外注化が目的となっている。

CTCカメラ転売クラブ名物、

グループコンサル後に、

外注化についての話をしたのです。

 

 

というのも

本来外注化というのは、

人に任せながら自分の時間を作る。

 

もしくは、自分一人で行っていることを

複数の方に手伝って頂き、

倍以上の作業を行って頂く。

 

それによって

自分の行うべき課題、作業を絞り込み、

遂行できる環境を作る。

 

そんなところが目的だと思うのです。

 

時には限りなく

自分の“手離れ”を目的としている方も見えます。

 

 

ただ、その外注化が本来の目的とは

別の方向に動いているのを

感じる時もあるのです。

 

つまり、外注化が目的となっている。

 

結果、外注化は行っているけど、

全然、楽にはならない。

 

外注さんを動かすために、

自分の作業が増えてしまっている。

 

そんな状況から抜け出していない人も

見えるのです。

 

昨夜伝えた言葉は、

「アルバイトリーダーみたいになっている。」

 

プレイングマネージャーならまだしも、

マネージメントが行われていない。

プレーヤーから抜け出せる組織作りが

なされていないのです。

 

それを

「ネットビジネスだからしょうがいない。」と

思っているフシがあるのです。

 

 

例えばです。

 

外注化を行うと

仕入れ担当と出品を行う担当者は別々になります。

 

そうなると出品担当者は、

その商品の状態を把握せず、

また出品ページの文言をどうやって作成すればいいのかが

わかりません。

 

そこで、仕入れた商品の状態や

記入してほしい文言を出品担当に伝えるのに

自分で動いてしまうのです。

 

伝え方は、それぞれですが、

例えばスプレッドシートを使うとか、

共有ファイルを使うとか。

 

つまり、役割作業担当ごとの

“縦割り”の分担にして

横方向の連携を自分が行う。

 

伝書鳩のような作業を

自分が行っているのです。

 

そもそも出品作業を外注化しているということは

ほぼ定型のフォーム、定型文が作られていると思います。

 

そこに文言を当てはめる。

 

商品タイトルも、

ほぼ定型にしているはずですから、

それに倣って商品タイトルも作っているはずです。

 

そこに指示を出す作業。

 

自らがスプレッドシートや

共有ファイルに記入する。

 

一見、自分が行っていた作業よりも

手間は少なくなっているように見えますが、

実際は画像の貼り付け等々の作業が無くなっているだけ。

 

今までは出品ページの作成時に

自分で入力していたことを

スプレッドシートに入力しているだけだから

作業自体、減っている様でそれほど減っていないのです。

 

当然、外注化を行い始めると

売れます。

 

販売件数も増えて来るのです。

 

よって、

自分が指示を出す作業もドンドン増えて来る。

 

でも自分が指示を出さなければ

出品担当者も動けないから、

出品作業も滞る。

 

結局、出品担当者、

外注さんを動かすために

自分が動くことになるのです。

 

これで、売上利益が

思うように増えていれば

それはそれでいいでしょう。

 

だけど、本来の外注化を行うことの目的から外れ、

外注化が目的となっているのです。

 

 

このパターン、多いのです。

 

本人気づいていなくても、

外注さんに動いてもらうために

自分が動き過ぎる。

 

結果、作業に押し潰される方も

見えるのです。

 

 

これ、指示命令だけで済まそうとして

人を育てることをしようとしていない人に多い。

 

そして、面白いのは

指示命令を嫌って来た方にこの傾向は多いのです。

 

何が起きているのかと言えば、

作業指示と“育てる”を混在して考えているのです。

 

外注さんを採用し

最初に作業をして頂く時には

指示命令から始まります。

 

だけど、これはファーストステップ。

 

作業に慣れて頂く。

 

徐々にどうやって出品ページの

文言を作っているのかを教えなければ、

自分の手離れは出来ないです。

 

もちろん、商品の状態も

自分が伝えるのではなく

外注さん同士でコミュニケーションが取れる様にする。

 

これを行わなければ

いつまで経っても自分の作業は減らないのです。

 

 

私のチームの事例です。

 

出品担当者は外注さんの中でも

王様扱いです。

 

ネット上で仕入れた商品も

店舗から仕入れた商品も、

出品担当者は見られる様になっています。

 

ですから仕入れた時の

出品ページを見ながら検品、

そして出品ページを作成します。

 

特にデジタル系に関しては

メーカーのHPや他のサイトで販売しているところから

文言を引っ張って来るようにしています。

 

 

別のチームでは

検品、撮影作業と出品ページを作る担当者は別です。

 

この場合、検品撮影担当者は

仕入れ時の出品ページとの照らし合わせを

行うだけで、

間違っていなければ、そのまま。

相違がある時にはその部分だけを伝える。

 

そんな形になっています。

 

出品後の出品ページの修正も

出来るだけ出品担当者に行ってもらう。

 

これで最初はひと手間掛かりますが、

スグに慣れて頂けるのです。

 

だからリーダーはチェック作業に徹してくれていて、

その他の作業もスムーズに出来るのです。

 

 

あとは頑張っている外注さんの失敗は

笑って済ませる。

 

 

逆の人もいるんですよ。

 

外注さんの失敗は許せなくて

自分の失敗は許す人。

 

人に厳しく自分に甘い。

自分の立場が分かっていない人。

 

これはダメ。

 

 

例えば、カメラ転売クラブのメンバーは

マネジメントをする側。

 

指示命令を受ける側ではなく

出す側のはずです。

 

ですから、

外注さんと同じ意識、

同じ考えでは務まらないはずなのです。

 

学ぶべきこと行うことも

別のはずです。

 

それを混同してしまうと

今度は外注さんに過剰の仕事になりますから

組織化になりません。

 

育ちませんからね。

 

 

昨夜、メルカリマイスターのYBさんが、

「意外と外注さんは出来るものですよ。」と

言っていました。

 

YBさんも最初は仕入れ外注には

期待していないかった模様。

 

だけど、今は

外注さんがリサーチをされる。

 

相場検索までされ、

仕入の決定権も外注さんが行ってくれるそう。

 

 

権限移譲も、

やって見ると意外に出来ます。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

【追伸】

12/20~

『売れる商品の見つけ方』

WORKSHOPの

スケジュールは下記の通り。

 

開催期間は

12/20(月)~12/26(日)までの

一週間。

 

■12/20(月)は22時から オリエンテーションと「売れる商品の探し方」の実践と講義。

■12/22(水)は22時から 「ライバルセラーの探し方」の実践と講義。

■12/24(金)は22時から 「リストの作成」実践と講義。(参加者の都合により変更アリ)

■12/26(日)は19時から 総括。

 

毎回およそ2時間を予定。

最終日の12/26(日)は、3時間程度

 

Zoomは必ず参加をお願いします。
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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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