【脳科学で解く】なぜ、わかっていても動けないのか?

こんにちは、やまとです。

 

今日は少し、心理学と脳科学の話をします。

 

「教材も見た」「アドバイスも受けた」──それでも動けない。

そんな悩みを持つ方は少なくありません。

 

でもそれは、意志が弱いわけでも、努力が足りないわけでもありません。

実は、“脳の構造”がそうさせているのです。

 

(「ABC理論と脳の働きの関係図」※人の行動は“出来事”よりも“解釈”で決まる〜)

心理学者アルバート・エリスが提唱した

「ABC理論」という考え方があります。

 

Aは出来事(Activating Event)、

Bは信念や思い込み(Belief)、

Cは結果や感情(Consequence)。

 

つまり、出来事そのものではなく、

それをどう解釈するかで人は行動を変えます。

 

たとえば「仕入れで失敗した」という出来事があったとして、

「自分には向いていない」と思えば行動は止まり、

「次に活かせる経験だった」と思えば前に進める。

 

この違いは“出来事”ではなく、“解釈”の違いです。

 

私がいつもお伝えしている

「ズラし」や「見方を変える」という考え方も、

まさにこの“B=信念”を書き換える作業なのです。

 

ノウハウを学ぶことよりも、

物事の見方を変えることのほうが、

行動の変化を生みます。

 

脳科学的にも、これは理にかなっています。

 

人間の脳には「扁桃体(へんとうたい)」という、

危険を察知するセンサーがあります。

 

未知の挑戦や損失のリスクを感じると、

この扁桃体が「危ない」「やめておけ」と

警報を鳴らすのです。

 

一方で「前頭前野(ぜんとうぜんや)」は

理性や判断を司る部分で、

冷静にその警報を抑える役割を持っています。

 

行動できない人とは、

扁桃体の反応が前頭前野を上回っている状態です。

 

意志の強さではなく、脳の訓練が必要なのです。

 

恐怖を感じながらも少しずつ行動を重ねると、

前頭前野が扁桃体の反応を抑えられるようになり、

「怖くても動ける脳」に変わっていきます。

 

 

多くの人はこの恐怖を

「環境を変える」ことで解決しようとします。

 

■別のスクールならできるかも。

■教材ならうまくいくかも。

 

何百万も使ってしまう

ノウハウコレクターのパターンですね。

でも、脳の反応パターンは

環境を変えても持ち越されます。

 

“怖さ”を感じる回路は、

外ではなく脳の中にあるからです。

 

だから必要なのは「逃げないこと」ではなく、

“怖いまま、少しずつ慣らすこと”。

 

1日1リサーチでもいい。

小さな行動の繰り返しが、

恐怖を静める一番の方法なのです。

 

「数字で見る」「人を見る」「市場を見る」。

感情ではなく事実で判断する習慣は、

脳科学で言えば、前頭前野を鍛える訓練そのものです。

 

感情ではなく、思考で動ける脳を作っていく作業です。

 

行動できないのは、

才能の問題でも気合いの問題でもありません。

 

脳があなたを守ろうとしているだけ。

 

ただ、その安全装置が少し過剰に働いているのです。

 

だから戦わなくていい。

慣らせばいい。

少しずつ、静かに脳を再教育していけばいい。

 

意志ではなく、構造を変える。

気合ではなく、訓練を積む。

 

それこそが、

長く成果を出し続ける人たちの思考回路なのです。

 

今日もほんの少しでいい。

 

扁桃体が「怖い」と言っても、

前頭前野に「大丈夫」と言わせてあげてください。

 

“行動できる脳”は、

今日の小さな一歩から育ちます。

 

今回は、ここまで。

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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