宝物を売っている!

沢山の人が

ヤフオクで出品をされています。

 

その中で、

ヤフオクのゴールデンタイムの

たった2時間の間には

2000件から3000件が

カメラ光学機器のカテゴリでは取引され、

 

約その倍の件数がたった1日で取引されます。

 

 

当然、出品された方全員が

売れることもなく、

大多数は売れ残ります。

 

1ヶ月の間にも単純計算で

約3分の2が売れ残る計算なのです。

 

 

そして同じ商品でも

売れる商品もあれば

売れない商品もある。

 

価格が問題なのかと言えば

それだけが問題ではなく、

状態が良くても安い商品が売れ残り、

少しぐらい悪くても

高い商品が売れているパターンもよく見かけます。

 

実際に、あなたも

ヤフオクやメルカリ、ラクマや

amazon、ebayでも

その現象は見たことがあると思います。

 

 

ではなぜ、そんなことが起きるのでしょうか?

 

なぜ、同じ商品であっても

売れる人、売れない人がいるのでしょうか?

 

「たまたま、そうなった」と言われる方もいますが、

本当にそうなのでしょうか?

 

私が見ている限り、

売れない人はトコトンまで売れなくて

売れる人はポンポン売れています。

 

売れていない人は残念なことに、

全く選ばれることが無いのです。

 

これは商品を商品としか見ていない人が

売れていません。

 

商品が良ければ売れる。

商品が安ければ売れる。

 

そう思っているから、

売れないのです。

 

 

そこで本来であれば

選ばれる為のテクニックの話をするのですが、

今回は、もっと本質の話です。

 

お客様は

どんな想いでカメラやレンズを

購入されようとしているのか?

 

なのです。

 

 

基本的に、カメラやレンズは

衣食住に関する商品ではありません。

 

無ければ生きて行けないという方は

余程のマニアもしくはプロの方、商売をされている方で

ほとんどの方はなくても生活は出来る。

 

ましてや、

消耗品の様に使えばなくなるものでも、

使ったら捨てるものでもありません。

 

そして単なる道具だけでもない。

 

 

でもカメラやレンズは

それでもあれば生活も

もしかしたら人生も豊かになります。

 

その為の商品、

趣味の世界での商品なのです。

 

ですから、絶対に買わないといけないというものでも、

無ければ死んでしまうという商品でもない。

 

でもしかし、

お客様は自分の趣味として

買われるのですから、

これから自分の宝物になるであろうモノを

買おうとされているのです。

 

問題なのは、

この宝物を買おうとしているお客様と

 

売れればいい、

買ってくれれば利益が出ると思っている

出品者と入札、落札者とのギャップ。

 

まるで消耗品を扱っているかのような

出品者との“差”なのです。

 

例えば、

お子さんが生まれて

これから記録を残されようとされる方は、

思い出の1枚と共に、

 

「この写真、あのカメラで撮影したな」

「この時は泣いてばかりで大変だったな」なんて

写真と共にその時の記憶が蘇り、

カメラのことも思い出されます。

 

旅行へ行くためにカメラを買われる方もそうです。

カメラは単なる道具だけではなく、

思い出と一緒に旅しているのです。

 

そこから撮影する楽しさを知り

ドップリハマる方は

レンズを変えたりして楽しまれます。

 

もっと高性能のカメラが欲しくなる方もいます。

 

デジタルのバシッとした色が苦手で

フィルムの淡い写真を好まれる方もいます。

 

つまりお客様にとっては

最初から最後まで

カメラやレンズは宝物。

 

自分が手に入れて

手放す時まで宝物なのです。

 

 

その自覚が無い方は

売れません。

 

安ければ売れるだろう。

いい商品だから買って行け!

 

そう思っている方から

カメラレンズを

誰も買いたくもないのです。

 

実際に、あなたも

自分の趣味や好きな物をネットで購入するとなれば

選びまくるでしょ?

 

なのに出品する側に回ると

忘れてしまう。

 

少しでもお金にしたい。

売って儲けたい。

 

そんな事ばかりを考えてしまっているのです。

 

 

「そんなのはネットだから伝わらない」?

 

そんな考えだから

売れないのです。

 

 

購入者はアンテナ感度をMAXまで上げて

嫌な人からは遠ざかるようにしています。

 

騙そうとセラーや

売りつけようとしているセラーの

“匂い”を感じようと必死なのです。

 

なにせ、自分の宝物を買うわけですから

当然の行為です。

 

「中古だから

そんな所までは見ないだろう?」

 

いいえ、中古だからこそ、

そんな所まで見なきゃ行けないと思っているのです。

 

新品であればメーカー保証もあります。

 

そりゃ工業製品ですから

少なくとも個体差はあっても

それでも新品は商品に対する安心感はあります。

 

でも中古商品を買う時は

その安心感がありません。

 

自分が得られる情報源を最大限駆使して

少しでも安心出来る人から

安心出来る商品を買いたいのです。

 

だから、

「中古だから

そんな所までは見ないだろう?」と

思ってる方は排除されます。

 

少しでも雑な所があれば、

すぐさま別のセラーの商品に行ってしまいます。

 

それがお客様の心理なのです。

 

 

それ故に何でもカンでも出品さえすれば

売れると思ってる方は売れません。

 

売れない3分の2の方は

ほとんどが出品さえすれば売れるという

雑な考えが出品ページからビンビン伝わって来ます。

 

汚いし、行間もバラバラで

画像すら揃っていない。

 

その癖、煽るようなことばかりが

説明されていて

とてもとても入札しようとさえ思えません。

 

ウオッチリストに入れるのさえ

汚らわしい。

 

そうお客様は思っているのです。

 

 

だから売れないのです。

 

 

カメラ・光学機器のカテゴリでは

毎日30万件以上が出品されています。

 

その中で1ヶ月間で売れるのは

11万件から12万件前後。

 

それ以外は売れていません。

 

ただ、それでも売れている人は

11万件から12万件の間に、

常に自分のシェアを確保しています。

 

それが現実。

 

 

お客様であるカメラファンは

常にカメラやレンズを欲しがっています。

 

ただ、あなたからは買いたくないだけ。

 

それは自分の宝物を買うのに

あなたは相応しくないと思っているから。

 

もっとセラーとして

宝物を売っているという自覚と自負を持ってください。

 

そこから工夫は生まれます。

 

厳しいですが

現実です。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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