お客様の購買心理や
購買行動を知らない人にとっては
モノを売るのは難しい。
自分がお客様になって考えてみれば
当たり前のようなことでも
いざ出品する側に回ると
忘れてしまうのです。
そして自分の苦労話が
最初に出てくる。
カメラを知らない、
パソコンを知らない自分にとって
どれだけ仕入れリサーチが大変だったか!
どれだけ出品作業が大変だったのか!
自分がお客様になれば、
カメラを知らないとか
パソコンを知らないから苦労したとか
出品に手間取ったとか
それは全く関係ない話で、
単純に商品の価値を求めているはずなのです。
だけど自分が苦労を感じると
勝手に売れると考えてしまう。
そもそも、たった1品か2品の
出品している出品している出品者から
自分はどれほど買ったことがあるのでしょうか?
仕入れとは別ですよ。
自分が純粋に自分の物を買う時に
1品か2品の出品者から
購入した経験がある人の方が少ないはずです。
だから自分がお客様の立場になって見れば
よくわかるはず。
それで売れるのは稀なパターンなのです。
では、なぜ1品や2品では
売れないのでしょうか?
ここに出て来るのが
お客様の購買行動。心理。
特に最近のネットでの買い物は
通常のスーパーで買い物をされる行動よりも
2~3段階ステップが増えているのです。
例えばAIDMAの法則。
これは購買行動の段階、
プロセスを法則としてまとめられているのですが、
ネットでの買い物はそれに付け加えて、
Search(検索)
Comparison(比較)
Examination(検討)
この3段階が
Action(行動)までの間に加わるのです。
自分が移動する時間手間を
ネットで終わらせようとされる消費者心理です。
ここまでの情報はネット上でも調べられますから
是非、検索してみてください。
ただ、既に昨年からこれにも変化が生まれてきています。
ですから2022年は
もっと消費者行動の段階、プロセスが複数になる。
それは、
Search(検索)
Comparison(比較)
Examination(検討)
これにもそれぞれ2段階が加わる
と考えてください。
イメージ的には大・小ですね。
ここにいらっしゃる方々は
ネットリテラシーも高い方々だと思うので、
自分がお客様の立場になって
考えてみてください。
例えばamazonで買い物をされる時、
amazon内で調べて終わりですか?
例えば価格ドットコムでの
レビューを見たり
人気の順位を調べたり、
もっと他のサイトでも調べたりしませんか?
もっと慎重な方は
サクラチェッカーを利用したり。
商品レビューも一つじゃなくて複数。
商品の比較も別の商品と比べるだけではなく
別の出品者との比較もする。
その商品を買うのか買わないのかの
2者択一ではなく、
頭の中では複数の項目によって
一つを選び、購入決定をしているのです。
だから、『購入』が決定した後、
ホッとしませんか?
確かに、
買い物は楽しいのですが、疲れませんか?
以前は、歩き疲れが
最近は、脳の疲れを感じると思うのです。
もちろん、これはネットの利点。
自ら動かなくても
複数のことを同時に調べ、
比べられるのです。
そうなると前述の話、
1品2品の出品者を狙って買う必要もない。
買う側にとっては
取引量も少なければ、
どんな出品者でどんな商品なのかもわからない。
そんなリスクを冒すこともなく、
他の出品者から買った方がいいと
考えてしまうのです。
もう少し、今のお客様の行動をお伝えしましょう。
メルカリでいえば「いいね」「フォロー」
ヤフオクであれば、「ウオッチ」「フォロー」
これも未だ、勘違いされている方が多い。
というのも数ばかり
気にされる方がいるのです。
この数が増えると売れると勘違い。
よくいらしゃるのが、
「ウオッチの数が〇〇になりましたが
売れそうで売れない。」
そう嘆かれる方。
そしてもっと勘違いされている方が
ウオッチに登録された方の中から
買われる方がいると思っていらっしゃる方。
両方とも勘違いです。
そもそも
「ウオッチ」「いいね」共に
記録される時に使われるだけ。
「欲しい」と思っている段階でも、
比較的浅い段階で登録をして
比較対象として登録される方が多いのです。
ですから1週間も10日間も前に
登録された「ウオッチ」や「いいね」。
登録した方は
もう忘れているぐらいなのです。
だから、「ウオッチ」「いいね」が
増えれば売れるというのを信じて
いつまでもそのままであれば、
そのまま売れない。
単純に考えても
長期間出品さえすれば
「ウオッチ」も「いいね」も増えるだけで
売れるまでは行かないのです。
最長でも3日間前に登録された方は
まだ、記憶にあって
比較されているのかもしれませんが、
それ以前の登録は、
ほぼ購入の意志が無いと思った方がいい。
それよりも基準となるのは
出品後1週間でどれくらいの
「いいね」「ウオッチ」がつくのか。
この数が多ければ、
その商品にも魅力があり
価格的にも魅力を感じる人が多い。
逆に、この期間に少なければ
魅力を感じる人は少ない。
そんな判断基準の一つとして
考えて頂きたい。
amazonでも
カートに入れておいて買わない商品も
多いでしょ?
いつまでもバッジがついているのが
嫌になって
時々、きれいに削除したり。
比較検討はするけど
購入意思はないということなのです。
だから「いいね」「ウオッチ」
それに「カート」も
無いよりはあった方がいいですが、
それが全てではなく
売れる為の一つの判断基準。
自分の行動や心理を考えると
お客様の行動パターンも見えて来ます。
ということは
お客様からの信用信頼を得るのも
一方向では足りない。
いろんな方面から
信用信頼を得ることが大切です。
今回は、ここまで
それでは、また!
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