昨日、お送りした
7月度ヤフオク!カメラ・光学機器レポート、
もうご覧いただけましたでしょうか?
■Yahoo!オークション。
カメラ光学機器カテゴリ
7月の販売件数レポート
今回の数字を読み解く上で、
特に注目すべきポイントを、
もう少し深く掘り下げてみたいと思います。
まず、多くの方が気になったであろう
「6月と7月の販売件数」について。
レポートにある通り、7月は6月を下回っていました。
これは「売れ行きが落ちたのでは?」と心配されるかもしれませんが、
実は過去のデータを振り返ると、
この傾向は毎年のことなのです。
つまり、この現象は決して
「売りにくくなった」わけではなく、
このカテゴリ市場における恒例の
「季節的な変動」である可能性が非常に高い、
ということ。
ですからご安心ください、
市場全体は前年比でしっかり成長しています。
昨日もお伝えした通り、
2022年7月の120,326件から
2025年7月にかけて継続的に増加しており、
このカテゴリ全体の需要は堅調に伸びているのです 。
では、その成長を支えているのは誰なのでしょうか?
レポートを価格帯別に見てみると、
まず目を引くのがデジタルカメラの
「30,001円〜50,000円」という、
ちょうどいい価格帯。
ここが前年比146.2%と、
驚異的な伸びを見せています。
これは、従来から売れているCCDのコンデジが
相場も上がり切り、
この価格帯の中心になっています。
また新製品の登場で価格が下がりつつも、
性能は最新モデルに引けを取らない。
そうした「賢い選択」をする消費者が増えている。
というのも考えられます。
次に、レポートの中でもう一つ光っていたのが
ビデオカメラ。
前年比107.4%と安定した成長を見せていますが、
これは旅行やレジャーで
「思い出を鮮明に残したい」という
需要が強まっていることを示唆。
実際、カメラほど拘らなくても、
手軽にVlogとして
動画を残せる。
だからアクション系のカメラを使うのは、
なにもyoutuberだけではなく、
スマホでの撮影とは一味違う、
本格的な映像を手軽に楽しみたいというユーザーが
増えているのかもしれません。
一方で、フィルムカメラやレンズの
高価格帯が減少傾向にあるのも見逃せません。
これは、単に需要が減ったというだけでなく、
出品数が減っています。
それだけユーザーの動向もかわったのかもしれません。
しかし、こちらの例年、
お盆以降に活発に動いていますから、
これからの動きに期待!
というといころです。
全体的な動向としては、
高価な機材を求めていたコアな層から、
より幅広い層へとユーザーが広がっている模様。
レポートの数字は単なる結果ではありません。
そこには、市場の移り変わりや
消費者のリアルな心理が隠されています。
ぜひ、このメルマガをヒントに、
今後の出品戦略を練る際の参考にしていただければ幸いです。
今回は、ここまで。
それでは次回をお楽しみに!
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