不良在庫&長期在庫の捌き方

有在庫の転売ビジネスをしていると

ホント嫌なのが不良在庫。

 

資金は圧迫するし、

自宅で発送作業している方なら

“場所”の問題もあります。

 

私の場合は防湿ケースを積み重ねて

保管をしていたので、

こちらも圧迫感がハンパない。

 

「売らなきゃ」という

プレッシャーも重なります。

 

そんな不良在庫の商品を

捌かなきゃいけないケースは、

人によって様々ですが、

それでも必ずやって来ます。

 

そんな方が行うのが

赤字覚悟の損切り。

 

兎に角、いくらでもいいから

売れて行って欲しい。

兎に角、現金化をしたい。

 

そんな思いから、

どんどん価格を下げる方がいらっしゃるのです。

 

 

特に多いのが、

「カメラやレンズは出品さえすれば売れる。」

そう聞かれてカメラ転売をされて来た方々。

 

それからamazonで転売ビジネスを

されて来た方々にも多い。

 

これはamazonだから

“手”が無い為にしょうがない部分もあるのですが、

 

同じように計画性がないのです。

 

ネットビジネスを特別な物のように

考えているのです。

 

いつも言っている様に

ネットビジネスもビジネスです。

 

 

もし自分が

お店を構えて商売をしているのなら、

そんなことは起きないですよね。

 

どんな商売でも“棚卸し”はありますし、

在庫チェックだって行う。

 

長期在庫の商品も定期的に捌くのです。

 

 

慌てて値下げして

不良在庫を売り切ろうってのは

借金だらけの閉店セールのお店ですよね。

 

 

だからヤバくなる前に

定期的に在庫チェックを行うのが基本。

 

それを怠っているから

慌ててしまうのです。

 

 

私の場合は、

基本“1週間で売れる”。

 

そんな商品を仕入れて

カメラ転売を行っているのですが、

それでも3週間以上残っている商品が

およそ1割半。

 

ちょうど

先々週、在庫をチェックしたので、

ほぼ間違いないところです。

 

最近、「カメラ転売クラブ」のメンバーでも

6割ぐらいが出品後1週間で売れていますから、

ほぼ、こんな感じじゃないかな~。

 

売れている商品を扱っていると

こんな感じで売れて行くのです。

 

 

とはいえ長期在庫の商品は

基準は違えど必ず発生する。

 

長期在庫を3週間の方もいれば

1ヶ月半の方もいるわけです。

 

 

ただ、この長期在庫、

売る工夫は必ず必要なのです。

 

 

そこで、まずは行って頂きたいのが

出品ページのチェック。

 

画像が切れていたり、

タイトルが売れている方と違っていたり、

出品ページが妙に煽っていたり、

派手目なものは修正をしましょう。

 

この出品ページの修正を行ったら、

次に行うのが価格調整。

 

確認をして欲しいのが、

「相場通りの価格かどうか?」

 

値下げをすればいい。

1円オークション出品をすればいいって

安易に考えないでください。

 

時には価格が低すぎて

売れない時もあります。

 

そう、「安かろう悪かろう」の

心理が働いて売れない時もあるのです。

 

「相場価格かどうか?」ここが重要なPOINTです。

 

そして相場を見る時に

付属品や状態の確認もしてください。

 

商品によっては

付属品や状態、

時には機番によっても価格差がある時もあります。

 

出品ページを見て

確認を行ってください。

 

この準備が出来たら、

次に行うのが

売れる商品の出品。

 

これが今回のポイント!

 

売れている方が、

どうして長期在庫が少ないのかと言うと

売れている商品ばかりだからではないのです。

 

正直、

100%、1週間以内に売り切るのは

どうしても難しい。

 

特に数が増えれば増えるほど

難しいのです。

 

 

しかしながら順調に売れるのは

間違いなく「売れる商品」があるから。

 

「売れる商品」がお客様を引き寄せ、

他の商品も売れて行くのです。

 

逆に売れない人って

お客様を引き寄せることもないから

長期在庫の商品も売れて行かないのです。

 

 

最近のコンビニでは

レジ前のワゴンで長期在庫の商品を

捌こうとするお店もありますよね?

 

長期在庫の商品だけを買って行く方って

コンビニじゃ少ないケースです。

 

ほとんどが何かを買った時、

レジに並んでいる時に、

気になって見たりする。

 

それでプラスアルファで

売れて行ったりするのです。

 

 

だけど、売れるコンビニと

売れていないコンビニ。

 

長期在庫の商品も

売れて行き方って違いますよね。

 

 

そもそも売れていないコンビニは

お客様の数も少ない。

 

人が来ないから

長期在庫も増える。

 

当然、長期在庫の商品も売れて行かない。

 

そんな悪循環があるのです。

 

 

同じようなこと

実はヤフオクでも起きているのです。

 

 

 

amazonで商品を買われる方は

商品に注目しています。

 

商品レビューを読んだりして、

商品どうしを比べるのです。

 

 

一方、ヤフオクでは、

「この商品、いいな!」と思ったら、

まずは出品者の評価を見ますよね?

 

それで大丈夫だったら、

その出品者の出品リストを見ます。

 

どんな商品を出品している人なのか

気になりますから。

 

 

 

だからamazonでは

商品どうしを比べるから

価格がどうしても大きなポイント。

 

結局、価格競争になるのです。

 

 

一方、ヤフオクではamazonでの買い方に

プラス出品者どうしを比べる。

 

その出品者どうしを比べる時に

評価だけではなく、

出品リストを見ている人が多いのです。

 

ということは、

「売れる商品」ない方は、

自分が出品している出品リストも

見て頂けていない確率が高い。

 

つまり、売れていないコンビニと

同じような状態なのです。

 

 

ただ、コンビニの場合、

立地という大きな要素が加わりますが

ヤフオクではその要素がありません。

 

 

ということは、

「売れる商品」を多く出品して、

お客様を引き寄せることが大事

 

ということになるのです。

 

 

もちろん、「売れる商品」から

売れて行きますが、

それでも長期在庫の商品も

この方法であれば売れ始めるのです。

 

 

重要なのは、

まずは出品ページをチェック。

その後に相場価格かどうかのチェック。

 

そして、

「売れる商品」を仕入れて

お客様を引き寄せる。

 

です。

 

 

くれぐれも資金ショートを起こす前に、

定期的な商品チェックを行うこと。

 

どんなビジネスでも

行うことは一緒です。

 

 

大体、慌てふためいて、

値下げばかり行ったり、

1円オークション出品だけをされる方には、

転売ヤーしか集まって来ませんから、

売れるとしても良くて仕入れ価格まで。

 

売れなければ仕入れ価格よりも

低い価格でしか売れて行きません。

 

そんな場合は、一般のお客様が

自分の出品リストを見ていないってことです。

 

お気を付けください。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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