僕らが初期カメラ転売を教えてもらった時、
まずは、
1,数を行う。
2,売上を考え単価を上げる。
3,利益を狙う。
こう教えてもらっていました。
月に80~100は売る。
副(複)業の方であれば
その半分から3分の2。
それが初月に行うこと。
これは他でも同様の話を
聞かれることだと思います。
僕が教えて頂いたメンターも
今は名称も変わった
Tプランの出身だったはず。
その流れや分派もあって
こんなステップアップ方式が
この業界に広がって行ったはずなのです。
というのも、
2014、2015、2016年あたりに
教材を購入しまくっていた私は、
このステップが
どの教材にもあったことを知っているのです。
その系譜を辿れば、
基は2つか3つぐらい。
でも、いずれも同じような形だったわけです。
そもそも、
「カメラ転売」の歴史を辿れば
ヤフオクが出来て数年後にはあったはずなのです。
ですから既に、
このビジネスを10年行っている自分も
第3世代ぐらいからというわけなのです。
ただ、自分が教える立場になり、
この最初に“数を行う”ことにも
「ちょっと待った!」をかけたわけ。
それが最初に行うのは
数ではなく、型。
正しいフォームでなければ
数を行っても意味が無いことに
気付いたワケなのです。
ですから
正しくリサーチ、
正しく出品が出来たのち、
1,数を行う。
フォーム固めの意味もあるってことなのです。
つまりゼロベースを説いたワケ。
その他、細かいことはありますが、
大方は同様の流れがあったと思うのです。
しかしながら、
このネットビジネスの中でも
長く伝わっているのがこのビジネスです。
当然、
他の物販ビジネスからの参入者も多く、
その方々は、
型もフォームも関係なく、
ただ、利益が取れる商品を探すのです。
なぜなら、
・中古のカメラやレンズは
そもそもファンが多い。
・求める人が多いから
探して出品さえすれば売れる。
つまり中古のカメラやレンズは売れる。
そんな話を耳にして
この中古カメラやレンズの業界に
入った人が多いのです。
その結果、
1,数を行う。
2,単価を上げる。
3,利益を狙う。
ではなく、
最初から利益を狙う。
一つでも多くの『差額が出る商品』を探し、
出品さえすれば
売れれば利益が出る。という戦法が
蔓延して行ったわけなのです。
確かに、他の物販で実績を上げている方は
資金の心配もなく、
それはそれでいいのかもしれません。
ただ、それを見ていた初心者の方も
それを真似しようとする。
その結果、
何が起きているのかと言えば、
綿菓子の様に骨が細い、
上っ面の転売ヤーが生まれるわけです。
つまり、ビジネスが継続出来ず
止めて行く。
そのサイクルはご存知の様に早い。
止めていく人達は
早ければ2・3ヶ月。
だいたい半年。
1年後には生存確率は
極端に下がるわけです。
以前、こちらの記事でも
生存確率について説明をしております。
【ラーメン屋の生存確率は?】
この記事でもお伝えしている通り、
『馬鹿の山』に登り、
『絶望の谷』へ真っ逆さまに落ちる。
そんな骨が細い人達が
量産されてしまって来たわけです。
そもそも他の物販から
この「カメラ転売」を始められた人達も
実績がありながら収入の柱を増やす人と、
実績が上がらず
この業界に足を入れた人に分かれます。
前者の方々は、
コツもポイントも抑えようとされる傾向が強く、
“教え”に従う方も多いわけなのですが、
問題は後者。
過去の“やり方”を引き摺るわけです。
例えば、無在庫ビジネスの場合、
それこそ、数です。
ツールを使いながら
一斉に出品なんて手法も流行っていました。
そこから考えれば
段階を踏むことなんてなく、
あるのは単純な“枠”。
例えばebayであれば
Selling Limit。
リミットによって
強制的に制限されているわけです。
それも最近は緩くなっている様で・・・
つまり我々が言われて来た
1,数を行う。
2,単価を上げる。
3,利益を狙う。
ということは、そっちのけ。
単純に利益を狙う為に
数だけに固執するわけなのです。
その結果、技もテクニックも身に付かず、
ちょっと自分のやり方で売れなくなれば、
「飽和だ!」と騒ぎ出す。
「最近は同業者が増えた。」と
シッタカ全開。
自分のやり方が
時流に合っていないことすら
気付かない様子なのです。
一方、段階を経て来た人間は強い!
仲間で言えばユーキ。
彼は一時期一世を風靡したぐらいの当時は人気があり、
過去もamazonやヤフオクで
月の利益が300万円以上をキープしていたやり手。
それが海外へ行き、
お約束通り2000万をあっという間に使い果たし、
ほぼゼロの段階で3年前に
私の前に姿を現したわけです。
当然、
彼が300万に至るまでの経緯を知っていた私は、
「放っておいても出来るだろう」と
高を括っていたわけです。
しかしながら、
「何かが違う」と感じた彼は
しつこく。。。
まさしく、“しつこく”進め方を
聞いて来たわけです。
そこで伝えたのが、
1,数を行う。
2,単価を上げる。
3,利益を狙う。
最初は、不思議がっていました。
利益でも売上でもなく
ただ数を売る。
そんな目先のことだけに
注目していてもいいのか?
そんな空気が漂っていたわけです。
しかし、コレ通り行えば
商品知識も上がり、
売り方も学べる。
数だけを注目していた時と
単価を上げた時の商品の違い。
売れ方の違い。
そこから利益を狙うことの容易さ。
そんなことを伝え、
体感して頂いたワケなのです。
そんな段階を経た彼は、
彼が持っているセンスの良さが
その後、発揮されたわけです。
その彼のセンスとは
コツとポイントをつかみ取る速さ。
それに傾向を掴むことの正確さです。
例えばカメラのキタムラのネット中古。
我々が行って来たのは
『差額が出る商品』はどんな状態ランクに多いのか?
それがノウハウになり、
それに相場検索を行うことが
加わって来ます。
一方、彼の場合、
各状態ランクのうち
平均と相場価格との因果関係を考えるわけです。
例えば、ABランクであれば
平均単価は相場価格の120%ぐらいになるとか。
これをBランク、Cランクと考えたわけで、
そこから導き出して商品選定を行う。
その選定された商品は
ほぼ利益が出る商品ばかりで、
そこから狙い撃ちを掛ける。
自分からすると
考えもしなかった切り口だったわけです。
最近は、その傾向にも
変化がありますから、
今は違うかもしれません。
ただ、そんな“目”が出来れば
そりゃビジネスも強くなります。
つまり
段階を経ながら彼は
自身の強みを引き出すことが出来のが
彼だったわけなのです。
その他、amazonで苦しんでいた
九州の上村さんもぞう。
YBさん、H山さんや古屋さんもそう。
はやる気持ちを抑えて頂き、
段階を経てもらうことに
拘ったわけです。
結局、急がば回れで
実績も早く出て
その後の最高実績もご存知の通り。
なにより
骨太のカメラリセールビジネスが
実践出来ているわけなのです。
つまり、時流に合わせることが出来、
その場その時に合った
稼ぎ方が出来る。
変化に対応出来て来たという
わけなのです。
一方、他の方々を見てください。
レンズだけの方、
フィルム系だけの方、
デジタルだけの方、
それぞれの方が
常に稼ぎ続けることが出来たでしょうか?
ないのです。
そんなカテゴリに縛られている方は、
自分の利益を先に考え、
目先のことだけに囚われて来た方々。
段階を経て
自分自身に力を付けることではなく、
手っ取り早く目先の利益を求めて来た
守銭奴の方々なのです。
だから、
いざ方向修正しようとも、
なかなか出来ない。
売れなくなってしまうわけです。
例えば、
フィルム系ばかりを行って来た人が
デジタルが売れているのを知っても
なかなかシフトが出来ない。
その逆も然り。
そんな線が細い
弱弱しいビジネスに
なってしまっているわけです。
だから、今
重要なのは段階を経ること。
ステップアップに注力し、
自分に力を付けて行くこと。
コレが重要なのです。
なぜなら
売れる商品の変化が早い。
都度、変わり続ける時代になってしまったということ。
だから、今日売れている商品が
来年の今日、
売れているのかと聞かれば
それは少ないケースなのです。
時代は繰り返されます。
一周回って、
再度、この力が
必要になって来たということ。
でも、こんなことを教えられる
伝えられる人も、
この業界でもわずかになってしまったという現実。
ちょっと寂しい限りです。
とはいえ、
全ての方に伝えることは
出来ないかもしれませんが
少なくとも、
この記事をお読みのあなたには、
この段階を経ることの重要性について
理解して頂きたい。
でなければ、
またもや発信者、主催者だけが
儲ける様な
暗黒の時代になってしまいます。
『何があっても崩れることが無い
骨太のカメラリセールビジネス。』
これが出来る様になるにも
段階を経ることの重要性を
頭の片隅にでも入れておいてください。
急がば回れ!です。
今回は、ここまで
それでは、また!
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