私の自慢の一つとして
“日計簿”があります。
これ毎回、カメラ転売クラブを案内する時に
私は「これがあったから!」と
力説を行います。
ここには、
私がカメラ転売を始めてから、
(もちろん初心者の頃から)
毎日、自分の出品状況と
何がどうやって売れたのか、
昔のヤフオクではメッセージがありましたから、
何が良くて私から落札したのか、
こんなことを毎日記録して来ました。
元々、小売業の会社に勤めていましたから、
その時にはPOSに入力していたことを
アナログ的にまとめただけ。
ほら、コンビニでも年齢性別等々や
時間帯で何が売れて行ったのかを
データとして蓄積しているでしょ?
あのデータを取っております。
もちろん今では、
2014年の秋からデータを取っていますから、
既に7年以上。
だから、これから売れ始める商品や
毎月、第何週の〇曜日から売れるとか
この週は売れないとか、
〇週には売れるから、
それまでに〇〇をしなさいって
情報を伝えます。
これだけデータを集めていれば
波の大きさは大小あっても
起きるタイミングは、ほぼ読み取れます。
結果、無駄な在庫を持つことなく、
効率よく転売ビジネスが進められますから
資金も“最小”で済むのです。
先日、月の利益をお伝えしましたが、
私、恥ずかしながら在庫金額1千万以上
持ったことがないですから!
それでも毎月、2百数十万の利益が出るのは、
こういった記録を取っているから。
そして、この記録の凄い所は、
いくら今から始める人がいても
私を抜かすことは絶対に出来ないこと。
過去7年以上のアドバンテージは
絶対に超えることは出来ないのです。
そして、このデータは、
「カメラ転売クラブ」の
メンバーには導いてもいます。
より効率よく稼いで頂きたいですし、
力を入れる時、
力を抜いてもいい時が明確にわかります。
端的に言えば、
売れない人って、
売れている時(時期)に
焦ってイロイロやるでしょ?
周りの人が売れているのに
自分が売れていないのがスグわかるから!
これがダメ!
売れないのを、
もっと売れなくしているのです。
こういったデータを使っていると
売れる時(時期)はほぼ何もしません。
その前の“谷”の時期に
準備を行っているから、
仕入れもしやすく、
楽にカメラ転売を行うことが出来るのです。
ただ、この“日計簿”。
私の宝物ですし、
ほぼ私の全財産と言ってもいい。
だから、「これから、どうなるの?」と
聞かれればスグお伝えしますし、
間違った方向に進んでいる場合には
注意をします。
ただ、絶対に人には見せない。
うちの外注メンバーでも
私以外は2人だけ。
門外不出なのです。
で、そんな成功事例の“日計簿”。
一番再現性が高く誰でも出来るはず。
だけど、
クラブの案内時には必ず話をしますが、
やっている人を聞いたことが無い!
クラブのメンバーですら、
カタチは変えても行っているのは
古屋さんとH山さんぐらい。
古屋さんは、どちらかと言えば
データよりも
力技でカメラ転売を行っていますが、
それでも記録は付けているはず。
他にも私が知らないでけで、
続けている人はいるかもしれませんが
今の段階では私は知りません。
もしかしたらYBさんと九州の上村さんは
やっているかな~。
なかなか伝えても
出来る人は少ないのです。
だから初心者から
クセ付けをしておいた方がいいのです。
必ず1年後と言わず、
半年後には必ず生かされてくるはずなのです。
それぐらい記録と記憶に残すことは
ビジネスでは絶対に必要なことなのです。
が、誰にでも出来るはず、
でも、やっている人は少ない!
そして売れないと悩んでいるばかりなのです。
目先は仕入れ方法とか
商品とかに行ってしまっているから、
結局、損切ばかりなのです。
だから、しっかり記録を付けて
間違った方向に行かない様に
常に修正をした方がいいのです。
また、そんな記録を付けていると
井の中の蛙に自分がなっていることも気づきます。
自分は、〇〇だけど、
市場ではどうだ?ってこと。
全体的な流れが必要になって来ます。
そこで調べ始めたのが、
ヤフオク・カメラ光学機器の
月間販売件数レポート。
ほら、あのデータも
カテゴリ別、価格帯別で
去年と前月の比較が並べてあるでしょ?
アレも私の個人的なデータと
比較しやすいように作っているのです。
あのデータも実は重要。
私はほぼあの通りに売れています。
ただ、あくまでも全体的な流れで、
私の場合、数字に変化があった時に、
その原因を調べます。
そして、波に乗り遅れないように
修正を加えております。
だけど、同じレポートを手に入れても
全く記録も記憶がない方であれば、
なんとな~く、
こんな商品が売れているんだ!
ヤフオクだけでも
こんなに売れているんだ!
ぐらいしか活用出来ません。
たった1ヶ月でも
記録をして頂くと、
その流れや、数字の意味するところが
明確になって来るはずです。
だけど、転売ビジネスをしながら、
こんな話をする人はいないっすよね。
だから、やらない人も多いんです。
でもね、社会全体を見てください。
どこの会社でもどんな個人商店でも
カタチは違えど記録にしているはずですよね。
歪なんですよネットビジネスの。
人がやっていないんだから
自分もやらない。
だけど、売れないし、
お金も残らない。
客観的に聞いていると、
「そりゃそうでしょ。」って話です。
そうそう、
某金融機関の融資の方と話をしていて、
そんな債権事故が多くなっているらしいのです。
銀行としても、
ネットビジネスに精通している人も少ないなか、
去年も参入された方がいるらしいのです。
もの凄く鼻息荒く、
しかもお国からも指導があったから
融資をしたら、
もう滞り始めたらしい。
そこで状況を聞きに行くと
全く数字で答えが返ってこない。
何に使って何がどうなっているのかも
わからないまま、
数百万が消えたらしいのです。
で私は、
「そんなモン、テンプレ通りの事業計画書だけで
お金を融資する銀行が悪い!」って言っちゃいました。
だって、そうでしょ?
いくら数百万、現金が手に入っても、
仕入が出来なきゃお金は使わないではなく、
返済にも使うし、
元々、アレば使っちゃうような人なんでしょ?
急に稼いでる人たちの中に入って
自分も稼いでいるつもりになって
お金の使い方も
稼いでる人たちと一緒。
そりゃお金も無くなりますよ。
もっと言えば、
たとえ商品が仕入れられたとしても
売れない人も沢山いるのは、
ちょっとネットで検索すれば見て取れます。
ヤフオクでも
ヤフオクとオークファンで見比べるだけで、
ものの数分でわかります。
それなのに、
売る方法も考えいなくて
「出品さえすれば売れる」って言われて、
その通りと信じ込む融資担当者が悪い!
損切して現金を作って
返済をしていても
あっという間に資金は底をつくはずです。
それなのに、
どんな会社でもどんな個人商店でも
やっていることを
ネットビジネスではやらなくていい?
ま、借りる側も貸す側も、
情報弱者であることは
間違いありませんね。
と、1円も借りなかった私。
ちょっと悪いことしたかなぁ~と
反省をしております。
まぁ、いずれにしても
記録と記憶。
誰でも出来ることを
誰もがやらない。
やらなきゃいけないことを
ネットビジネスだからと言って
転売ビジネスだからと言って
やらずに売れない。
そりゃ、やっている人だけが
稼げるってのもうなずける話です。
今回はここまで、
それでは、また!
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