どうも年始は
数字が揃わないのです。
今、躓いているのが
ヤフオク・カメラ光学機器の
出品数。
毎月、読者様にプレゼントさせて頂いている
アレの資料です。
まず、元日の出品数は
極端に少ない。
2日のお昼でも
出品数は29万件程度。
3日になって
増えるのかと思えば
逆に減っているのです。
この数字を出しても
どれくらい少ないのか
わかりませんよね?
例えば2020年の12月。
去年ではありませんよ
おととしです。
その時の月初出品数が40万件オーバーでした。
そこから考えると
10万件以上減っているのです。
ところがです。
販売件数を調べると、
これが伸びている。
昨対比でも伸びているのです。
もうちょこっとだけ
詳しくお伝えしましょうか?
月や日によっても上下変動はしますが、
大体ヤフオクのカメラ光学機器の
カテゴリの出品数は30万件の半ばから40万件程度。
同じカテゴリ内で
月間販売件数は11万件から12万件以上。
これは過去1年半以上調べていて
こんな流れなのです。
つまり出品されている商品のうち
売れるのは3割~4割。
この中でだいたい推移しているのです。
ところが、これだけ出品数が減っていると
販売件数/出品数の数字が極端に良くなるのです。
今までより
高確率で売れている状態になってしまうのです。
極端なことを言えば、
入れ食い状態だったのが、
入れる前に喰われるぐらい。
そんな状況。
そもそもカメラ光学機器のカテゴリ内では
1万円以下の商品がだいたい6割から7割程度。
ヤフオク全体では
6割が3000円以下の商品です。
ところがカメラ転売の場合、
高額利益を狙おうと思えば、
やはり1万円以上の商品となります。
単品益5000円以上ですね。
だいたい比率は変わりません。
そうなると売る方はいいのですよ。
ヤフオクを使いこなすことによって
もっと売れる様になるのが予想されます。
ところが危惧しているのが
仕入の問題。
今でもナンダカンダ言いながらも
ヤフオクでの仕入れる件数は多いのです。
この数字がキープ出来るかどうか。
これを危惧しているのです。
確かにネット仕入れも
ヤフオク、メルカリ、ラクマや
各ネットショップからも仕入れリサーチは行っています。
だけど、ヤフオクの競争が激しくなると
他にバイヤーは流れると考えています。
例えばネットショップをはじめとする
価格に変動がない所からの仕入れは
実はツールよりも人の方が早いのです。
ほとんどのツールは
商品のピックアップはしても
最終購入の決定は人。
人が最終的に『購入する』を
クリックして仕入れが出来るのです。
中古である以上、
その商品の状態や
付属品等々もカギとなりますからね。
だからほとんどのツールは
ピックアップ止まり。
それで最終決定は人という
パターンが多かったのです。
一方、最初から購入の最終決定権者が
リサーチをしているとなると、
ツールがピックアップしている間に
『購入する』まで終わってしまうのです。
これが外注化を進めると
ツールを使った仕入れをしているバイヤーに
勝てた方程式。
つまりツールよりも熟練した人間、
人が勝っていたのです。
しかし、人そのものが
ネットショップ等々に流れて来た場合、
競争相手も人。
つまり熟練度合いが
今度は大きなカギとなって来るのではないかと
考えているのです。
それから、もう一つ。
考えられるのが相場の変動です。
基本的には需要と供給のバランスの上で
相場は成り立っています。
そのバランスが崩れる場合。
今回の場合であれば
出品数が減るということは
供給量が少なくなる。
ということは相場が上がると
考えられます。
その変化にどう合わせるのか。
早ければ売れなくなるし、
遅ければ利益を逃す。
ということなのです。
この出品数の減少。
一過性の物であれば
問題はありません。
例えば各出品者が帰省等々で
再出品が出来ていない場合。
出品期限が切れてしまって、
そのまま再出品がされていない場合です。
ただ、今後も続くようであれば、
力の差がハッキリ現れます。
中途半端な転売ヤーは
淘汰されるのが予想されます。
ちょっと怖いですね。
しかしながら、考え方によっては
初心者の方は問題ナシ。
これからの方は
これからの仕入れ方
これからの売り方を体験しながら
学べるというメリットがあります。
大変なのは中途半端な転売ヤーだけ。
いずれにせよ今のうち、
力を付けておくことが賢明。
なんでも仕入れられて
出品すればなんでも売れるという時代、
ではないですからね。
ということで
明日は
2021年12月度
ヤフオク・カメラ光学機器
販売件数レポートをプレゼントします。
楽しみにお待ちください。
今回は、ここまで
それでは、また!
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