こんにちは、やまとです。
最近、このメルマガでは図や画像を多く使っています。
GmailやOutlookなどの環境によっては、
図や画像が正しく表示されない場合があります。
その場合は、画像をダウンロードしてご覧ください。
図を見ながら読んでいただくと、
理解が一層深まります。
さて、前回のメルマガでは
「ABC理論」についてお伝えしました。
A:出来事(Activating Event)
B:信念・解釈(Belief)
C:結果・感情(Consequence)
つまり、人は「出来事そのもの」ではなく、
それを“どう解釈するか”
B:信念・解釈(Belief)によって行動を変えるという話でした。
今回のテーマは、
『なぜ、同じ出来事でも行動が変わるのか?』
です。
「仕入れリサーチをしても怖くて動けない」
「教材も見たし、やり方もわかっているのに、なぜか進めない」
そんな相談を受けることがあります。
でも、それは“意志が弱い”からではありません。
実は脳の構造そのものがそうさせているのです。
■ 脳の2つの司令塔

(扁桃体と前頭前野の働きの違い)
人間の脳には、行動を決める2つの司令塔があります。
ひとつは、脳の中心部にある扁桃体(へんとうたい)。
危険を察知するセンサーであり、
「失敗したらどうしよう」「やめた方がいい」と
ブレーキをかける役割を持ちます。
もうひとつは、額の裏側にある前頭前野(ぜんとうぜんや)。
理性と判断を司る部分で、
扁桃体が出した警報に対して「それは本当に危険なのか?」と
冷静に考える働きをします。
行動できるかどうかは、
この2つのバランスで決まるのです。
■ 仕入れリサーチ中に起きている「脳のせめぎ合い」

(リサーチができる脳・できない脳の違い)
カメラリセールビジネスのリサーチでは、
ヤフオク・メルカリやネットショップを見ながら、
「この商品はいくらで売れるか?」を過去の落札相場から調べます。
たとえば、
「過去一番高い価格では○○円で売れている」
「この商品は状態が違うから、今回はこれくらいだろう」
「同じ付属品・同じ状態の商品が○○円で落札されていた」
→そう考えられる人は、前頭前野が働いている状態です。
感情ではなく“データや事実”をもとに判断できている。
冷静に、論理的に考えられる脳なのです。
一方で、仕入れリサーチをしていても
「怖い」「失敗したらどうしよう」と感じて手が止まるとき、
それは扁桃体が優位に働いている状態なのです。
脳があなたを守ろうとして、
新しい挑戦にブレーキをかけているのです。
■ 扁桃体優位のとき、何が起きるか
扁桃体が強く反応していると、
頭では「やらなきゃ」と思っていても、体が動かなくなります。
結果として、
「検証する前にやめてしまう」
「見ただけで怖くなる」
「考えすぎて動けない」
そんな現象が起きます。
これは怠けているのではなく、
脳が“防衛反応”を起こしているのです。
■ 前頭前野が優位になるとどうなるか
逆に、前頭前野がしっかり働いていると、
感情を感じながらも冷静に判断できます。
「まずは、しっかり相場を見直そう。」
「過去一番高い価格では○○円で売れている。」
「この商品であれば、状態が違うからこれぐらいか。」
もしくは
「同じような状態や付属品の商品が○○円で売れていた。」
こうした“相場の根拠”を積み上げながら、
感情ではなく、客観的なデータをもとに判断できるのです。
それが、前頭前野が優位に働いている状態。
「怖い」という感情を感じつつも、
冷静に現実を見て、次の一手を導き出せる脳です。
そうやって行動できる人は、
少しずつ“怖くても動ける脳”を育てています。
そして、
最初の一歩を繰り返すたびに、
前頭前野が扁桃体の過剰反応を抑えられるようになり、
経験が積み上がるたびに、リサーチの精度も上がっていきます。
これが経験値が上がっているということになるのです。
■ 結論:行動の差は意志ではなく、脳の使い方
仕入れリサーチができる人とできない人の違いは、
才能でも、気合でもありません。
それは・・・・
どちらの脳を使っているかの違いです。
感情ではなく、理性=前頭前野で考える。
この一行を意識するだけで、
リサーチの精度も、行動の速さも大きく変わります。
次回は、この「前頭前野を積極的に使う方法」を
脳科学の観点から解説します。
今回は、ここまで
それでは、また!
↓LINEの友達追加はこちら↓

↓ やまとのメルマガ、こちらをクリック ↓
#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売
















PAGE TOP
この記事へのコメントはありません。