昨今の流れです。
過去、出品さえすれば
確かに売れて行くような時代もあったようですが、
それは昔話。
今は、抑えておかなければならないことが
増えています。
売れない物、悪いものまで
売れていた時代は、
過ぎ去り、
売れる物、いい物だけが
売れて行く時代。
と言いたいのですが、
もう既にその時代も終わり掛けです。
では再度、
売れない物、悪いものが売れる様になるのかと言えば
その時代はもうやって来ないでしょう。
お伝えしたいのは、
いいもの、売れる物も
売れない時代になって来たということ。
『商品さえ良ければ売れる。』
ということ自体までもが
過去の話になって来たのです。
これはCTCの中でも
かなりのカメラマニアの本田さんや
神奈川のAさん。
それにプロカメラマンのDoiさんも
ハマってしまっていること。
ちょっとマニアックな話で恐縮なのですが、
例えば、ライカであっても
赤、ニッケル、レッドダイヤル、
それにブラック等々、
マニアが好まれる商品ってありますよね?
同じ商品であっても
それが付いているだけで売れ行きが変わる。
二眼であればブルーや
一眼レフであってもシリアルで変わったり、
レンズの生産工場によっても
実は人気のあるナシがあったりする。
そんなことを
ご存知でしょうか?
マニアな方や
カメラを職業とされている方も
もっと知識が豊富で、
もっともっとお詳しい方が見えます。
そんな方が選ばれる商品。
好まれる売れる商品。
でも、そんな売れる商品ですら、
ただ出品すれば売れる時代は
終わったのです。
なんだか難しいでしょ?
でも出品されている方なら
「昔だったら、もっと早く売れていたのに・・・」と
実感されていると思います。
もちろん、
■売れる商品
■売れるID
■売れる出品ページ
この3つは重要であって、
その中でも、
■売れる商品 が最も重要なのは変わりません。
しかし、
『商品さえ良ければ売れる。』時代ではない。
これは断言出来てしまうのです。
最近では「ニューロマーケティング」という
言葉を聞いたことはありませんか?
アレなのです。
その中心的なことは
WORKSHOPでお伝えしていることなのですが、
今回は、その断片を。
というか、あなた自身が
商品を選ぶ時に、
そうなっているという話。
基本的に人の購買心理、行動のプロセスは
アイシーズ・アイセアスの法則通りに
成り立っています。
難しいですよね?
アイシーズ・アイセアスの法則とは、
Attention(注意)
Interest(興味・関心)
Search(検索)
Comparison(比較)
Examination(検討)
Action(行動)
Share(共有)
の頭文字を取ったもの。
ネットで買われる方々は
こんな行動パターンで買われているのです。
専門的な話は
他のサイトに任せるとして、
簡単に言えば、
商品を
探す→いいなと思う→調べる
→他と比べる→選ぶ→買う。
そして、買ったぞ!って
話をするのです。
これ、あなたがamazonで買う時にも
同じパターンなので思い描いてみてください。
まぁ「買ったぞ!」って言うか
言わないかはわかりませんが・・・。
でも基本的な行動パターンは
この通りだと思います。
でも、以前と比べて
大きく違うこと。
ありませんか?
勿体ぶらずに、
早く教えろよ!という声が聞こえて来そうですね。
それは、
時間、スピード、早さなのです。
そう、以前はじっくり探していたものを
最近はメッチャ早くなっていませんか?
PCでもスマホでもそうです。
早いでしょ?
数日前にうちの娘に
キャリーバックを買わされたのです。
amazonにはいい物、欲しいものが無くて
ZOZOから選ぼうとした時、
下から上へスクロールが止まらないのです。
どうやらアンティークな感じで
白いキャリーバックを探していたのですが、
それ以外はどんどんスクロールする。
中には当然、“色違い”の物もあるのですが、
それも構わずスクロールです。
で、トップ画像を見て
数点選んで「これ!」。
確かに人の財布をアテにしていたのは
わかります。
でもね、早いんです。
それを娘に伝えると言うのです。
「お父さんだって車見ている時は早い!」
うちの妻も同じことを言います。
「早すぎてどんな車も一緒に見える。」
自分では気づいていなくても
人が見れば早すぎるぐらい早い。らしい。
特に自分が欲しい物
好きなものを選ぶ時、
人が探すスピードは速い、早いのです。
それを脳科学ではウンヌンいいますが、
簡単に言えば、あなたが持っている“直感”。
“直感”で選んでいるのです。
その“直感”を刺激出来なければ
売れることはないのです。
先程のうちの娘の
キャリーバックの話。
例えば、出品者が
「白が売れる」ということを知っていたのなら
どうでしょうか?
たぶん、トップ画像は
白いキャリーバックになります。
そして一旦は目に留まり、
そのキャリーバックのデザインや
機能性、価格を調べると思います。
でも、白が売れることを知らない出品者は、
別の色をTOP画像に使います。
そうなるとうちの娘の目には
ほぼ止まりません。
いくらそのキャリーバックが
安くて丈夫でデザインも良く
価格も安くお値打ちで
もちろん、うちの娘が気に入るような
白があったとしてもです。
止まらないから
売れないのです。
これ実際、カメラ転売でも
同じような現象が見られます。
売れている人は常にコツを掴んでいて、
売れる商品が売れるのはもちろんのこと、
そうじゃない商品も売れて行きます。
でも、コツを知らない人は
売れる商品すら売れていません。
先程のキャリーバックの話を続けますね。
売れない出品者は
全く別方向を考えます。
売れていないから
デザインを変えたり、
素材を変えたり、
静音性を高めたり強度を高めたり、
商品開発を考えて、
それでも売れないから・・・と、
きっと価格を下げ始めるだけでしょう。
でも、そんなことをしなくても
単純にトップ画像を変えるだけで済む話を、
とんでもなく手間が掛かる方へ考えてしまうだけです。
しかも価格を簡単に変えてしまう。
当然、売れたとしても利益は減ります。
単純に売れる商品、売れる色を知っていて、
お客様の動向、行動を知っていれば
白いキャリーバックをトップ画像に
するだけで済む話。
たった、それだけで
売れる様になるのです。
そんな、ちょっとしたコツを
知っているのか知らないのかで
変わるのです。
これが、売れる商品とニューロマーケティング。
まぁ難しい話ではなく
売れる商品とホンのちょっとしたコツを知れば
自然と売れて行くだけです。
もちろん知らなければ
スクロールされてスルーされるだけ。
止まって見てもらえないのです。
今回は、ここまで
それでは、また!
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