カメラリセールビジネスが「稼ぎやすい」理由?

こんにちは、やまとです。

 

前回は、

3兆円を超えるリユース市場の中で、

中古カメラ市場は約770億円ある。

 

という話をしました。

 

数字だけ見ても、

「カメラリセールビジネスを選んでいる自分の判断は、

そんなに悪くない。」

と感じてもらえたのではないかと思います。

 

今日はそこから一歩進んで、

「なぜカメラリセールビジネスは

稼ぎやすく、取り組むメリットが大きいのか?」

 

という話を、

ビジネスモデル・中古ならではの特徴・単価のバランス

この3つから整理してみたいと思います。

 

 

カメラリセールビジネスのモデルを

思い切ってシンプルにすると、

中古のカメラ・レンズを仕入れて、

ネットのプラットフォームで販売し、

入金されたお金で、また仕入れる。

 

この繰り返しです。

 

 

商品は「中古カメラ・レンズ」。

販売チャネルは「ネット」。

お金の流れは「資金回転」。

 

難しいことをしているようでいて、

この3つが見えていれば、

ビジネスの骨格は、

とてもシンプルなのです。

 

 

では、なぜ

このカメラリセールビジネスが

優れたネットビジネスなのかというと…

 

まず一つ目のポイントは、

カメラ自体の“クラス分け”が

はっきりしていることです。

 

カメラのラインナップは

ざっくり分けると、

 

・プロ機(上級機)

・ハイアマチュア向けモデル

・初心者向けエントリーモデル

という三つのゾーンに分かれます。

 

この「クラス」が

メーカー側でも明確に分かれているおかげで、

「誰に」「どのクラスの機種を」

「どんな用途で売るのか」

を決めやすい、

というメリットがあります。

 

しかも、このクラスが分かれていることを

理解していれば、

「売れている商品」によって、

そのプラットフォームに、

 

・どんな人が集まっていて

・何を求めていて

・どれくらいのお金を払うつもりがあるのか

 

を、イメージできてしまうのです。

 

つまり、

「売れている商品」=「そこに集まっているターゲットの姿」

でもあるわけです。

 

ヤフオクなのか、

フリマアプリなのか、

ネットショップなのか。

 

その場で、

プロ機が多く動いているのか、

ハイアマ機が中心なのか、

初心者モデルが売れているのか。

 

そこに目を凝らしていくと、

「この場所にはこういうお客さんが多いんだな。」

というのが、自然と見えてくるわけです。

 

そうなってくると、

・同じプラットフォームの中でラインナップをどう組むか

・別のプラットフォームにどう横展開していくか

・将来的に他ジャンルの商品を扱うならどこから試してみるか

 

といった「設計」が

グッとやりやすくなるのです。

 

 

逆に言えば、

ここが見えていない人ほど、

「物量で勝負」に走りがちです。

 

 

誰に向けて

どの商品を並べるのかも決めず、

「とにかく数を出せばそのうち売れるだろう。」

と、個数だけを増やしてしまう。

 

すると、

在庫は増え、回転は悪くなる。

 

その結果、

カードやキャッシュフローが苦しくなる。

 

という悪循環に入り、

気づけば“物量勝負”の末に

資金を使い果たしてしまうのです。

 

だからこそ、

「何が売れているのか」から

「ここにはどんな人がいるのか」を読み解くこと。

 

その上で、

プロ機・ハイアマ機・初心者モデルの

どこに軸足を置くのかを決めていくことが、

無駄な物量勝負を避け、

“狙って資金を回す”ための

大事なポイントだと考えています。

 

 

ここで、もう一つ大事なのが「単価」の話です。

 

よく、

「もっと単価の高いビジネスの方が

一発でドカンと儲かるのでは?」

という感覚を持つ方もいます。

 

 

例えば、中古車や宝石。

 

扱う商品単価は一気に跳ね上がりますし、

一件あたりの利益も大きくなります。

 

ただし、その分、

・1件売れるまでの時間も読みにくい

・1台、1点が売れないだけで

キャッシュフローが一気に苦しくなる

 

というリスクも背負うことになるのです。

 

つまり、ギャンブル性が高い。

 

「当たれば大きいけれど、

外したときのダメージも大きい。」

 

これが高単価ビジネスの難しさです。

 

 

逆に、

単価が安い商品だけで勝負する方法もあります。

 

単価1,000円前後、利益は数百円。

 

利益率は良く見えても、

単品益が小さいので、

どうしても「数」で

カバーしなければなりません。

 

結果として、

・大量の出品作業

・大量の梱包・発送

・大量のお客さん対応

と、ひたすら作業量が増えていきます。

 

 

その点、カメラリセールビジネスは、

昨日の

令和6年度 リユース市場規模調査 報告書にもあったように、

平均購入単価が2万円台半ば

(約2万5,000円前後)という

「中高単価ゾーン」に位置しています。

この価格帯であれば、

・1件売れたときに動く利益は

数千円~数万円を狙いやすく

 

・かといって、中古車や宝石ほど

1件が売れないリスクに

資金を丸ごと賭ける必要もない

 

という「ほどよいバランス」を

取りやすいのです。

 

つまり、

高すぎる単価でもなく、

安すぎる単価でもない。

 

「中高単価 × 一定の需要 × 中古ならではの相場の安定」

 

この組み合わせが、

カメラリセールビジネスの“稼ぎやすさ”なのです。

 

 

最後に、

中古ならではのメリット!

新品の商品は、

新モデルが出たタイミングで

ガクッと値段が落ちることがあります。

 

amazon転売の方でよくあるパターンです。

 

Keepaなんかで価格のグラフだけを見て

「安い商品が見つかった!」と喜び、

大量に仕入れた後、

ライバルがもっと安い商品を出品し

大きな損失が発生したというパターン。

 

メーカーや倉庫から

一気に価格を下げて放出されてしまうことが

多々あるのです。

 

 

一方で中古の場合は、

一度「新品 → 中古」への大きな価格の落差を

すでに受け切ったあとで市場に出てきます。

 

ですから相場に変動があっても

緩やかな変化だけ。

新品のように

「いきなり半値に暴落」

といった極端な動きは起きないのです。

 

だから安心、安定した

ビジネス展開ができる。

 

まとめると、カメラリセールビジネスは、

 

■ターゲットとクラス分けが明確で

戦略を立てやすく

 

■「何が売れているか」から

プラットフォームごとのお客さん像を

読み解きやすく

 

■中古ならではの相場の安定性があり

 

■単価も「高すぎず安すぎず」の

中高単価ゾーンで、

利益と作業量のバランスが取りやすい

 

こうした条件がそろっている分、

「稼ぎやすく、取り組むメリットが大きいビジネス」

だと、私は考えています。

 

だからこそ、このビジネスに取り組めば

他のビジネスに取り組んでも外さない。

 

・市場を見る目

・ターゲットを読む目

・資金を守りながら増やす感覚

 

を、やりながら鍛えることができるから

他の物販ビジネスにも強くなれるのです。

 

ただ、ココだけの話、

他の物販ビジネスに移っても、

また、このビジネスに戻って来る人が多いのも

このビジネスの特徴。

 

だからカメラリセールビジネスは

取り組む価値があるビジネスなのです。

 

ぜひ、あなたも

前向きに取り組んでみてください。

 

ということで、

今回は、ここまで。

それでは、また!

 

 

【追伸】

12月の『売れる商品の見つけ方』

WORKSHOP2025は、

 

12/22(月)~12/28(日)に

開催予定です。

 

今年最後のWORKSHOPとなります。

 

詳細は、決まり次第、

追ってご連絡いたします。

 

↓LINEの友達追加はこちら↓

友だち追加

https://lin.ee/zWqlEQY

↓ やまとのメルマガ、こちらをクリック ↓ 

#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

PAGE TOP