「利益率が高ければ、すぐ儲かる!」
そんな言葉に、あなたは一度も揺らいだことがないだろうか?
■「利益率だけを求める指導」+「借り入れ推奨」の構図
こうした提案は、一見すると筋が通っているように見えます。
利益率が高い → 売れれば大きく儲かる
だから数をこなせば、利益も倍増
でも資金が足りない? → では借り入れで一気に在庫を増やしましょう!
・・・というロジック。
しかし、これは非常に危ういモデルだと思うのです。
利益率がどれだけ高くても、
それは「売れた後」の話。
売れなければ、
利益は“ゼロ”どころか“マイナス”になる
可能性だってあります。
しかも、借り入れという
“時間制限つきの資金”でそれをやってしまうと、
事態は深刻です。
キャッシュが戻る前に返済期日がやってくる。
それでも売れなければ、
資金は詰まり、新たな仕入れもできず、
どんどん動けなくなる。
利益率だけを見て仕入れた商品が、動かない。
アクセスもない。価格を下げても反応がない。
ついには赤字でも処分せざるを得なくなる。
こうして、最初に「大きく儲かるはずだった商品」が、
いつしか“負債の塊”になっていくのです。
私はこれまで、
こうした負のスパイラルに陥った方を何人も見てきました。
そもそも、利益率は後からついてくるものです。
それより先に見るべきは、“回転率”。
「いかに早く売れるか」
これが、すべての土台になるのです。
たとえば、3,000円の利益だけど3日で売れる商品。
利益率こそ低くても、
資金がすぐ戻る。
次の仕入れに回せる。
何より「売れた」という手応えが、自信になる。
反対に、1万円の利益が出るはずの商品でも、
3週間売れなければ、
キャッシュも気持ちも、停滞します。
その間に相場が崩れたり、
ライバルが値崩れを起こすこともある。
そうなると、
最終的には「利益率も回転率も失った商品」に
変わってしまうのです。
借り入れを悪だとは言いません。
でも、それは「回転する仕組み」を
持っている人だけが使うべき武器です。
まだ仕組みができていない段階で、
借り入れを武器にしようとすると、
それはビジネスではなく、ギャンブルになります。
まずは、自分の資金内で、
確実に売れる商品を仕入れること。
早く売って、回して、経験を積む。
その中で自然と、
「これは利益率も高く、よく売れる」とい
う“武器商品”に出会えます。
焦らなくていい。
利益率は後からついてきます。
まずは、回転を。
それが、安定して稼ぐための唯一の道です。
そもそも、5年後の自分?
どうなっているのか、
誰にもわかりませんからね。
今回は、ここまで
それでは、また!
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