【重要です!】無意味な計画とは?

まずはお知らせ!

昨日も巻末にて伝えしましたが、

2/20~

『売れる商品の見つけ方』WORKSHOP3.0

場集開始が決定しました!

 

2/15 19:00から

募集を開始します。

 

今回のWORKSHOPのスケジュールは、

2/20(月)22時から オリエンテーションと「売れる商品の見つけ方」の実践と講義。
2/22(水)22時から 「ライバルセラーの見つけ方」の実践と講義。
2/24(金)22時から 「リストの作成」実践と講義。(参加者の都合により変更アリ)
2/26(日)20時から 総括。

毎回およそ2時間を予定。

最終日の2/26(日)は、状況により3時間程度。

となっています。

 

スケジュールの調整をお願いします。

 

 

さて、昨日

急遽記事にさせて頂いたお話、

覚えていますでしょうか?

 

債務整理、破産、もしくは再生

間近だった方が相談された話。

 

読まれていない方は

こちらから↓

https://wp.me/p7rx96-gzw

 

その記事の最後に

「売れること」

商品回転率が重要とお伝えしました。

 

ただ、利益率が高い方が

作業も楽ではないかと疑問を持たれた方もいますので、

少し今日はシュミレーションを

ザックリお伝えしたいと思います。

 

(今回の話は手数料を考えていない場合です。)

 

例えば、月収100万円の場合です。

 

粗利20%であれば、

売上は500万円です。

 

平均単価25,000円であれば、

200個の商品が販売された状態です。

 

粗利30%であれば、

売上は約333万円となり、

同じく平均単価25,000円であれば、

133個の販売で済む。

 

これが利益率が高い方が

作業が楽ではないかという話です。

 

 

単純計算として

平均単価25,000円であれば、

 

粗利20%の場合、

20,000円で仕入れた商品が

25000円で売れたという状況。

 

粗利30%であれば

17,500円で仕入れた商品が

25000円で売れたという話。

 

計算上で行けば、

そりゃ30%の方がいいわけです。

 

 

ただ、仕入れリサーチの作業を

考えてみてください。

 

同じ25,000円が相場の商品を

20,000円の仕入れ価格で探す場合と

17,500円で探す場合。

 

どちらが見つけられる確度が高いと思いますか?

 

当然、17,500円以下で

探そうとされる方が難しく、

20,000円以下で探した方が、

探しやすくなります。

 

つまり、利益率が高ければ

商品の販売件数は減り

一見作業が楽に思えますが、

実際は仕入れリサーチに時間が掛かる。

 

そして見つけられる確率も

グンと減るわけですから、

そんな計画を立てたとしても

計画通りに進ませることが

難しくなってしまうのです。

 

つまりギャンブル性が高い計画。

実現不可能な計画となってしまうのです。

 

これが大前提。

 

 

そして今度は商品回転率で

考えて見ましょう!

 

同じく月収100万円で考えて見ます。

 

まずは月1回転の場合。

 

売上は500万円ですから

仕入金額は400万円となります。

 

つまり、

400万円で仕入れて500万円で売る。

 

月1回転では、

資金は400万円が必要となります。

 

これが月2回転の場合、

500万円の売上を作るにも

資金は200万円で済む。

 

200万円で仕入れて

250万円で売る。

これを1ヶ月の間に2回繰り返す。

 

それが売上500万円。

利益が100万円になるということ。

 

資金が400万円必要なのと

200万円が必要なのは大きく違います。

 

 

それが、粗利30%となれば

もっと凄いことになります。

 

約333万円の売上、

月1回転であれば、

仕入金額は233万円。

 

233万円分の資金で仕入れて

333万円で売る。

 

これが月2回転であれば、

116.5万円で仕入れて166.5万円の売上。

これを月2回。

 

これで月収100万円です。

 

116.5万円で月収100万円が

手に入るじゃないか!

 

そう思われるでしょうが、

これは現実的ではないのです。

 

粗利30%の商品を

133個の商品を1ヶ月間の間に

見つけ、仕入れて、出品し、

そして売る作業。

 

これを中古の商品を扱う

「カメラ転売」では見たことがありません。

 

もちろん、平均値ですから

これよりも高かったり低かったりした商品が交じり合い、

結果として20%、30%となるのですが、

 

見たことが無い数値を計画に練り込んでも

どうやって実現すればいいのか、

アクションプランが立たないはずなのです。

 

 

実際に私の経験上では、

粗利も30%目指していても

結果的には20数パーセント。

 

商品回転率も

月2回転を目指していても

1.67ぐらいまでが限界でした。

 

 

ただ、面白い挑戦をされたmatoさんの

検証事例をお伝えすると。

 

利益率を考えず、

商品回転率に拘った昨年12月。

 

商品回転率は2回転。

粗利は約20%弱。

 

利益率に拘った1月。

 

粗利は28%弱。

商品回転率は1回転。

 

ただ、利益額は

12月と比べ1月は約6割に落ち込んだ。

 

販売件数は約半分。

 

もちろんスキルややり方はあるのかもしれませんが、

店舗仕入れとネットショップ仕入れを組み合わせた場合、

利益率を求め過ぎれば、

結果、売上はダウンし

利益額もダウンしてしまったという事例。

 

しかも利益率に拘った結果、

売れなかった商品もチラホラ。

 

とうことは、

折角、見つけた商品も売れ残って

逆に効率が悪くなってしまったということなのです。

 

 

つまり、利益率を求め過ぎれば

結果的にギャンブル要素が高くなり、

売れるか売れないかの予測が立たない。

 

しかしながら、

商品回転率を高めるために、

『売れる商品』に拘れば、

きれいに売れて行くことになり、

効率も上がる。

 

もちろんいくら商品回転率が高くても

粗利が低すぎる

例えば数パーセントの1桁台であれば

今度は作業量が多すぎてツブれてしまう。

 

激しく自転車操業状態になるということ。

 

 

ですから、

利益率は20%以上をキープしながら、

より『売れる商品』を見つけ、

商品回転率を上げる。

 

この辺りが、

“いい塩梅”となるのです。

 

 

実践的にお伝えすれば、

 

利益率の高い商品から

『売れる商品』を見つけるのは

ハードルが高く、

ギャンブル性も高い。

 

『売れる商品』の中から

利益率が高い商品を見つけた方が、

ハードルが低くリスクヘッジにもなるということ。

 

軸を利益率よりも

商品回転率を考えた方がいい

ということなのです。

 

なんとなくイメージ出来ましたでしょうか?

 

 

計画、目標は

意欲が高いのは悪くはありません。

 

ただ、現実的でなければ

「絵に描いた餅」になってしまいます。

 

当然、昨日の相談では、

今、目の前に迫る危機的状態からの

脱出ですから

より現実的でなければ意味がないということです。

 

 

かなり難しい話になりましたが、

『売れる商品』の必要性と重要性。

 

経営的な断片からでも

必要なことということです。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

【追伸】

『売れる商品の見つけ方』WORKSHOP3.0

 

2月の開催は、

2/20(月)~2/26(日)までの1週間。

 

スケジュールが決まりましたので

報告します。

 

2/20(月)22時から オリエンテーションと「売れる商品の見つけ方」の実践と講義。
2/22(水)22時から 「ライバルセラーの見つけ方」の実践と講義。
2/24(金)22時から 「リストの作成」実践と講義。(参加者の都合により変更アリ)
2/26(日)20時から 総括。

毎回およそ2時間を予定。

最終日の2/26(日)は、状況により3時間程度です。

 

募集は2/15(水)19:00から

楽しみにお待ちください。

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。