2024年10月度。
カメラ光学機器では、
昨対比105.5%。
去年の10月は、
過去最高販売件数を記録。
はじめて13万件越えを達成したのも
去年の10月でした。
その記録を超えるかどうかってのが、
個人的な興味だったのですが、
蓋を開けてみれば105.5％。
なんなくクリアしたってわけです。
たぶん、一般的な方々であれば、
「去年の数字を超えたぐらいで・・」と
思われるかもしれません。
だけど、実際にヤフオクって
毎年伸ばしている市場ではないのです。
上がって、下がってを
繰り返している市場。
つまりカメラファンの総数は
それほど変わらず、
その中身に変化がある市場だと思っているのです。
これは極端な例ですが、
「カメラと言えるのはLeicaだけ！」と
言い張るようなおじいちゃんが
一人亡くなると、
「こんなカメラを持っていればおしゃれ！」
というカメラ女子が一人増える。
そんな感じ。
総数はそれほど変わらず、
中のファン層が変わっていると
感じていたわけ。
だから『売れる商品』を
見極める必要があって、
その変化に対応しきれない人は
淘汰されていく図式になるわけです。
ただ、昨今の傾向としては、
その図式は変わらずとも、
最近は裾野のファン層が圧倒的に
増えて来た。
グッと深く、
カメラにのめり込むというより、
ファッションの一部という傾向。
流行り物には乗るけど、
好きか嫌いかで言えば
それほど好きではないって方が増えている。
その傾向が垣間見えるのが
コンデジの傾向です。
既にピークは過ぎ、
下降線を辿る様になって来たのです。
特に、一時はプレ値が付いていた様な
CCDの古いコンデジも
相場が下がって来て、
従来の相場に近づく傾向が見える。
つまりコンデジブームに乗っかって
この中古カメラ市場にお祭り騒ぎの様に参加した人も
落ち着いてきている。
これが夏から続く傾向なのです。
そして、もう一つ。
例年で言えば、
10月と年末商戦である12月の数字は
近い数字が出て来る。
つまり、12月の数字も読めるってこと。
だけど、今年の10月も
これほど売れていたわけで、
この流れが12月にも表れるか？ってのは疑問。
だから、これからの変化にも
目が離せないってことなのです。
私の勝手な予想では、
年内はこのまま動乱が続き、
年明けから一旦下がり、
また3月に向けて増える。
下がってから増える時に
落ち着く傾向があるのです。
ということは
チャンスは、今。
落ち着けば安定してしまいますから、
安定時には資金も商品数も多い人が有利！
資金が少なめの方は
この動乱のタイミングを逃してはダメ。
ということ。
しっかり見極めて
チャンスを捉えること。
その為にも、
販売件数レポートをご確認ください。
2024年10月度
Yahoo！オークション・カメラ光学機器
販売件数レポート
今回は、ここまで
それでは、また！
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