前回までのお話です。
土俵に上がった瞬間、負けが決まる戦いがあります。
努力とか根性とか、
そういう話ではありません。
条件の時点で、もう差があり過ぎる。
そういう戦いです。
相手が悪いのではなく、
戦う場所の選び方がズレている。
それだけの話です。
たとえばebay。
セラーを見れば分かります。
売っているセラーの出品数が、
とても真似できない。
あの出品数は、才能でもセンスでもありません。
経験と時間、資金の積み重ねです。
そこに新規参入で正面から突っ込む。
これは難しいです。
頑張れば追いつける、という話ではありません。
追いつく前に、こちらが削れて終わります。
過去のインタビュー動画でもあったように、
なかなか売れない。
それでも出品しなきゃ売れない。
出品を増やすために、仕入れが荒くなる。
荒く仕入れるから、売れ残る。
売れ残るから、資金が止まる。
資金が止まるから、焦る。
焦るから、また荒くなる。
この流れは、気合いでは止まりません。
一度回り始めると、ズルズル行きます。
売れないのがわかると、
今度は利益を上乗せしたくなる。
価格に上乗せできればいいのですが、
それでは売れない。
そうなると仕入れ価格を絞る必要がある。
今度は、仕入れる数が減って行くのです。
これが今、
ebayで発生しているのは、
WORKSHOP参加者の方から聞いています。
もちろん全く売れないわけではありません。
ボチボチ売れるから、
期待はしてしまう。
でも、それはボチボチであって、
本来、売れなきゃならない所までは行っていない。
気づけば
資金も減らしてしまっているのです。
個人が見るべきは、
出品数ではありません。
回転です。
回転とは、現金に戻る速さです。
資金が少ない人はもちろん、
資金が増えてきた個人でも、
ここを外すと一気に苦しくなります。
なぜなら、個人の武器は“重さ”ではないからです。
個人の武器は、軽さです。
軽いから、修正が効く。
軽いから、方向転換ができる。
軽いから、判断が速い。
その軽さが一番生きるのが、回転です。
回転が上がれば、
お金が戻る。
次の仕入れができる。
次で試せる。
試した結果で、直せる。
直してまた回せる。
派手さはありません。
でも、個人が強くなるのはここなのです。
ebayでは、プラットフォームの特性、
それに仕様が小回りが利くようにできていないのも
一つの理由です。
それに加えて、
去年からはトランプ関税です。
これにより、
強い者は生き残り、
弱い者は消えていくだけ。
そんな両極端な現象が、
起きているのです。
ですから
回転に目を向けるために、
見る場所を変える。
戦う相手と場所を変える。
メルカリとヤフオク。
ebayでは、外国人相手ですが、
国内のプラットフォームでは、
同じ日本人がメインのお客様です。
翻訳ツールやAIを使わなくてもいいし、
輸出に関わるリスクも少ない。
侘び寂びもわかれば、
漢字、ひらがな、カタカナも
使い分けることができる。
それに加えて、
誰もが知っている様で、
誰もが使っていない裏技も使える。
それが国内の強み。
それにより、
高回転が維持できるのです。
これも土俵を変えることで
見えてくることです。
別に勝てない相手と
いつまでも戦う必要はありません。
土俵を変えるだけで、
戦い方も変わります。
知恵も浮かびます。
資金が少ないのなら
少ないなりの戦い方があります。
ぜひ、土俵を変えること。
ご一考ください。
今回は、ここまで。
それでは、また!
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