受け止める必要があります。
これは、やめろという意味ではありません。
でも、無視して突っ走っていいという意味でもありません。
必要なのは、やめるか、続けるか。
ではなく、
どの条件なら続けられるのか。
どの状態になったら一度止めるのか。
家族にどこまで負担をかけない形にできるのか。
ここを決めることだと、私は思うのです。
私は、これを「続け方を変える」岐路だと
思っているのです。
ビジネスを捨てるのではありません。
家族を無視するのでもありません。
家族も、自分も、ビジネスも、
全部壊さない形を考えるのです。
たとえば、作業時間。
夜中まで作業して、
翌日に寝不足でイライラするなら、
それは家族から見て不安になります。
ならば、
作業する時間を決める。
終わる時間を決める。
睡眠を削らないラインを決める。
これだけでも、家族の見え方は変わります。
次に、お金。
ビジネスである以上、
資金の問題は避けられません。
特にカメラリセールビジネスは、仕入れがあります。
本人は
「これは必要な仕入れ」
と思っていても、
家族からすれば、
「またお金を使っている」
「本当に戻ってくるの?」
「在庫が増えているだけでは?」
と不安になることもあります。
だからこそ、
今月使う金額の上限を決める。
赤字が出た時の対応を決める。
在庫が増えすぎた時の見直しを決める。
こうしたことを、家族に見える形にする。
これは、ビジネスを小さくするためではありません。
不安を小さくするためです。
家族が怖いのは、挑戦そのものではなく、
終わりの見えない無理です。
いつまで続くのかわからない。
いくら使うのかわからない。
本人がどこまで無理をするのかわからない。
これでは、夫や妻が不安になるのも当然です。
だから、本当に続けたいなら、
根性論ではなく、安心材料を出す必要があります。
「頑張るから応援して」
だけでは弱いのです。
それよりも、
「この時間でやる」
「ここは家庭の時間として守る」
「資金はここまでにする」
「一ヶ月後に見直す」
「ここを超えたら一度止める」
そう伝えた方がいいのです。
その方が、家族も安心しやすい。
そして、自分自身も暴走しにくくなります。
私は、この条件を作ることが、
続けるための一番の近道だと思っています。
もう一つ、見落としてはいけない感情があります。
それは、一緒にビジネスに取り組んでいた仲間への罪悪感です。
家族に止められて、一度休む。
その直後は、正直、ホッとすることもあると思います。
「ああ、もう頑張らなくていいんだ」
「少し休める」
「苦しい状態から抜けられる」
そんなふうに、張り詰めていた糸が緩むような感覚になるかもしれません。
それは、それで自然なことです。
それだけ無理をしていた。
それだけ追い込まれていた。
だから、止まった瞬間にホッとする。
それは逃げたということではなく、
限界に近かった心が少し息をしたということだと、私は思うのです。
ただ、問題はその後です。
少し時間が経つと、
今度は別の感情が出てくることがあります。
一緒にビジネスに取り組んでいた人たちは、
今、何をしているのだろう。
あの人は、まだ続けているのだろうか。
あの人は、成果を出しているのだろうか。
そんなことが気になり始める。
そして、SNSやグループの投稿を見る。
仲間の報告を見る。
誰かが仕入れた話を見る。
誰かが売れた話を見る。
誰かが前に進んでいる姿を見る。
すると、休んでいる自分が、
急に責められているように感じることがあります。
もちろん、誰も責めていません。
仲間は仲間で、自分のやるべきことをしているだけです。
でも、自己肯定感が低く、責任感が強い人ほど、
その姿を見て、自分を責めてしまうのです。
「あの人は頑張っているのに、自分は何をしているんだろう」
「一緒に始めたのに、自分だけ止まっている」
「もう、みんなに顔向けできない」
こうして、
家族から言われて止まったことが、
今度は仲間への罪悪感に変わっていくのです。
家族のために止まったはずなのに、
今度は仲間に対して申し訳なくなる。
そして最後には、
「やっぱり自分は続けられない人間だ」
「また中途半端にしてしまった」
そんなふうに、自分自身を責めてしまう。
でも、違います。
ここで見てほしいのは、仲間との差ではありません。
あなたが止まった理由です。
家族に心配されるほど、無理が重なっていたのかもしれない。
子供との時間。家事。夫婦関係。睡眠。体力。資金。
その全部を抱えたまま、同じペースで走ろうとしていたのかもしれない。
仲間が頑張っているからといって、
あなたも同じ量をこなさなければいけないわけではありません。
同じ場所で学んでいても、同じ条件で生きているわけではないのです。
子供の年齢も違う。
家族の理解度も違う。
使える時間も違う。
体力も違う。
資金状況も違う。
夫婦関係の状態も違う。
見えているのは、その人の活動だけです。
その人の生活の裏側まで、すべて見えているわけではありません。
だから、仲間の頑張りを見て、自分を裁かないでほしいのです。
「あの人は進んでいる」
それは事実かもしれません。
でも、
「だから自分はダメだ」
これは事実ではありません。
あなたは逃げたのではなく、
一度止まる必要があったのかもしれない。
仲間に顔向けできないのではありません。
顔向けできないほど、
自分を責めてしまっているだけかもしれません。
本当に必要なのは、仲間と同じペースに戻ることではありません。
まず、今の自分が続けられる形を取り戻すことです。
自分が出品している商品のページを見直す。
相場価格があっているのかを確認する。
一週間に一度だけでも報告する。
仲間に顔向けできないと思うなら、
完璧な結果を持って戻ろうとしなくていい。
「今、少し止まっています」
「家族との調整をしています」
「まずは小さく再開します」
そう言えれば、それも立派な一歩です。
仲間に対して本当に誠実なのは、
無理を隠して走り続けることではありません。
自分の状況を見誤らず、
もう一度続けられる形を作ることだと、私は思うのです。
だから、休んだ自分を責めないでください。
止まった自分を恥じないでください。
休んだ時間があったからこそ、
次は前よりも壊れにくい形で進めるかもしれないのです。
自己肯定感が低い人ほど、
苦しくなると極端に考えやすいです。
「もっと頑張らなきゃ」か、「もう全部やめるしかない」になってしまう。
でも、本当はその間に、いくつもの選択肢があります。
一時停止する。
作業量を減らす。
仕入れだけ止める。
夜ではなく昼の短時間に変える。
週に数日だけ作業する。
家族と見直し日を決める。
完全にやめる前に、できることはあります。
だから、家族に止められたからといって、
すぐに「もう終わりだ」と決めなくていいのです。
同時に、家族の言葉を無視して突っ走るのも違います。
大事なのは、家族の不安の中身を聞くことです。
「もうやめた方がいい」と言われた時、
こう返してみてください。
「そう見えているんだね。」
「心配をかけているのはわかる。」
「やめるかどうかの前に、今のやり方を見直したい。」
「どこが一番不安に見えている?」
この問い掛けです。
ここで「応援してくれないの?」と返すと、対立になります。
「今やめたら意味がない」と返しても、
相手の不安は消えません。
まず、何が不安なのかを聞く。
睡眠なのか。
お金なのか。
子供との時間なのか。
家事の負担なのか。
夫婦の会話が減ったことなのか。
問題が具体的になれば、対策できます。
でも「家族に反対された」という大きな言葉でまとめると、
何も見えなくなります。
これも前回と同じです。
「できていない」と一言でまとめない。
「家族に反対された」と一言でまとめない。
「仲間に顔向けできない」と一言でまとめない。
何が起きているのか。
どこが不安なのか。
どこを変えれば続けられるのか。
そこを分けるのです。
もし一度止まったとしても、
それを全部、
自分の弱さとして裁かないでください。
辛い時に出した答えは、その時の限界の中で出した答えです。
元気な時の自分が、あとから
「なんであの時、もっと頑張れなかったんだ」
と責めるのは簡単です。
でも、その時のあなたは、
本当にギリギリだったのかもしれません。
だからまず必要なのは、反省ではありません。
回復です。
眠る。
食べる。
一度、心を落ち着ける。
家族と普通に話せる状態に戻す。
子供に笑顔を向けられる状態に戻す。
そこからでいいのです。
そして、もう一度やるなら、
前と同じ形で始めないことです。
再開するなら、
以前より小さく。
以前より見える形で。
以前より家族と話しながら。
以前より自分の状態を確認しながら。
作業時間を決める。
資金上限を決める。
睡眠を削りすぎない。
一ヶ月ごとに見直す。
家族に状況を共有する。
仲間と比べすぎない。
この条件を作ることが、
続けるための現実的な方法だと思うのです。
家族に「もうやめた方がいい」と言われた時、
そこで終わりにする必要はありません。
でも、その言葉を無視してもいけません。
それは、家庭から出ている危険信号かもしれないからです。
危険信号は、夢を諦めるためにあるのではありません。
進み方を変えるためにあります。
止まれというサインではなく、
このままの速度、このままの道では危ないというサイン。
そう受け取ってほしいのです。
家族に心配されたあなたへ。
それは、あなたがダメだからではないかもしれません。
それだけ本気で取り組んでいた。
それだけ無理を重ねていた。
だから、家族は止めたのかもしれません。
仲間の活動を見て苦しくなったあなたへ。
それも、あなたが甘いからではないかもしれません。
置いて行かれたように感じただけかもしれません。
でも、止められたからといって、
あなたの挑戦そのものが間違っていたとは限りません。
間違っていたのは、挑戦そのものではなく、
続け方だったのかもしれない。
ここを分けてください。
もし今、気持ちが沈み続けている。
眠れない。
食欲がない。
何をしても楽しくない。
自分を責める言葉が止まらない。
そんな状態が続いているなら、
ビジネスの問題だけとして、一人で抱え込まないでください。
医療機関や専門機関に相談することも、選択肢に入れてください。
これは、弱さではありません。
守るためです。
家族を守るため。
子供を守るため。
そして、自分自身を守るためです。
最後に。
前編と後編を通して、
私が一番伝えたかったのは、
「自分を責める前に、分けて考えてほしい」
ということです。
できていないのか、できている部分を見落としているのか。
本当にやめたいのか、今の苦しい続け方を変えたいのか。
家族は反対しているのか、それとも心配しているのか。
仲間に顔向けできないのか、自分で自分を責めすぎているのか。
ここを分けて考えるだけで、次に取るべき行動は変わります。
ビジネスを続けることも大事です。
でも、家族を壊してまで、自分を壊してまで、続けるものではありません。
だからこそ、
やめるか、続けるかではなく、続けられる形に変える。
完全に止まる前に、一つだけ小さく残す。
一度止まったのなら、自分を責める前に、まず回復する。
もし休むなら、
「もう終わり」と決めつけるのではなく、
戻ってくる時の形も、少しだけ考えておく。
そして、もう一度進むなら、
家族も、自分も、ビジネスも守れる形に変えていく。
それが、現実的な続け方だと私は思います。
今回は、ここまで。
それでは、また!
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