販売系の仕事をされていた方、
お店とか行っていた方ならご存知の通り、
2月8月は俗に言う「ニッパチ」。
年末年始でお金を使い過ぎた反動や
お盆があって売上が伸びないとされています。
でも、この「ニッパチ」の前には
必ず商戦月というものがあって、
年末商戦と呼ばれるもの、
そして7月商戦と呼ばれるものが
存在する。
ちょうどお歳暮とお中元のシーズン。
自分の記憶が正しければ
婦人服は特に夏の7月商戦は爆裂していたはずなのです。
この商戦には
ボーナス時期とも重なり、
基本的には購買意欲も増す時。
売れる時期であるということなのです。
しかしながら、
中古のカメラ市場。
特に私がチェックをしている
ヤフオクのカメラ光学機器の販売件数となると
話は別。
私が毎月データを集計している
過去9年間分を確認すると、
5月は高く、6月が次。
そして7月と続くわけです。
5月というのはGWもあり、
数字が高くなるのもわかるのですが、
7月が低いというのが納得いかない。
ということで、
この7月の戦い方について!
実際、7月の実績を追ってみれば
自分の実績は伸びている。
6月より確実に7月が売れている。
なぜ、市場の動きと
やまとの動きが違うのか?
簡単な話、それは私に
「7月は売れる」という前提があったから。
なぜなら、社会人になって最初の会社は流通業。
配属されてからスグに
創業祭というイベントがあったのです。
1年目社員の登竜門と言うべきイベントで
声出しまくり、走りまくりだったのを覚えている。
その後に控えるのが
この7月商戦。
新入社員研修後、
怒涛の様にイベントが重なり、
頭じゃなく体に叩き込まれたのです。
だから自分の頭の中には
「7月は売れる」という認識があり、
売れる前には準備が必要。
だから6月に頑張って
7月に売上を立たせる。
そんなイメージがあったわけです。
だから結果的に7月の売上は上がっていた。
で、周りを見ると
これまた商戦月と一緒の模様。
売れるヤツは売れるし、
売れない奴は売れない。
ただ、年末商戦と違うのは、
売れない奴でもなんとなく売れているのが
年末商戦。
売れない奴が
全く売れないのが
7月商戦であるということ。
つまり、下支えの部分が
一気に切り離されているのが
この7月商戦の特徴なのです。
では、年間通しても
いくつかある商戦月と
この7月商戦の違いは何かというと・・・。
ズバリ単価。
平均単価が他の商戦月と比べても
低くなるのがこの7月の特徴なのです。
確かに、ここ数年。
コンデジの台頭が見られ、
平均単価も低くなっている現象が見られます。
ただ、年末商戦時には
フルサイズの一眼、
最近で言えばフルサイズのミラーレスが動き、
また、Leica等々のアンティークカメラ、
それに超望遠レンズ等々も秋からよく売れるわけです。
つまりこの中古カメラの中でも
単価が高い商品が他の商戦月では売れるの対し、
全体的な流れでは単価が低く件数で売上を上げるのが
この7月の特徴なのです。
そして、7月8月の売れる商品のキーワードは
“アクティブ”。
これは今年も変わりないはず。
売れる商品、最早定番商品に近い商品でも
アクティブなイメージのあるカメラやレンズ、
それに付属品は売れて行くはずです。
代表的な商品で言えば
防水カメラ。
もう水のイメージ。
海、川、プールがイメージされると思います。
最近で言えば、
GoproやDJIに代表される
アクションカメラもいい。
これは狙っているバイヤーも少なく
比較的仕入れやすい割に
売れて行くスピードもマッハ級。
それに、
ひと昔前であれば、
小型軽量であったものが
最近の傾向であれば
“小型高性能”が名に付くようなカメラ。
なんとなく、
「あぁ、あのカメラか!」と
イメージ出来ましたか?
そう、それです。
それらが売れて行くわけです。
ただ、先程も申し上げた通り、
7月の勝負は件数です。
単価が下がる分、
数を売って売上を作るイメージ。
その為の業務フローも効率的に
改善してみてください。
たぶん、7月が
弱肉強食が色濃く出るのは、
この数に対応できるかどうか。
だと思っております。
今までの延長では戦えません。
数をこなせる体制作り。
考えてみてください。
今回は、ここまで
それでは、また!
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