ヤフオク「カメラ・光学機器」カテゴリ
2025年5月度の販売データが出そろいました。
まず前提として──
3月は例年、1年でもっとも販売件数が伸びる“月”です。
そのため、4月や5月で販売件数が下がるのは当然とも言えます。
大切なのは「その下がり幅」と、
「回復したカテゴリ・沈んだカテゴリ」の見極めです。
過去3ヶ月間の流れです。
3月:157,202件(前年比107.5%)
4月:143,327件(前年比104.9%、前月比91.2%)
5月:146,018件(前年比105.1%、前月比101.9%)
全体では、例年通りの“3月特需”
→“4月調整”
→“5月安定化”**という流れ。
問題はここからです。
同じ流れの中でも、カテゴリごとに“明暗”がはっきり分かれました。
【コンデジ】
まだ売れる──でも“売り方”を間違えると危ない。
販売件数は前年比129.3%。
数字だけ見れば、絶好調。
しかも出品数もそこまで多くない。
…しかし、ここに落とし穴があります。
最近、同じ機種を出しても回転が鈍くなったり、
高く売れるはずの機種に相場の上げ止まりも増えてきました。
これは、「数字上は売れてる」けど
“売れる売り方”を知ってる人に集中している状態。
つまり・・・
表面上は好調でも、
“プレーヤー間では飽和が始まっている”と見るのが妥当。
【ミラーレス一眼】
一方、ミラーレスは前年比102.9%。
コンデジほど目立たないものの、
1万円以上の帯域でじわじわと復調中。
ここは今、「コンデジの次」を
探すプレーヤーが静かに集まりはじめているゾーンです。
飽和前夜のコンデジから、
利益と回転のバランスが取れるカテゴリとして
再注目されるタイミングが来ているかもしれません。
『想像以上に沈んだカテゴリ』
【 デジタル一眼レフ】
前年比91.2%、前月比94.4%
高額帯は特に厳しく、
10万円以上の販売件数は前年の81.2%。
「売れ筋が減った」のではなく、
市場ニーズがごっそり移動していると見た方が正確です。
【レンズ(特にAF)】
AFレンズ全体:前年比87.1%
3月→4月→5月と、3ヶ月連続で実績ダウン。
特に3万円以上の価格帯での減速が目立ちます。
「何でも売れる」時代ではなく、
“売れる商品だけが動く”
そんな時代になっています。
その他・・・
この先は、
ご自分の“目”で確かめて頂きたいと思います。
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Yahoo!オークション
カメラ光学機器カテゴリ
2025年6月度
販売件数レポート
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市場が大きく動くのは、
「変化が始まった時」ではなく、
“変化に気づいた人が動き出す時”です。
あなたの仕入れ判断に、
ぜひこのデータを役立ててください。
今回は、ここまで
それでは、また!
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