woman sitting leaning forehead on knee

“いい人”が売れない理由とは?

人は誰でも“いい人”に見られたい。

 

それはわかります。

 

悪い人に思われたくない気持ちも

大切だと思います。

 

しかし、肝心なことを忘れていませんか?

 

 

最近のメルカリやヤフオクの出品を見ていても、

2極化しています。

 

商品の状態なんてロクにチェックもせず、

「画像を見て判断ください。」

「神経質な方は入札しないでください。」

「返品返金は受け付けません。」

 

そんな一文が堂々と、

時には目立つように赤太文字。

 

 

でも、そんな方の評価を見ると

だいたいトラブっています。

 

そして、評価コメントでも

「説明文をお読みください。」等々

出品者、落札者をお互いになじる様な文言。

 

時にバトルが繰り広げられ、

それを読むのは第三者としては面白い。

 

なのですが、

やっぱり読んでいても情けない。

 

 

一方で、悪い所だけを

つらつらと述べている商品説明。

 

全てのキズをピックアップ。

光学系細かく、

動作のチェックも

出来ていること出来ていないも明確に。

 

購入して頂いた落札者様に

迷惑を掛けたくもないし、

返品やクレームも受けたくない。

 

悪い評価なんて

一つたりとも貰いたくない。

 

そんな意志が見ててくる。

 

 

そりゃ出品者の人間性は

後者の方が断然いい。

 

共感もする。

 

だけど、そんな方が売れているのかと言えば

ほぼ売れていない。

 

 

誤解も多い、この「カメラ転売」の世界。

 

叩き系では、取り上げられることも

しばしば。

 

一部の情報弱者のカメラファンからは

騙して売っている。

 

高値で売っている等々。

 

そんな記事を目にしたりすると、

ただの不用品の販売も

怖くて気を使ってしまうのでしょう。

 

誰でも言われたくもないし、

そう思われたくもない。

 

自分はそうじゃない感が

ビシバシページから漂って来る。

 

 

たぶん、一部のカメラファンの方が

ヤフオク出品者に期待するのは

こんな出品者のことでしょう。

 

でも、価格が高いわけでもないのに

売れていない。

 

不思議なものだと思いませんか?

 

 

でも、こんな方も多いのです。

 

人としては間違いなく

“いい人”なのに、

売れていない。

 

 

その理由は、

購買行動を考えていない。

見ていない。

 

そんな単純なことなのです。

 

 

最近はスーパーでも、

“手前取り”が推奨されていますが、

少し前であれば

賞味期限をチェックされる方も多かったはず。

 

野菜であれば

ひっくり返して見たり、

重さのチェック、

魚の目をマジマジと見たり。

 

服であれば試着して。

 

家電であれば、

スペックのチェックしたり、

省エネのチェック。

 

・・・・と言いたいところですが、

 

人がモノを買う時のチェック方法は

イロイロ聞きますが、

 

結局、一番は見た目と勘。

 

買い物は楽し行けれど、

それほど時間も掛けられない。

 

そんな方も多いのではないでしょうか?

 

 

それが中古品となれば、

もっと買い方は変わります。

 

 

例えば、中古車。

 

たぶん、ほとんどの方は

道路を走る車ですから

ヘンな車は買いたくないと思っています。

 

事故の誘発にも繋がりますしね。

 

だからエンジンに異音はないか。

ブレーキは効くか。

ミッションやATに異常はないか。

タイヤの溝は充分か。

右や左に曲がって走るのではなく

真っ直ぐ走ることが出来るか。等々。

 

買う前からチェックしなきゃ行けないのは

知っているはずです。

 

でも、本当にチェックしたことがありますか?

 

ほとんどの方は

儀礼的にボンネットを開けるかもしれませんが、

エンジンや周辺機器を見てもわかりません。

 

異常なんて言われても

何が異常なにかもわかりません。

 

ネジの錆を見たり、

塗装の状態を見て

骨格に異常が無いかを調べたりもしないはず。

 

とりあえず試乗をさせてもらっても、

嬉しさや真新しさに

意識が行ってしまい、

異常を察知なんて見ることさえも

忘れてしまいます。

 

 

結局、誰が見てもわかるのは

外観の状態。

 

しかも修理後の状態を見るのではなく、

今、目に付くだけのキズ、凹み。

それに塗装の状態。

 

そして最後には、

「中古車なんだから」と

自分に言い聞かせて

契約書にサインする。

 

これ中古車を買う方のパターンです。

 

つまり、悪い所を見なきゃ行けないと

思いつつも、

いい所を探して自分に言い聞かせる。

 

キズがあっても、

最終的には

「全体的には綺麗なんだから!」と

購入を決めるはずなのです。

 

 

つまり中古品の場合、

前段階では

中味のチェックが必要と思っていても

 

購入時には、

いい所を探して、

見た目と印象で決める。

 

これが購入のパターンなのです。

 

 

それなのに“いい人”は、

細かく悪い所を全てピックアップ。

 

〇〇は良くない。

△△が悪い。

□□が入っている。

等々

 

少しだけカメラが好きな方が

カメラを売ろうとされる方も

同じ傾向。

 

まじめに

細かくチェックをして

漏れなく記載していながら、

最後にはエクスキューズ。

 

「あくまでも個人の見解です。
神経質な方は入札しないでください。」

の一文。

 

それでは、誰も買う気がしません。

 

買う“決め手”が欠けているのです。

 

 

お客様は、中古品だと知っていて

入札、購入しようとします。

 

商品が完璧だと思っていません。

 

その前提として、

それでもいい商品を買おうとされる。

だから、少しでも

“いい所”を見つけようとしているのを

砕いてしまっているのです。

 

つまり自分のことを“いい人”と

見られたいばかりに

お客様の行動を考えていない。

見ていない。

 

ということなのです。

 

 

もちろん、かと言って

その商品チェックを怠っていてもダメです。

 

悪い箇所は必ず記載する。

 

でも悪い箇所を記載したら、

その倍以上の“いい所”を探して

伝えて上げる。

 

それが商品説明なのです。

 

 

言わば、

『一品入魂!』

 

 

このバランスが取れていない出品者は

商品が売れていません。

 

これから売れる時期に入ります。

 

今のうち

出品ページの修正を行ってください。

 

 

売行きが変わります。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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