さて、今回の最終話。
はじめる前に、
こちらを読まれましたか?
『1,原点に帰れ!』
『2,維持が一番難しい件について』
さて、今回は具体的な話です。
といっても、
ほとんどの人は利益の額が
ずーッと続けられればいいと思いながら出来ない。
それは私も同じ。
利益にフォーカスしてしまうと
どうしても守銭奴根性が出て来てしまう。
結局、利益・利益・利益と考えていては
利益確保は難しいわけです。
特に限られた資金で
高効率で売り続けようと思ったら、
利益にフォーカスし過ぎると
ブレてしまうわけです。
では、どこにフォーカスすれば、
売上の維持、利益の維持が出来るのか?です。
まず、利益は売上がなければ
上がることはありません。
いくら、いい仕入れが出来たとしても
売れなければ利益は上がらず、
逆にお金が出て行くだけ!というのは
今までも散々お伝えして来ました。
ということは
仕入にフォーカスしていても
売上、利益を永続的に上げ続けることは出来ないわけです。
そもそも売上は
客数×客単価もしくは販売件数×平均単価
で作られます。
ただ、このカメラリセールビジネスの場合、
ヤフオク・メルカリのプラットフォームを
使いますから下記の様になります。
客数×客単価≒販売件数×平均単価
つまり
客数≒販売件数
となるわけで、
一人一点を買って行くということは、
客単価≒平均単価
となるわけです。
ここで重要なのは、
客単価≒平均単価
高い物もあれば
安い商品もあると言われる方がいますが、
それは安定されていない方。
数が少なければ、
数字は上振れ、下振れが起きます。
しかし、数が増えて来ると
平均単価は3万円前後。
自分の場合は
28000円前後が平均単価。
これがブレたとしても
上下3000円ぐらいまでです。
つまり、3万円が
平均単価と考えればいいわけで、
売上とは販売件数(客数)×3万円と
なるわけなのです。
ということは、
販売件数が150なのか200なのかによって
ほぼ売上は算出出来るわけで、
この販売件数に注目をすれば、
売上は確保しやすいということなのです。
では、そこから利益となるわけですが、
この利益に関しては
ほぼ仕入れで決まります。
この利益とは
売上×利益率で算出されるわけですが、
この利益率も面白いもので
数を売れば売るほど近似値が浮き出て来ます。
例えば、CRCのメンバーも
年間通してみれば
高い人もいれば低い人もいます。
ただ、高い人は高いまま推移し
低い人は低いまま推移するという特徴があります。
その平均を取れば
21%前後というところ。
上下3%も誤差はなく、
10年以上取っているデータでも
そんな状況になっております。
つまり20~21%という利益率が
落ち着いている基準値。
これは高回転を維持出来る様な
『売れる商品』も同様です。
知らない方にとっては
早く売る為には
価格が下げる必要があると思われていますが、
それは否。
『売れる商品』であれば
相場通りの価格であっても
月2回転以上がキープできる。
そして『売れる商品』であっても
利益率は変わらない。
売れない商品の方が利益率が
ブレる傾向にあるわけです。
ということは
平均単価3万円 利益率20%
で計算を行えば、
後は販売件数をいかにキープするかで
維持が出来るわけです。
つまり、ポイントは
販売件数。
これを平日、週末や
週間ごとの目標、
半月の件数。
等々、
推移を確認しながら、
数を売ることにフォーカスするわけです。
例えば、月に600件の販売を
最低ラインとし、
出来れば800件が目標とする場合。
月4週と考えれば
週150件、もしくは200件の
販売件数がそれぞれノルマと目標となるわけです。
ただご存知の通り、
1ヶ月の間にも上旬、中旬、下旬で
売行きは変わります。
だから第1週目と
第4週目は高く
第2週目と第3週目は低くする。
600件の最低ラインのノルマとすれば
第1週目と第4週目の週間販売件数が
160件。
中旬である第2週目と第3週目が
140件。
が最低ノルマとなるわけです。
800件の目標であれば、
第1週目と第4週目が
220件。
第2週目と第3週目が
180件。
となるわけです。
この数値目標を
昨日の話。
月間商品回転率2回転をキープしながら
クリアする。
小資金、高回転の維持を行うわけです。
勘のいい方ならお分かりの通り、
この売上、利益の高回転の維持には
「売れる商品」は必要不可欠。
何が売れているのか、
どんな出品を行えば
誰よりも売れるのか。
これを知らなければ出来ません。
ただ、実際の動きはどうかと言えば、
数値目標を細分化した分、
手を抜くことが出来るのです。
特に自チームの場合、
誰に似たのか
そんな傾向があります。
各月もしくは各週の
最初のうちに
ガーッとガリガリやって、
その後ペースダウン。
またガーッとやって
遊びに行ったりする。
この繰り返しで
数値を維持し続けております。
いずれにせよ、
売上、利益を右肩上がりに上げるよりも
売上、利益を維持しながら
小資金、高回転、高効率で維持し続ける方が難しい。
その為の、アンテナ感度を
上げておいてください。
今回は、ここまで
それでは、また!
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