昨日の投稿を読まれていない方は、
こちらから！
こちらを読まれていないと
意味が分からないと思います。
【無計画にもほどがある！PART１ ～計画を立てよ～】
そして、今回の話は『実行力』。
業務遂行能力等々言われますが、
私は違うと言わさせて頂く。
この実行力とは
■無駄なことはしない。
■無駄な時間も手間も掛けない。
■無駄なお金は使わない。
だと経験上考えております。
それでは、その詳細について
お伝えします。
計画よりも重要な、
まずは目標。
いつまでに（これが一番重要）
いくら稼ぐ（これは2番目に重要）
これが無ければ計画立案は出来ません。
そこから今の現状を書き出す前に重要なのが、
その稼いでいる状態を
思いつく限り詳細に出してみる。
いくつ仕入れていくつ売ればいいのか、
その前の期首出品状況は
どうなっているのか？
等々。
思いつく限り並べてみる。
出来る出来ないは考えないことがコツなのです。
例えば、環境省が発行している
リユース市場規模調査等によれば、
中古カメラの購入単価は25,725 円。
これは数年前までは28000円台や
約3万円になっていたころと思えば
低くなっています。
だから約2万6千円と考えればいいでしょう。
そこから利益額や取り扱う個数等々を
割り出すのがいいと考えます。
とはいえ、誰も計算することもないので（笑）、
一応載せておくと、
利益が100万円とすれば
売上は555万5555円となる。
手数料は10％と考えて
55万5555円。
約400万円の仕入れで
555万円の売上。
平均単価26000円であれば213個の販売。
同じ様に単品益5000円で計算すると
27778円。約2万8千円。
約200の販売が必要となるのです。
が昨日の話、
これもその月に売れた数、額。
月初の出品数を加味しなければならず、
初心者の方にとっては、
途方もない金額や数に見えるに違いありません。
ただ、重要なのは、
このステージを“いつまでに”出来る様にするのか？
今の現状から駆け上がる為に、
どうすればいいのか？
それが『計画』となるのです。
当然、このステージへ行くためには、
仕入れる力、出品する力、売れる力が必要で、
もちろん資金も必要。
力だけがあってもビジネスは出来ず、
お金だけあっても出来ないことも
昨日お伝えした通り。
一朝一夕には出来ないと考えれば、
1ヶ月後の姿、2ヶ月後の姿、3ヶ月後の姿・・・・・
そんな状態が必要となります。
当然、計画の段階では
どんな“伸び”を示すのかもわからず、
絵に描いた餅であっても構いません。
が、まず、ここで重要なのは、
お金を貯めて資金を増やすってこと！
～～～～～～～～～～～～～～～～～～
それをカメラリセールビジネスをして
資金を増やすということにフォーカスして頂きたいのです。
この目標、計画がなぜ必要なのかと言えば、
冒頭で申し上げた通り、
■無駄なことはしない。
■無駄な時間も手間も掛けない。
■無駄なお金は使わない。
ということに繋がって来ます。
いろんな生徒さんや
相談をしてくれる方を見て来て
伸び悩む方の共通点は
「無駄なことをしている」です。
たぶん、利益を伸ばす為に、
売上を伸ばす為に、
「もっと仕入れろ！」「もっと出品しろ！」と
教えられたことでしょう。
でも、それって無計画そのもので、
仕入れることは、
「お金が出て行っている」ということなのです。
そりゃ商品を財産と捉えれば
違うかもしれません。
でも、口座にお金がある人であれば、
この段階では仕入れた分のお金が
出て行ってしまっていることに
間違いはありません。
資金がゼロの方が
クレジットを使うのは、
この段階ではマイナスになっています。
これは売れることを前提で
仕入れることになっているはずなのに
仕入れることだけにフォーカスしていることが
大きな間違い。
ということは、仕入れることは
売れて資金を増やすための作業に他ならない。
その為の「仕入れ」ということなのです。
わかりますでしょうか？
この目標や計画を作成すると
「差額が出る商品を探す」というのが、
どれだけ計画や目標から外れたことなのかが
わかります。
つまりこの段階での“仕入れ”とは、
資金を増やすための手段。
しかも無駄にお金を使うことなく
計画、目標に達すればいいだけ。
それ以上、無駄なことはしない。
そこにフォーカスして欲しいのです。
例えば、資金20万円の人が
この資金を100万円にしたいとする。
粗利20％とすれば、下記の様な票が出来ると思います。
最初に用意した20万円を粗利20％で売れば、25万円の売上。
その25万円を仕入れ資金として粗利20％で売れば312,500円となる。
それを8，9回繰り返せば、
資金も100万円以上になるということです。
もちろん上記の表は手数料は加味されておらず、
しかも、仕入れた商品が全て売れるという前提。
非現実的な表なのかもしれません。
しかしながら、いくら利益額利益率が
高い商品であっても
売れなければ仕入れ資金は増えません。
そして、いくら売れるといっても、
あまりにも利益額利益率が低ければ
増えることもありません。
この20％という試算は
あくまでも仕入れやすく、売りやすい商品を
コンスタントに仕入れられ、売れることを考えた結果。
全体数字はこの数値に近くなって来るということなのです。
そして上記の表からわかる通り、
平均単価26000円と考えれば、
最初の1回転は約10個を仕入れて売る。
ことになり、
そのハードルは徐々に上がることになります。
この1回転を2週間という期間で考えれば
１0個ぐらいは初心者の方でも出来そうじゃありませんか？
そうなのです。
最初のうちは、じっくり探すことが出来、
その仕入れる力も徐々に伸ばしながら
販売につなげる。
そして第8回目になれば約46個。
この段階では、
かなりの仕入れ力が無ければ
出来ることはありません。
各々の“力”を付けながら
資金を増やすというのは、
こういうこと。
だから、この
「もっと仕入れろ！」「もっと出品しろ！」は
数字を変えることではなく、
仕入れる力を上げろ！もっと作業効率を高めろ！
ってことだと捉えて欲しいのです。
たぶん、どんな人でも
ただでさえ忙しい。
時間もない。
はずです。
でも稼ぎたい。
だから極力効率よく稼ぐ為には
無駄な仕入れもしない。
予算以上の仕入れもしない。
無駄な労力はさかない 。
でも、数字だけは上げる。
ことが重要だと思います。
そんな所から工夫は生まれ、
力はついてきます。
ま、私の様に貧乏性であれば、
「無駄なお金は使わない」
そこにフォーカスしていると
自ずと力は付いてくるのですけどね。
最後に・・・
計画書は常に目に付くところに貼っておくこと
です。
人は忘れる動物です。
作業に没頭するあまり、
いつの間にか計画も目標も
どこかに飛んで行ってしまいます。
そこで、いつでも方向修正が出来るようにする為にも
計画書は目につくような場所に貼っておいてください。
そして、皆さんが抜けているのは
売上の計算はしていても、
今の財産がどうなっているのかの計算はされません。
いくら仕入れで使ったのか？
それは現金なのかクレジットなのか。
クレジットであれば、いつ支払うのか。
今現在の在庫と残高。
これを行うだけで
方向性は見えて来ます。
今回は、ここまで
それでは、また！
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