勢い、大事です!
でも勢い任せでは、
ビジネスは成功しません。
最近、特に気を付けていただきたいのは、
このビジネスの、特徴・メリット。
これらを基本に立ち戻って考えていただきたい。
そう考えています。
なぜなら無謀な真似をされる方が
増えてきたから。
なにより、
それを生徒に強いるような所もあるように
感じるからです。
まず、基本的な所を押さえてください。
特徴とは、
他のビジネスと違う所。つまり差別化です。
そしてメリットとは、
何がいいのか、長所です。
これらを捉えずに
突き進む人もいます。
結果、成果が得られず、
悩む、止まる、挫折する。
そもそもカメラリセールビジネスは
個人で行うビジネスです。
いくら私が外注化・組織化をしているとはいえ、
それでも個人ビジネスの延長に過ぎません。
他の企業が行うような
大規模な事業とは違うのです。
では、カメラリセールビジネスのことを
もっと深堀りして参りましょう!
この分野の中心は、
中古商品の相場を捉えて、
仕入れリサーチをすること。
ここができなければ、
何も始まりません。
そして、この「相場を捉える」という行為そのものが、
このビジネスを個人の仕事として成立させている。
私はそう見ています。
中古市場は、同じ商品が二つとありません。
同じ型番でも、状態が違う。
付属品が違う。
保管のクセが違う。
説明文の丁寧さも違えば、写真の撮り方も違う。
つまり相場は、
「型番の平均」だけで決まらないのです。
相場は、
その個体の条件や出品者次第でも変わるのです。
たとえば、「動作未確認」。
たとえば、説明の誤記。
たとえば、記載漏れ。
たとえば、レンズ内の薄いクモリ。
たとえば、絞りの粘り。
たとえば、AFの異音。
中古は、こういう“不確定”が
当たり前に混ざっています。
だから仕入れリサーチの核心は、
相場を当てることではありません。
今、目の前にある商品を仕入れたとして、
いくらで出品すれば売れるのか?
その際に、利益はどれくらいなのか。
売れるまでに、どれくらいの期間が必要なのか。
そこを読み取る“力”なのです。
これができないと、
仕入れは「勝負」ではなく「賭け」になります。
大企業がこの分野に本腰を入れて
進出して来ない理由が、
この相場判断の難しさにあります。
というのも、
大企業は人材育成に時間とコストが掛かり過ぎる。
そう思っているからに過ぎないのです。
中古の相場判断は、
座学で終わりません。
マニュアルを作っても、
最後の判断が残ります。
同じ型番でも、
毎回、条件が違うからです。
毎回違うものを見て、
毎回違う判断をして、
外したら原因を掴んで直す。
これを繰り返して、
やっと精度が上がります。
企業が本気でやるなら、
人を増やして量を取ります。
しかし量を取るには、
相場判断ができる人材を増やさなければならない。
ところが育成には、時間が掛かる。
そして育成期間中の失敗コストも避けられない。
高く仕入れる。
売れ残る。
検品すれば、商品説明と状態が違った。
返品対応も増える。
こういう授業料を、
人数分抱えることになります。
つまり
相場観は、人に宿る部分が大きい。
しかも育った人材が抜けた瞬間に、
同じ判断品質を維持しにくい。
これが事業として重く見える。
だから、参入しにくいのです。
では、昨今流行りのAIはどうか?
最近は「AIで相場が分かる」と言う人もいます。
確かに、役に立つ場面はあります。
抜け漏れのチェック。
リスクの洗い出し。
要点の整理。
このあたりは上手い。
しかし、仕入れリサーチの中核。
つまり、
「この個体を、この条件で、この値段で買っていいか」
ここでは、AIは苦手が出やすいのです。
理由は単純で、
中古市場は「情報欠損」と「例外」が多いからです。
情報が欠けた出品を前にすると、
AIは欠けた部分を埋めて
それっぽい答えを作りたくなる。
しかし仕入れでは、
その「それっぽさ」が事故になります。
見えていないリスクは、
見えていないまま残るからです。
そしてAIは、
型番の平均に寄りやすい。
相場のレンジと、
その個体の値付けが混ざりやすい。
出品価格と成約価格も混ざりやすい。
たまたま競り上がった例外や、
付属品が多い例外が混ざれば、
数字は簡単に歪みます。
結局ここでも必要になるのは、
人の判断。
相場を外す原因を拾う目。
拾えないなら危険として扱う判断。
ここを積み上げた人ほど、
仕入れが安定します。
つまり、人の経験値と情報量が
このビジネスのポイント!
大企業は、人材育成が重くて苦手。
AIは、情報欠損と例外処理が多くて苦手。
だからこそ、
個人ビジネスとして成立します。
個人は、小さく試せます。
外しても致命傷になりにくい。
外した理由を掴んで、
次の判断に反映できます。
つまり小回りが利く。
そして、
この反復が、相場観を作ります。
相場観とは才能ではありません。
「不確定を不確定として扱う力」です。
買わない判断ができる力です。
そして、買う時に根拠を持てる力です。
つまりこのカメラリセールビジネスを
成功させる一つの要因は、
力を付けて行くということ。
そして必要な情報を得ること。
ここにポイントが持てるかどうか。
大企業やAIと同じことしていても
未来はありません。
まずは、個人ビジネスの特徴とメリットを捉える。
ぜひ、再考してください。
今回は、ここまで。
それでは、また!
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