【脳科学で解く2】仕入れリサーチができる人・できない人の決定的な違い

こんにちは、やまとです。

 

最近、このメルマガでは図や画像を多く使っています。

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その場合は、画像をダウンロードしてご覧ください。

 

図を見ながら読んでいただくと、

理解が一層深まります。

 

 

さて、前回のメルマガでは

「ABC理論」についてお伝えしました。

 

https://wp.me/p7rx96-ig8

 

A:出来事(Activating Event)

B:信念・解釈(Belief)

C:結果・感情(Consequence)

 

つまり、人は「出来事そのもの」ではなく、

それを“どう解釈するか”

 

B:信念・解釈(Belief)によって行動を変えるという話でした。

 

今回のテーマは、

『なぜ、同じ出来事でも行動が変わるのか?』

です。

 

「仕入れリサーチをしても怖くて動けない」

「教材も見たし、やり方もわかっているのに、なぜか進めない」

 

そんな相談を受けることがあります。

 

でも、それは“意志が弱い”からではありません。

実は脳の構造そのものがそうさせているのです。

 

■ 脳の2つの司令塔

(扁桃体と前頭前野の働きの違い)

 

人間の脳には、行動を決める2つの司令塔があります。

 

ひとつは、脳の中心部にある扁桃体(へんとうたい)

 

危険を察知するセンサーであり、

「失敗したらどうしよう」「やめた方がいい」と

ブレーキをかける役割を持ちます。

 

もうひとつは、額の裏側にある前頭前野(ぜんとうぜんや)

 

理性と判断を司る部分で、

扁桃体が出した警報に対して「それは本当に危険なのか?」と

冷静に考える働きをします。

 

行動できるかどうかは、

この2つのバランスで決まるのです。

 

■ 仕入れリサーチ中に起きている「脳のせめぎ合い」

(リサーチができる脳・できない脳の違い)

 

カメラリセールビジネスのリサーチでは、

ヤフオク・メルカリやネットショップを見ながら、

「この商品はいくらで売れるか?」を過去の落札相場から調べます。

 

たとえば、

「過去一番高い価格では○○円で売れている」

「この商品は状態が違うから、今回はこれくらいだろう」

「同じ付属品・同じ状態の商品が○○円で落札されていた」

 

→そう考えられる人は、前頭前野が働いている状態です。

感情ではなく“データや事実”をもとに判断できている。

冷静に、論理的に考えられる脳なのです。

 

一方で、仕入れリサーチをしていても

「怖い」「失敗したらどうしよう」と感じて手が止まるとき、

それは扁桃体が優位に働いている状態なのです。

 

脳があなたを守ろうとして、

新しい挑戦にブレーキをかけているのです。

 

■ 扁桃体優位のとき、何が起きるか

 

扁桃体が強く反応していると、

頭では「やらなきゃ」と思っていても、体が動かなくなります。

 

結果として、

「検証する前にやめてしまう」

「見ただけで怖くなる」

「考えすぎて動けない」

 

そんな現象が起きます。

これは怠けているのではなく、

脳が“防衛反応”を起こしているのです。

 

■ 前頭前野が優位になるとどうなるか

 

逆に、前頭前野がしっかり働いていると、

感情を感じながらも冷静に判断できます。

 

「まずは、しっかり相場を見直そう。」

「過去一番高い価格では○○円で売れている。」

「この商品であれば、状態が違うからこれぐらいか。」

もしくは

「同じような状態や付属品の商品が○○円で売れていた。」

 

こうした“相場の根拠”を積み上げながら、

感情ではなく、客観的なデータをもとに判断できるのです。

 

それが、前頭前野が優位に働いている状態。

 

「怖い」という感情を感じつつも、

冷静に現実を見て、次の一手を導き出せる脳です。

 

そうやって行動できる人は、

少しずつ“怖くても動ける脳”を育てています。

 

そして、

最初の一歩を繰り返すたびに、

前頭前野が扁桃体の過剰反応を抑えられるようになり、

経験が積み上がるたびに、リサーチの精度も上がっていきます。

 

これが経験値が上がっているということになるのです。

 

■ 結論:行動の差は意志ではなく、脳の使い方

 

仕入れリサーチができる人とできない人の違いは、

才能でも、気合でもありません。

 

それは・・・・

どちらの脳を使っているかの違いです。

 

感情ではなく、理性=前頭前野で考える。

 

この一行を意識するだけで、

リサーチの精度も、行動の速さも大きく変わります。

 

次回は、この「前頭前野を積極的に使う方法」を

脳科学の観点から解説します。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

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#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

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<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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