モンクレは邪魔なのか?

さて、お正月気分も

いよいよ今日で強制終了!

 

明日からは普段の仕事になる方も

多いのではないでしょうか?

 

 

さて、いつもの様に

私事の話です。

 

子供にモンクレを奪われたのです。

 

去年買って、

数回しか着ていないダウン。

 

去年は腰痛のため、

極端に外に出掛ける頻度は少なく、

ほぼ着ることも無かった。

 

しかもこのモンクレ、

着ていればまだしも、

着なければ、

クローゼットも場所を取る。

 

あのモコモコのまま

車の運転は出来ず、

運転中は後席へ追いやれば、

それだけでも邪魔扱い。

 

そこに加えて

昨年末、沸騰した

「おじさんパーカー」問題。

 

自分が購入したダウンは

フード付きであったため、

タイムリーなネタ扱い。

 

かくしてクリーニングから

戻って来たままのモンクレは

帰省して来た子供と一緒に

Uターンラッシュに巻き込まれて行ったわけです。

 

 

と、考えれば考えるほど、

高い買い物だったわけ。

 

ちょい背伸びしながらでも

「温かいだろう」

「着ていても恥ずかしくないだろう」

というブランド力にも目がくらんでしまった。

 

手から離れて行ったことを考えれば

分不相応だったと思うのです。

 

残ったのは、

取られてしまった悔しさと

「勿体なかった」という後悔。

 

いくつになっても、

同じ過ちを繰り返してしまうわけです。

 

 

そんな後悔してしまう買い物は、

TPOSから外れた買い物が多い。

 

そんなことは百も承知なのですが

それでも衝動って怖いものなのです。

 

 

そもそもTPOS。

 

古い流通業界用語なのですが、

ご存知でしょうか?

 

TPOSとは

Time(時間)

Place(場所)

Occasion(場面)

Style(ライフスタイル)

 

の頭文字をとった言葉 。

 

簡単に言えば、

「いつ」「どこで」「どんな場面で」

使うのか、必要なのか。

 

その人物の「趣味嗜好、ライフスタイル」に

合っているかどうか。

 

本来、買い物をする時には、

上記のことを考え、

合った商品を求めるはずです。

 

 

しかしながら

衝動買いの場合は逆。

 

その商品が欲しくなり、

その商品を見ながら

強引にTPOSに結びつける。

 

使っている自分を

強引にイメージするわけです。

 

そして、脳の中では

「だから必要だ!」と

これまた強引に説得をし、

 

たとえ予算があったとしても、

2割、3割ぐらい高かろうが、

購入に至るわけです。

 

 

あなたも思い当たるフシはありませんか?

 

そして、衝動買い後の後悔する商品は、

そのTPOSから外れた商品となるわけです。

 

つまりは自分に合っていない商品。

 

なのに、「モッタイナイ」が出てしまい、

手放すことも出来ない。

 

貧乏性が出てしまうわけなのです。

 

 

それが今回、

息子が強奪してくれたことにより、

ちょい自分でも見直すきっかけとなったわけです。

 

というか今段階では

「よかった」と言い聞かせている状態。

 

はたから見れば、

ナントも情けない姿なのです。

 

 

ただ、こんな状況って・・・・

 

 

このビジネス界隈でも

サンクコストに囚われた方々が多いのです。

 

回収できない費用を惜しんで

ビジネスや事業をやめられない。

 

そんなサンクコスト効果の囚人となっている人。

 

 

客観的に見れば、

今すぐ止めてでも

別のビジネスに取り組んだ方がいい。

 

それは、わかっていながらも

止められない。

 

そのまま何ヶ月も、何年も

たった数万円の実績のまま

無駄な時間だけが過ぎて行くわけです。

 

 

しかしながら残念なことに、

そんな手を出してしまったビジネスのことを

「止めた方がいい」と

言ってくれる人は少ないのです。

 

なぜなら、あくまで他人事。

 

別に続けようが止めようが

自分の懐には関係がない。

 

しかも、こういった話は

必ず反発を喰らうわけ。

 

「止めた方がいい」と言っても、

最初に購入に至ったことを想いだし、

「あ~だ、こ~だ」と言って来るだけ。

 

時には噛みつかれもする。

 

真剣にアドバイスしたとしても

損な役割になるのが

わかっているからなのです。

 

だから「触らぬ神に祟りなし」と

言わんばかりに話題にもしない。

 

言われないあなた自身は

サンクコスト効果の囚人を続けるだけなのです。

 

 

だから、決めるのは

あなた自身しかないのです。

 

その為に、

過去の実績を客観的に見てください。

 

それで今後、芽が出るのでしょうか?

 

しかも、あなた自身が

本当にやりたかったことなのでしょうか?

 

 

ゼロベース思考で考えるべきなのです。

 

 

今回、モンクレが出て行ったことで、

クローゼットに余裕が出来ました。

 

何しろ1着で2~3、4着分の場所を取ります。

 

思い返せばクリーニングも

スーツと違い断られることも多い。

 

受け取ってくれても

10着分ぐらいのクリーニング代です。

 

“負け惜しみ”と言われようが、

子供が持って行ってくれて

逆に良かった。

(と、思うことにする。笑)

 

 

子供に奪い取られて

言うのもナンですが、

 

「やめる勇気」

「手放す勇気」も

必要だと思います。

 

ということで

今回は、ここまで

それでは、また!

 

【追伸】

モンクレが無くなって、

一番うれしそうなのは妻みたいです。汗

 

 

 

 

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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