以前、
先輩に教えてもらったことがあります。
指示に対して
「できません」と即答する人間は、
使い物にならない。
やってもいないのに、やる前から「できません」。
上司からすれば、「できるだろう」と
思って指示を出しているはずです。
それなのに、何もせずに
「できません」では、話になりません。
ただし、同じ「できません」でも、
指示を受けて試行錯誤した結果の
「できません」は、むしろ“できる人間”だと。
この言葉を聞いたときは
首をかしげましたが、
後になってその意味がよくわかりました。
一人で抱え込みすぎる人は、こ
の「途中での“できません”」が言えません。
・周囲が見えていない。
・チームで動いているという自覚がない。
・報連相ができない。
・仕事が遅れていても黙ったまま。
「言える」「言えない」の空気感が、
仕事を止めてしまうこともあるのです。
この傾向について語りたいことは他にもありますが、
今回はここまでにしておきましょう。
会社という組織の中で、
向き合っていただければと思います。
それよりも、
私が本当に伝えたいのは、
このカメラリセールビジネスでの話です。
人にはそれぞれ、
得意不得意があり、
好き嫌いもあります。
それに、環境も違えば、抱えている課題も違う。
だからこそ、
一つのノウハウですべてがうまくいくわけがないのです。
これはCRCの説明でもお話ししているのですが、
多くの方がコンテンツの量を見て「うわっ」と驚かれます。
でもそれは、驚かせるために用意したのではなく、
それぞれのタイプに合わせて増えていった結果なのです。
ヤフオクが得意な人もいれば、店舗仕入れが得意な人もいる。
ヤフオクといっても、
日中にリサーチする人、夜に動く人もいる。
キタムラのネット中古も、
昼と夜で狙い方が変わります。
扱いたい商品も、
フィルム派とデジタル派ではまったく違う。
「仕入れたい人」に合わせていけば、
手法が増えるのは当然なのです。
ただし、大事なのはここからです。
自分に合わないことを、
いつまでも続けてもできるようにはならない。
私はこれを、身をもって体験したのです。
自分も最初は、
メンターの教え通りに
ヤフオク仕入れから始めました。
でも、1品目から赤字。
その他の商品もほとんど失敗。
高値掴みの連発。
たまたま知人に販売できたことで何とかなったものの、
普通であれば初月から10万円の利益なんて、
あり得なかったと思います。
理由は簡単。
状態の見誤り。
相場の読み違い。
そして、入札時に熱くなりすぎていた。
今思えば、自分はヤフオクにまったく向いていなかったのです。
でも当時は、
教えやコンテンツがすべてヤフオク仕入れ中心だったこともあり、
「これが正解だ」と思い込み、
必死でやっていました。
それが、自分にとっての大きな間違いでした。
ある時、カメラのキタムラネット中古を知り、
「とりあえずやってみよう」と挑戦。
勢いだけで店舗に受け取りに行くと、
あまりのド素人ぶりに、
店員さんが商品のチェック方法を教えてくれたのです。
それだけでなく、
無知な私はオークファンとにらめっこを始めます。
私が受け取り店として利用していた店舗は、
平日の暇な時間もあったようで、
人の良い店員さんも色々と教えてくれました。
その時、ヤフオクで「新品級」と謳われていた状態が、
キタムラではCやBランクだと知ります。
店員さんも「全くヤフオクは~」とぼやいていたのですが、
その時にハッと気づかされたのです。
「全てのお店で状態ランクが同じとは限らないんだ…」と。
すべてのショップで状態ランクが統一されているわけではないのだと。
そこから、私はキタムラ仕入れにシフトしました。
ただ、私の仕入れが甘かったのでしょう。
キタムラは単品での利益率が高いわけではありません。
ですから、
ある程度経験を積んだあと、
ヤフオクに再挑戦。
すると、不思議と傾向が見えるようになってきたのです。
あのとき、自分がヤフオクにこだわり続けていたら、
たぶん今はなかった。
「できない」と認めて、
別の方法を探したからこそ、今がある。
そう思っているのです。
特にヤフオクは、一度失敗すると慎重になりすぎる。
私の場合は、そう。
すると今度は、
「だろう仕入れ」を繰り返してしまう。
高値掴み、ジャンク品、そして自己嫌悪。
完全に“負のループ”でした。
恥ずかしい話です。
だからこそまず、本気でやってみること。
その上で「これは合わない」と
冷静に判断できれば、
「できません」と手を挙げればいい。
無駄な時間を使わない。
別の手法を探してもいい。
カメラリセールの仕入れ方法は、
決して一つではありません。
あなたに合ったやり方が、必ずあります。
ただし、「魔法のような方法」は存在しません。
だからこそ、頑張って
自分に合う仕入れ方を見つけてください。
今回はここまで。
次回をお楽しみに!
↓LINEの友達追加はこちら↓
↓ やまとのメルマガ、こちらをクリック ↓
#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売
この記事へのコメントはありません。