あなたが“市場”だと思って見ていたものは、ただの錯覚かも・・・

市場の変化に、気づけなかった人がいます。

 

いや、正確には

「見ていたはずなのに、気づけなかった人」です。

 

先月の販売件数レポートを読んで、

こんなふうに感じた方もいるかもしれません。

 

「自分は市場を見ていた。」

「毎日リサーチしていた。」

「変化には敏感なはずだ。」

 

でも、それでも気づけなかったのは

なぜでしょうか?

 

答えは、視野が狭かったからです。

 

 

「リサーチをしている。」

そう言われます。

 

確かに、毎日ヤフオクを開いて、

価格差を見て、売れ残りを調べて、

仕入れられる商品を

チェックされていることだと思います。

 

 

でもそれ、

本当に“市場”を見ていたと、言えますか?

 

例えば、

あなたの毎日の活動は、

 

✅ カメラボディだけを検索

✅ 2万円以内のものしか見ない

✅ キヤノンしか触れない

✅ 自分の出せる価格帯しか見ない

✅ しかも売れていない出品を参考にしている

 

という偏った活動になっていませんか?

 

 

これ、冷静に見れば、

自分の都合でしか見ていないんです。

 

「市場」ではなく、「自分の枠の中」だけを眺めて、

見ている気になっているだけです。

 

 

もっと言えば、

“売れていない人”を中心に見ているケースが

ほとんどなのです。

 

なぜなら、

仕入れリサーチをしている時、

あなたが見ているのは、

 

✅一般の出品者の商品

✅ 写真暗く、明らかな素人出品

✅ 返品不可等々売る気のない出品者

✅ 明らかに説明不足の出品ページ

 

そんな仕入れに偏ったセラー

商品を見ているのではないでしょうか?

 

これを毎日見ていて、

「市場の動きが鈍いな」と感じているなら、

それは当然です。

 

なぜなら、“売れていない人の世界”しか

見ていないからです。

 

 

例えるなら、

行列のできるパン屋の隣で、

誰も来ない自分の店を見ながら

「最近はパンが売れなくなったな」とつぶやいているようなもの。

 

次々と入札入るIDがある一方で、

売れない自分のラインナップを見て

「ネットでは物が売れない時代だ」と

決めつけているようなものです 。

 

 

でも本当は、

繁盛しているお店、

売れているセラーは、

人が殺到していて、

扱う商品も、価格帯も、打ち出し方も、店構えも、

まったく違う戦略で成功しています。

 

あなたは、その店

そのセラーを見ていますか?

 

見ていないのが

大半のはずです。

 

 

つまり自分で偏った情報しか

手に入れていない。

 

それで市場のリサーチをしていると

言えるのでしょうか?

 

✅ “売れた商品”の出品ページを分析

✅ 落札価格、説明文、写真構成、までチェック

✅ 出品時間、販売導線、関連商品の作り方も観察

✅ 1人ではなく、5人・10人の売れているセラーを並べて比較

 

せめて、こういったリサーチをしなければ、

わからないはずなのです。

 

 

市場全体の動きを把握する。

 

これが出来ていないからこそ、

情弱のセラーとなってしまうのです。

 

「今はこの価格帯が反応良いな」

「このメーカーがまた動き出してる」

「このカテゴリ、メーカー、取り入れよう」

 

こうした気づきが、

行動につながり、

結果に変わるはずなのです。

 

 

一方、売れていない人を見ていると、

心の声が聞こえて来そう。

 

どうせ・・・・

 

何をしても反応がない。

仕入れても売れていない。

 

そんな声が聞こえて来そうなのです。

 

 

当然、そんな方は

方向修正もやり方を変えようとはしない。

 

漫然と差額の出そうな商品を仕入れ、

出品して、

それで満足してしまっている。

 

こうして、ズレていくのです。

 

 

しかも、本人は言われるのです。

 

「自分はちゃんとリサーチしている」

「市場を見ている」

「努力しているのに、運が悪いだけ」

 

もう、恐怖すら感じてしまうのです。

 

 

 

もちろん、

変化に気づけなかった人は、

怠けていたわけではありません。

 

方向が間違っていただけです。

 

 

でも、視野は変えられます。

 

正しい見方は、あとからでも身につけられます。

 

これこそが、リスキリングです。

 

学び直すこと。

見方を更新すること。

視野を広げ、柔軟性を取り戻すこと。

 

この力を持てた人だけが、

次の変化にも耐え、前に進めるのです。

 

 

現状維持は衰退を招いているだけです。

 

次回は、この「リスキリング」という考え方が

どれだけ現実的で、どれだけ武器になるか。

 

具体例とともに、お伝えします。

 

「自分は間違っていたかもしれない」

 

そう思えた人から、生き残れます。

 

今回は、ここまで、

それでは、また明日。

 

【追伸】

6月も『売れる商品の見つけ方』

WORKSHOP2025!

 

開催予定です。

 

詳細は決定次第、

報告します。

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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