自己成長は必要か?

自己成長は必要か?

 

こんにちは、篭橋です。

 

『自己成長』。

 

自分で努力して成長していくこと。

自ら即して成長していくこと。

 

weblioにはそうありました。

 

嫌いじゃありません。

 

人間いつでも、いつまでも成長できると

そう信じていますし、出来るはず。

 

努力のその先に必ずあると思うのです。

 

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もう10年以上前になります。

私が新卒の採用をしていた時、

猫も杓子も学生さんは使っていたのです。

 

「自分の成長が会社の成長に繋がれば・・・」。

 

志望動機を聞くと、

一定の学生さん以上になると皆使う。

 

こりゃ就職課の「教え」もしくは就職活動の本からの

受け売りなんだろうと

勝手に推察していました。

 

なぜなら、そのあと3つ4つの質問をして

深堀するとなにも出なくなる。

 

「あなたにとって自己成長とは何ですか?」

これは答えを用意していて、

 

「自立」というキーワードであったり、

「自分で考え自ら行動する」なんて

答えたりする。

 

「あなたの自己成長と会社の成長はどう結び付けられますか?」

 

これも同じような答えを学生さんは答える。

 

組織論の話をしたり、

会社へのロイヤリティの話をしたり、

ちょっと変わったことを言おうとする学生さんは

個人の力の話やリーダーシップ、

「自分が会社を変える」なんて答える学生さんもいた。

 

「会社の何を変えるの?」と聞いてしまうと、

ほぼ、終る。

 

だって「新しい風」とか言われるし、

その新しい風って何?って聞くと

フレッシュとか新鮮とか言い始める。

 

そりゃ組織の活性化の為や

新規事業を目指すために、

新卒者を採用するんだから、

当たり前じゃんって思いながらも、

 

「自分も学生の時はそう思っていたなぁ」なんて

よそごとを考えていました。

 

 

当時、私が会社に対して「問題だ!」と

思っていたことは別のことを話し始める。

 

そりゃ「会社」という組織を

外から眺めている学生と

組織の中で問題を抱えながら生きている人間との違い。

同じはずはないとは思うのです。

 

ただ特に女子は多かったな。

「自己成長」って言葉を使う方は!

 

 

でも嫌いじゃなかった。

 

「自己成長」という言葉に対し、

3つ、4つ深堀の質問をしても、

必死に答えようとする学生さんは、

斜に構えている学生さんよりも好感が持てたし、

実際に採用をしても頑張る新入社員って

そんな方が多かった。

 

もちろん今でも「自己成長」って

言葉は好きだし、

成長できると思っている。

 

 

が・・・・・。

 

自己成長という言葉に隠れて

エゴイズムが思いっきり出る方もいる。

 

「自分なりに・・・」

 

そんな言葉を多用される方がそう。

「努力している」「頑張っている」

 

それはそうなんだろうけども、

本当に頑張っている時って

「自分なりに・・・」って言葉が出て来るだろうか?

 

私であれば、自己嫌悪の言葉しか出て来ない。

 

出来ないもどかしさや恥ずかしさ。

自分自身に抱いていた期待と

そのギャップ。

 

自分が選んだ道が本当に正しかったのか

心の中で葛藤が始まるのです。

 

自分が成長したなと思えるのは

一つの課題をクリアした時。

 

よく諦めなかったな とか

とりあえず終わったという安堵感が

過ぎた後に、

「あ、これも出来る様になったな」って

感じることが出来る。

 

その途中、過程の段階で

「自己成長」を感じることはないのです。

 

 

あ、もちろん「男性脳」と「女性脳」の

違いもありますよ。

 

やっぱり女性はプロセスが大事だから!

 

 

だけど、最近は

男の方が女性化していて、

そんな言葉を使いたがる。

 

最近は特にそんな傾向が見られる。

 

そもそも女性って感性も鋭いし、

プロセスを気にしながら、

でも最後までやり遂げる力が凄い。

 

一方で男性陣の場合、

ここまで出来る様になった。と

自分で自分を褒めながら

途中で消えていく方も多い。

 

最近特に女性の活躍が目立つから、

変なところでリスペクトでもしているのだろうか?

 

そもそも男って

決めた目標に対して

黙々と進めて

最後までやり遂げる姿がカッコイイはず。

 

その「目標」や「最後まで」ってところが、

「自分なりに・・」って考えていて

「自己成長」って出来るのだろうか?

 

あくまでも

自分の範疇(コンフォートゾーン)から出ていなくて

「自己成長」ってあるの?って聞きたい。

 

 

例えばです。

 

転売ビジネスをはじめた。

これは今までやらなかったことを

始めているわけなんですが、

 

今までと変わらない生活スタイル、

考え方。

 

一時は「会社を辞めて独立したい」と言いながら

「今日は会社の用があるので・・・」と

一度じゃなくて繰り返し言われる。

 

確かに仕えている身ですから、

無下にすることも出来ないのはわかります。

 

約束や契約もあるでしょう。

 

でも、だからと言って

自分で転売ビジネスを始める。

 

これを自分で『やる』って決めて置いて、

『やらなくていい理由』になるのでしょうか?

 

それで「自己成長」?????

 

会社の仕事があって外せないのであれば、

自分がやると決めたことも外さない。

やり遂げる。

 

これが自己成長に繋がるのではないのでしょうか?

 

そもそも女性が自分で

「自己成長」って言う時は

自分が変われた時ですよ。

 

そもそも転売ビジネスはわかり易い。

5万でも10万でも、

今まで自分で稼ぐことをしていなかった方が、

自分で稼いだことから変わることが出来る。

 

それが30万、50万になってくると

もっとわかりやすい。

自己成長なくして稼げないから、

そんな変わった自分に気づくことも出来る。

 

会社の同僚に囲まれても

変わった雰囲気は出てるはずですし、

「以前とは違う」なんて言われるかもしれない。

 

そんな時に「自己成長」を

感じるかもしれない。

 

つまり自己成長って

自分が変わった後にわかるはず。

 

だから過程で

「自分なりに・・・」と

考えていたのでは自己成長にはならないと

思うのです。

 

賛否両論あるのは承知。

 

だけど、少なくとも

男性陣には頑張って欲しい。

 

甘っちょろさではなくて

自分が変われるレベルまで!

 

そして何より、

自分自身に嘘をつかない。

 

それだけで変われると思います。

 

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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