ズレろ! 《その1》
ズレろ!《その2》
「売れにくくなった…」
「アクセスが減った気がする…」
「“いいね”すら付かない…」
もし、あなたがそう感じているなら
それは“売れない時期”でも“運が悪い”わけでもない。
単純に——
売り方がズレているのです。
昔は売れていた。
それは事実かもしれません。
でもそれ、“昔”の話というだけのことなのです。
世の中は変わっています。
プラットフォームの仕様も、
ユーザーの視線も、
スマホ操作のクセさえも
すべてが、静かに、でも確実に変わっているのです。
たとえば、画像の出し方。
以前は、
「写真は多ければ多いほどいい!」
そう言われていた時代がありました。
だから、画像結合ソフトを使って、
10枚、20枚と、まとめた写真を並べていた。
でも、どうでしょう?
今は見ませんよね?
大きな画像で
わかりやすくした方が
売れるのです。
その当時も言われていましたよ。
PCであれば拡大が出来る。
スマホであればピンチアウトすればいい。
でも、そんな人を動かすようなことをすれば
簡単に離脱されてしまうだけなのです。
今、求められているのは、
“多さ”ではない。
“見やすさ”です。
昔はPC前提だったから、
横スクロールや一覧性が重視されていました。
でも今の主流はスマホ。
しかも、片手操作が前提です。
人はできるだけ、
「同じ動作だけ」で完結したい。
それがスマホを操作する人の
思考なのです。
画像は縦に並んでいてほしい。
指は上下にスワイプするだけがいい。
説明も、スクロールしながらサクッと見たい。
それが本音。
それなのに、
ヤフオクで10枚まで載せられるから——
「それで充分でしょ」と考えてしまう。
でも実際は、
その10枚を横にスワイプさせる仕様にしているだけで、
ユーザーの“行動のストレス”を増やしているのです。
だから離脱される。
スマホ操作のスピード感に
ついて行っていないのです。
一方、今しっかり売っている人たちは、
ヤフオクの仕様に依存していません。
どうしているか?
そう聞きますか?
説明文の中画像を入れているのです。
その方が“買う側の動き”が少なく済むからです。
写真を見て、すぐ説明文。
さらに下に、付属品や使用感。
一貫して上から下への動きだけで完結する。
これが、今のスマホユーザーにとって
「快適な導線」=売れやすいページなのです。
けれども、
「ヤフオクで10枚あるんだから、それでいいでしょ」
「面倒だし、そんな工夫いらないよ」
そうやって“手間を惜しむ人”から、
確実に売れなくなっている。
これも時代の流れなのです。
これは画像だけじゃありません。
・説明文のフォントサイズは?
・箇条書きと文章のバランスは?
・価格は相場の“直前”か?
・出品時間は夜か朝か?
・販路は1つだけになっていないか?
すべて、“買う側”にとっての
快適性が基準なのです。
「自分がやりやすいから」
「前からこのやり方だったから」
そんな“売る側の論理”は、
もはや通用しません。
恐ろしいのは、
このズレに気づかないまま
売れない状態に慣れてしまうこと。
それが中古カメラ市場に取り残されている
亡霊のようなセラーなのです。
そんな方々のパターンも
同じです。
アクセスが減る
↓
値下げしても売れない
↓
モチベーションが下がる
↓
出品数が減る
↓
さらに売れなくなる
これが、“静かな淘汰”です。
声を上げて脱落する人はいません。
でも、気づけば姿を消している。
そして、そういう人ほど言うのです。
「最近は売れないよね」
「市場が悪くなった」
「飽和してるのかもなあ」
全部、ちがう。
あなたの“売り方”がズレてるだけなのです。
売れないのではないのです。
売れるように“魅せていない”だけ。
今すぐ見直してください。
✅ 画像の出し方
✅ 説明文の導線
✅ 出品時間と曜日
✅ 出品タイトルの切り口
✅ 商品の魅せ方(単品?セット?)
✅ 複数販路の使い分け
これらを意識的にズラしていく人だけが、
次の時代も生き残れる。
生き残りたければ、
“売り方の常識”を、疑ってください。
次回、「ズレろ!」シリーズ最終回。
今までの仕入れ・商品・売り方。
それぞれの“ズレ”を見直し、
全体最適を見つけるための視点をお伝えします。
今回は、ここまで
それでは、また!
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