本当に時間というのは、
あっという間に過ぎてしまっていて、
気づけば1月も半分が終わっています。
気づいていますでしょうか?笑
日付を見ればわかりますから、
気づいていますよね。
だけど、この半月、
「自分が思っていたことが出来ましたか?」と
伺うと、
そうじゃない人が大半。
結局、時間はあっという間に過ぎているのです。
この時間を意識しないと
1週間ですらあっという間に過ぎてしまって、
結局、「なにも出来なかった」と
なってしまう様なのです。
だけど、多くの方は
『ある農夫の一日』になっているのに
気づかない。
漫然と毎日を過ごしているから、
終った時に「何をしたのか」が
わからない様なのです。
『ある農夫の一日』の話ご存知ですか?
こんな話なのです。
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ある農夫が、朝早く起きて畑を耕そうとした。
ところがトラクターの燃料が切れていたので近くまで買いに行ってきた。
途中でブタの餌をやっていないことを思い出して納屋に餌を取りに行った。
すると、ジャガイモが発芽しているのを発見した。
これはいけないと思い、ジャガイモの芽をとっているうちに
暖炉の薪が無くなっていることを思い出して薪小屋へ足を運んだ。
薪を持って母屋へ向かっていると、ニワトリの様子が変である。
どうも病気にかかったらしい。
とりあえず応急処置を施して、
薪を持って母屋にたどり着いた頃、日がトップリ暮れていた。
農夫はヤレヤレ何かとせわしい一日であったと思いながら、
一番大切な畑を耕すことが
できなかったことに気がついたのは床に入ってからであった。
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この話、事ある毎に紹介するのですが、
自分では気づかないのです。
気づいたとしても終わってから。
ココに出て来る『農夫』のように、
1日が終わった時に、
ようやく「出来ていない」ことに気づくのです。
そりゃそうですよね。
この農夫だってサボろうとしているわけでもないし、
動かなきゃ、何かをしなきゃとは思っている。
だけど、「思いつき」で
行動しているから、
結局、目の前のことに流されてしまって、
1日が終わった時に、
出来ていないことに気づくのです。
人間、目標は考えられるのです。
「あれをやりたい」「こうなりたい」の
目標はスグ考えることは出来るのです。
「お金は欲しい」
「稼ぎたい」って方に、
「いくらぐらい」って聞くと
答えは返って来ます。
それなりに考えているでしょうし、
「これぐらいあれば、こんな生活が出来る」と
夢見ることはするのです。
だけど、
「いつまでに」って聞くと、
これがもう支離滅裂な答え。
答えようと考える方ならまだマシで、
「なるべく早く」とか「いずれ」と
答えてしまう方もいる。
答えたとしても、
「それはどう考えても無理でしょう」ってなる。
だから目標を忘れてしまうし、
俗にいう「優先順位」を上げることも出来ない。
タラレバで考えているから、
達成に向けて行動していないのです。
でも、上記の「ある農夫の一日」、
この農夫に、「いつまでに」と
考えたらどうなるでしょうか?
そりゃ「なんでもいいから」って考えて
「3分で!」なんて答えていたら、
「どうせ無理だから」ってなります。
3分で畑を耕すってのは
難しいでしょうからね。
だけど、「午前中には」と
考えてみればいかがでしょうか?
もっと言えば、
「いつまでに」と聞かれた時に
「午前11:59までに」と目標設定したら・・・
行動は変わったのかもしれません。
本来であれば、
やるべきことを書き出して、
優先順位を付ければ
行動も変わります。
毎日行わなければならないのは、
豚のエサやりですし、
突発性で発生した事は
ニワトリの病気。
定期的にトラクターの燃料や
薪の有無、
ジャガイモの芽のチェックを
行っていれば、
農夫の行動も変わったはずなのです。
目標や夢、目的に
期間をつけるだけで、
いろんな事が見えて来ます。
期間(いつまでに)というとだけで
充分です。
出来ること出来ない事、
先にやらなければならない事、
優先順位や緊急性も
目標に対し、
“いつまでに”という期間を設けるだけで
変わって来るのです。
時間に流されて、
気づいてみれば、
「こんなに時間が経っていた。」と
なってしまう方。
今年の目標を漫然と考えるのではなく、
「2020年12月31日には、こうなっている」
ってもう一度目標を考えてみてください。
そうすると
2020年6月30日にはこうなっていなきゃならない。
2020年3月31日はこうなっていなきゃならない。
と考えることが出来るはずです。
ボヤボヤしている暇はありません。
そろそろあなたの力を開放してください。
エンジン全開で!
今回は、ここまで
それでは、また!
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