もし1、2年前、
古いCCDコンデジを持っていたら──
あなたはその価値を正しく見抜けたでしょうか?
もし“見抜けた人”なら、たった1品で
数万円以上の利益を得られたかもしれません。
今回は、このブームから見える
“売れ続ける人”の共通点をお話しします。
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昨日お伝えした記事は
読まれましたでしょうか?
『実践者は気づき、初心者には学び。』
そんなWORKSHOPの感想が多かったこと。
実際、その“裏”には、
何があるのか?
何が気付かされたのか?
今日は、そんな視点をもって
深堀したいと思います。
多くの方の勘違いは、
「売れるカメラとは?」
です。
性能がいい、状態がいい、
人気がある(あった)
等々、
視点が商品に行ってしまいがちです。
でも、実際はいかがでしょうか?
性能がいいカメラが売れていますか?
状態がいいカメラが売れていますか?
人気があったカメラが売れていますか?
……実は、それだけでは売れないのです。
売れるかどうかを決めているのは、“お客様”です。
もっと言えば、
「そのお客様が今、欲しがっているかどうか」。
ここでいう市場とは、
単に売買が行われる場所ではありません。
欲しがっているお客様
そのお客様の欲求や動機
そして欲求が生まれる背景やタイミング
これらすべてが市場なのです。
例えばコンデジの場合──
ここ数年、カメラ女子を中心に
SNSで古いCCDセンサー搭載のコンデジが
注目を集め、一時的に需要が急増しました。
最新のCMOS機とは違う、
独特の色味や淡いトーンが
「フィルムライクで可愛い」と話題になり、
ファッション感覚で持ち歩く様子が投稿されることで
注目が集まったのです。
こうした流れから、
中古市場では一部モデルの価格が上昇し、
状態が多少悪くても動きが早くなる傾向が見られました。
つまり、この場合の市場は
「撮影性能を重視する層」ではなく、
「SNS映えや質感を楽しむ層」。
同じコンデジでも、
どの層に刺さっているかで、
商品も、売れ方も、価格も、
まったく変わるのです。
そもそも、
お客様が商品を欲しいと思う理由は、
大きく分けて3つあります。
目的充足型
→ 子どもの学芸会用ににカメラを求める。
運動会の撮影用に望遠レンズが欲しいなど。
この場合は性能・価格・状態よりも、
「用途に合うか」が最優先です。
感情・憧れ型
→ 昔使っていたフィルムカメラが懐かしい、
憧れのプロ機材を持ちたいなど。
機能よりも「所有満足感」や「ストーリー性」が決め手になります。
希少・限定型
→ 生産終了、在庫僅少、数量限定など。
今買わないと手に入らない状況が購買意欲を一気に高めます。
古いCCDコンデジの流行は、2と3が組み合わさった典型例です。
実績者が衰退する瞬間は、
この市場の変化を読み違えた時です。
「この商品は売れる」という過去の経験だけで判断し、
お客様の欲求が変化していることに気づかない。
その結果、売れない在庫だけが増えていきます。
逆に、初心者でも市場の声を正しく拾えば、
実績者を追い抜くことができます。
重要なのは、
「今、このお客様が何を欲しがっているのか?」を探ること。
そして、その欲しさが高まっているタイミングで、
欲しがる形にして差し出すことなのです。
でも、売れない人の特徴は
差額が出る商品だけを探し、見つけ、
出品をする。
自分が見つけたのだから、
「さぁ買え!」と言わんばかりの、
出品ページ。
お客様からは
“うんざり”と“嫌気”の二重奏が
奏でられているのもわからず、
売れなければヘソを曲げる。
「出品数が少ないからだ!」と言われ、
また資金を投入。
増える在庫、
売れない商品。
コレが現実問題として
起きているのです。
だからこそ、
『売れる商品は、
自分が決めるのではなく、お客様が決める。』
この当たり前の原理を理解して動けるかどうかが、
結果の差になります。
市場を読む力を手に入れた人だけが、
この先も売れ続けます。
そしてその力は、知識だけではなく実践でしか身につきません。
今回はここまで
それでは、また!
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