ノークレーム、ノーリターンでも返品依頼が来る理由。

出品していた商品が、

落札された!

 

やっぱり転売ビジネスを行っていて、

この落札された時ってのは

一番うれしい。

 

はじめて自分が仕入れた商品が

落札されたとなると

その嬉しさも格別。

 

心の中ではガッツポーズをしてしまいます。

 

私も一番最初の取引は覚えているぐらい。

 

ところが、そんな商品に

返品依頼が来たら・・・・。

 

 

今日は、そんなお話。

 

ビジネスをしていて

クレームや返品は

やっぱり嫌なもの。

 

だから返品不可としたり、

「ノークレーム、ノーリターン」という一文を

出品ページに記載したりする方もいます。

 

ただ、それで

クレームが来ないかと言えば“否”。

 

少なからず返品返金依頼や

商品についてのクレームは

あったりします。

 

なぜなんでしょう?

 

実は、上記のような相談を受けたのです。

 

相談をされた方は、本当にいい人で、

「もっと詳細に説明をした方が良かったのかなぁ~」と

反省もされていたのです。

 

こんな優しい方であれば、

自分だったら喜んで買いたくなる。

 

そう思えるような方でした。

 

ただ、冷血動物の私、

 

「あ、これクレーム来ますよ。」と

伝えたのです。

 

そして追い打ちをかける様に、

「これ、引き寄せています。」

と・・・。

 

 

「返品不可」とし、

念のために

「ノークレーム、ノーリターン」としているのに

なぜクレームが来るのか?

 

初心者の方や一般の方だからこそ、

陥りやすい間違いなのです。

 

 

そもそも転売ビジネスもビジネス。

“利益”を求めて出品をしています。

 

当然、利益を出したいのですから、

「より高く売りたい。」

 

そう思うのは、

誰しも同じです。

 

では、高く売る為には、

どんな人に買ってもらいたいのか?

 

そう聞くと、

 

「やっぱり転売目的の方は

少しでも安く仕入れたいと考えるから

“一般の方”に買ってもらいたい。」

 

と、思いますよね。

 

自分が転売ヤーならなおさら。

 

「少しでも安く仕入れたい」と

自分でも考えるのですから、

転売ヤーは対象外となるのです。

 

だから、一般の方に・・・。

 

そう答えると思うのです。

 

 

で、そんな時、

すかさず私は聞くのです。

 

「もし自分が一般的なお客様だとして、

ノークレーム、ノーリターンの商品を買いますか?」

 

そう聞くと、

 

「買いません。」とお答えになるか、

もしくは、

「安ければ買います。」と言われるのです。

 

おかしいですよね。

 

自分が、

「一般の方に買ってもらいたい」と出品しているのに、

自分が「一般のお客様だったら買わない」。

もしくは、「安ければ買う」。

 

どちらも

『目的通りになっていない』のです。

 

お気づきになりましたか?

 

自分で行っていること自体が、

嚙み合っていないのです。

 

 

そもそも一般の方は

返品不可とされていたり、

ノークレーム、ノーリターンと明記されていれば、

「ヤバそうだぞ!」と

危険信号をキャッチするアンテナが

ビンビン立ってしまうのです。

 

そうなると、急いで評価を確認。

その他の出品リストを見たり・・・、

 

トラブルを避けたいと

構えてしまうのです。

 

だから一般の方であれば“買わない”。

 

それでも、

もしトラブル覚悟で買うとすれば、

捨てる覚悟で“安ければ買う”。

 

 

そうなると

利益目的で少しでも高く売りたい。

その為には一般の方に買ってもらいたい。

 

なのに、一般の方は避ける。

 

そんな状況が生まれてしまうのです。

 

結局、集まってくるのは

転売ヤ―の方々、

もしくは一般の方でもイジワルなダメモトの方々。

 

 

そんな出品ページを見ると、

勘のいい方なら、

「あ、売れないから値下げするゾ!」と

転売ヤ―のアンテナが立ってしまうのです。

 

その商品をウオッチに登録して

値下げを待つか、

IDをフォローする。

 

 

出品している側は、

「ウオッチリストが増えた!」と

喜んでしまうのですが、

なかなか落札されない。

 

それで、どんどん値下げ。

 

それでも落札されないから、

値下げ交渉アリを選択してしまう。

 

結局、利益が出ず取引が終わる。

 

「次こそは!」と頑張ってみても、

集まってくるのは転売ヤーばかりで、

一向に売れない。

 

売れたとしても、いつも損切赤字。

 

こんなことが繰り返されるようになるのです。

 

今回の場合は、

その前に落札されたのですけどね。

 

 

ただ転売ヤーではなくても、

慣れている方ならダメモトで

クレームを入れて来る。

 

それで値引きでもしてくれれば

儲けものですし、

 

返金対応してくれれば、

落札者に1円の損もない。

 

もし断られたとしても、

今度は評価を

「非常に悪い」を付けて来る。

 

出品者が悪い評価を嫌がって

値引きしてくれるのを待つ。

 

値引きをしてくれれば

それも儲けとなるし、

 

そもそもの落札した金額も

相場よりもかなり低いはず。

 

だから転売したとしても

シッカリ利益は残るのです。

 

 

いかがでしょうか?

一番嫌なパターンでしょ?

 

だからこそ、

値付けは必ず、相場価格かそれ以上。

 

相場価格であれば

転売ヤーは集まって来ません。

 

自分でチェックを行ったのなら、

返品可とする。

 

チェック方法が

わからなければ検索をする。

 

ほとんどの場合、

youtubeで投稿されています。

 

 

もし動かなければ、

その旨を必ず明記。

 

いい状態の商品と

そうでない商品には価格差を付けて

お客様にもわかり易くする。

 

結局、フツーのことを

普通に行うのが一番ベストなのです。

 

そして一番大切なのは

自信を持って出品する。

 

私は

「カメラやレンズが好きな方に、

喜んでもらうために出品するんだ!」と

心の中で叫ぶのです。

 

今回の相談者の方は、

クレームや返品を

極端に怖がってしまうために、

噛み合っていないことをしてしまった。

 

そんなところから始まっています。

 

だから自信を持って出品する。

 

これだけで、全然違う結果が生まれます。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

 

【追伸】

何故私が、

「引き寄せている」と言ってしまったのか?

 

それは私のノウハウにも、

「こんな人からは仕入れられる」ってあるからです。

 

 

ただ私の場合、

クレームを言ったり、

返品返金を要求したり、

悪い評価で脅すようなことは

断じてしません。

 

そんな汚い手を使わなくても

待っていれば値下げをしてくれますからね。

 

悪質なことをする転売ヤーは

一緒に撲滅して参りましょう!

 

その為にも正しく出品をする。

これを覚えておいてください。

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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