こんにちは、やまとです。
最初にお伝えしておきます。
私は、メンタルヘルスの専門家でもありません。
医師でも、心理士でもありません。
ですから、医師や心理士のような立場で、
何かを診断することはできません。
ただ過去に、人事関係の仕事に関わる中で、
メンタルヘルスケアについて学んできたことがあります。
人がどんな時に追い込まれるのか。
どんな時に、自分を責めてしまうのか。
どんな時に、心が折れやすくなるのか。
そうしたことを、学んだり、見聞きしたりしてきました。
そして今、
CRCカメラリセールクラブを運営する中でも、
実践される方々と向き合っていると、
同じような場面に出会うことがあります。
特に多いのが、
「自分はできていない」
「全然やれていない」
「子育ても、ビジネスも中途半端」
「家族にも迷惑をかけている気がする」
そんな言葉です。
もちろん、そう感じる気持ちはわかります。
特に子育て中の方であれば、
子供との時間もあります。
家のこともあります。
場合によっては、外の仕事もあります。
その上で、ビジネスにも取り組もうとしている。
そりゃ、簡単なわけがありません。
むしろ、簡単にできてしまう方が不思議です。
だけど、真面目な人ほど、
自分を責めてしまうのです。
「私は時間の使い方が下手だ」
「私は覚悟が足りない」
「私は他の人より甘い」
「だから結果が出ない」
ただ、ここで一度立ち止まって考えてほしいのです。
本当に、あなたはできていないのでしょうか?
それとも、できている部分を、
自分だけが認められていないのでしょうか?
少し、大事な話をします。
心理学の世界では、
ものごとの受け取り方や考え方のクセを「認知」と呼ぶことがあります。
難しく聞こえるかもしれませんが、
簡単に言えば、
「現実をどう見ているか」
ということです。
たとえば、同じ一日でも、
ある人は、
「今日は少しでも進めた」
と思う。
別の人は、
「これだけしかできなかった」
と思う。
起きている事実は同じでも、
受け取り方が違うのです。
自己肯定感が低い人は、
この受け取り方が、とても厳しくなりやすい。
少しできたことは、
「それぐらい当たり前」と処理する。
でも、できなかったことは、
「やっぱり自分はダメだ」と大きく受け取る。
つまり、できたことは小さく見て、
できなかったことだけを大きく見てしまうのです。
これは、能力がないという話ではありません。
むしろ、責任感が強い人ほど起こりやすい。
子供のことを大事にしたい。
家族にも迷惑をかけたくない。
でも、自分の人生も変えたい。
ビジネスでも結果を出したい。
全部、本気なのです。
だから苦しくなります。
もともとそこに執着がない人なら、
そこまで悩みません。
「今日は無理だった」
「また今度でいいや」
と、もっと軽く流せるかもしれません。
でも、責任感が強い人は、
そうは行かないのです。
子供といる時は、
「ビジネスを進めなきゃ」
と思う。
ビジネスをしている時は、
「子供に申し訳ない」
と思ってしまう。
休んでいる時は、
「こんなことをしていていいのか」
と思う。
どこにいても、自分を責めてしまうのです。
これでは、心が休まるはずがありません。
そして、どれだけ動いていても、
本人の中では、
「私はできていない」
になってしまう…。
まず必要なのは、
もっと頑張ることではありません。
自分を責める前に、
事実を分けることです。
「できていない」
この一言でまとめてしまうと、
全部がダメに見えてしまいます。
でも実際には、
そうではないことが多いのです。
たとえば、
リサーチはした。
でも、仕入れはできなかった。
出品ページは開いた。
でも、出品まで進めなかった。
子供とは一緒にいた。
でも、スマホを見ながらで、少し後悔している。
ビジネスの時間は短かった。
でも、一品だけでも出品ページの見直しはできた。
家事も育児もあって、
まとまった時間は取れなかった。
でも、完全にゼロではなかった。
こうやって分けてみると、
見え方が変わります。
「何もできていない」
ではないのです。
できたこともある。
止まったところもある。
次に見直すところもある。
それだけです。
ここで大事なのは、
自分を甘やかすことではありません。
事実を見ることです。
「私はダメだ」ではなく、
「今、どこで止まっているのか」を見る。
「私は向いていない」ではなく、
「どの作業が重くなっているのか」を見る。
「家族に迷惑をかけている」ではなく、
「どの時間帯に負担が出ているのか」を見る。
こうやって分けるだけで、
自分への責め方は少し弱くなります。
私は、これが大事だと思っています。
特に子育て中の方は、
独身の方や、時間が自由に使える方と同じようには動けません。
これは、言い訳ではありません。
前提条件が違うのです。
子供が小さければ、
予定通りに進まないのは当たり前です。
急に泣くこともある。
体調を崩すこともある。
学校や園の予定もある。
ご飯も、お風呂も、寝かしつけもある。
その中でビジネスに取り組むのです。
まとまった時間が取れない日もあります。
夜にやろうと思っていても、
子供と一緒に寝落ちしてしまう日もあるでしょう。
そのたびに、
「またできなかった」
と責めていたら、
続くものも続きません。
だから、子育て中のビジネスは、
最初から考え方を変えた方がいいと思うのです。
長時間やる前提ではなく、
ゼロにしない前提。
一気に進める前提ではなく、
細くても切らさない前提。
たとえば、今日は、
一つのカテゴリだけ見る。
今日は相場を一つだけ確認する。
今日は一品だけ出品をする。
今日は出品文を少しだけ直す。
今日は発送だけ終わらせる。
これでもいいのです。
もちろん、結果を出すためには量も必要です。
それは間違いありません。
でも、心が折れて完全に止まってしまうぐらいなら、
まずは細くても続ける方がいい。
ゼロにしない。
この考え方が大事です。
子供との時間も同じです。
「もっと一緒にいてあげないと」
「寂しい思いをさせているのではないか」
「私は親として足りていないのではないか」
そう思う方もいるでしょう。
でも、子供との時間も、
長さだけで考えると苦しくなります。
大事なのは、
子供が安心できる接点を残すことです。
たとえば、寝る前に少し話を聞く。
食事中だけはスマホを置く。
一日一回、目を見て声をかける。
抱きしめる。
「待っていてくれてありがとう」と伝える。
短い時間でも、
子供が、
「自分は見てもらえている」
と感じる瞬間を作る。
これが大事だと思うのです。
もちろん、子供との時間を軽く見ていいという話ではありません。
子供は大事です。
家庭も大事です。
ただ、親である自分の人生も、
全部なかったことにしなくていい。
子供を大事にすることと、
自分の挑戦を全部捨てることは、
同じではありません。
ここを間違えると、
苦しくなります。
子供のために我慢する。
家族のために諦める。
自分だけが飲み込む。
それを続けていると、
いつか別の形で苦しさが出てくることもあります。
だからこそ、
子育てもビジネスも、
どちらか一方を完全に捨てるのではなく、
今の生活の中で続けられる形に組み替える。
それが必要なのだと思います。
そして、自己肯定感が低い人ほど、
この「組み替える」という発想が苦手です。
なぜなら、すぐに
「できるか、できないか」
「続けるか、やめるか」
「頑張るか、逃げるか」
という二択で考えてしまうからです。
でも、現実はそんなに単純ではありません。
今は量を減らす時期かもしれない。
今は作業を小さくする時期かもしれない。
今は家族との時間を整える時期かもしれない。
今は睡眠を戻す時期かもしれない。
それは、逃げではありません。
続けるための調整です。
だから強調して何度でも伝えたいのは、
「できていない」と思う前に、
まず見直してほしいのです。
本当に、何もできていないのか。
それとも、
できたことを自分だけが認めていないのか。
本当に、意志が弱いのか。
それとも、
今の生活に対して、やり方が大きすぎるのか。
本当に、ビジネスに向いていないのか。
それとも、
子育て中の現実に合った進め方になっていないだけなのか。
ここを分けてください。
自分を責めるのは簡単です。
でも、自分を責めても、
次の一手は見えません。
「私はダメだ」
で終われば、
そこで止まります。
でも、
「私は相場確認で止まっている」
「私は夜に作業しようとして失敗している」
「私は子供との時間に罪悪感を持ちすぎている」
「私は一日の合格ラインを高くしすぎている」
と分けられれば、
次に変える場所が見えます。
だから、まずは自分を責める前に、
事実を分ける。
やったこと。
止まったこと。
次にやること。
この三つでいいです。
そして、今日の最低ラインを決める。
子供との接点を一つ。
ビジネスの一手を一つ。
自分を回復させる時間を少し。
これだけでも、
その日は完全なゼロではありません。
むしろ、家庭も、自分も、ビジネスも、
全部投げ出さずに守った日です。
大きく進んでいなくてもいい。
派手な結果が出ていなくてもいい。
まずは、切らさないこと。
ここからです。
自己肯定感が低いあなたへ。
いきなり自信を持とうとしなくていいです。
無理に前向きになろうとしなくてもいいです。
ただ、自分を責める前に、
一度だけ事実を分けてください。
あなたは本当にできていないのか。
それとも、
できている部分を、
自分だけが見落としているのか。
そこから見直してほしいのです。
ただ、ここで難しいのは、
この悩みが、自分の内側だけで完結しないことです。
特に子育て中であれば、
夫や妻、家族が近くで見ています。
限界ギリギリで頑張っている姿を見れば、
当然、心配もされます。
そして時には、
「もうやめた方がいいんじゃない?」
と言われることもあります。
その時、どう受け止めればいいのか。
それは次回、
お伝えします。
今回は、ここまで。
それでは、また!
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