資金が少ない人であれば
資金があれば・・・と思うでしょう。
時間がない人であれば
時間があれば・・・と思うでしょう。
病気がちの人、体力がない人であれば
自分が健康であれば・・・と思うでしょう。
それね、違うんですよ!
資金があっても出来ないし、
時間があっても健康であっても出来ない。
単純に「ないものねだり」なだけ。
今いる環境、状況を
フルに活用していないだけなのです。
自分の場合もそうでした。
仕入れ資金もなく
でも、100万は超えたくて、
しかも、半年後には達成したかった。
これも中小企業の集まり時に
「経営者が月に100も無ければ~」って
話を聞かされていたし、
スクールの期間も6ヶ月だった。
だからお金もなく
時間も限られていた中で
どうやってやるのかを考えただけ。
もちろん試行錯誤の連続で
テスト&エラーの連続。
計画は出来ても
それを遂行する力が無ければ
出来るわけもないことも知ったわけ。
誰もが狙うような商品ばかりを狙っても
それはレッドオーシャンになるだけだし、
あまりにも人が狙わない商品では
仕入は出来ても売れることもない。
利益率を低くすれば
それだけ数を行わなければならず、
そこに時間を割けることもない。
逆に利益率を上げ過ぎれば
仕入れる数が限られてしまう。
自分の帰社は
いつも22:30を過ぎていたし、
朝は6:30には
事務所の扉を開けなきゃならない。
そんな中で
どうやってやり遂げるのか?
そんなことを試行錯誤しながら
作り上げたから
自分のノウハウも出来たわけなのです。
つまり制約の中から生まれたわけ。
そうそう以前は経過報告を行っていた
デビット20(わらしべ長者大作戦!)。
現金資金20万円を
カメラリセールビジネスを行って
短期間で仕入れ資金100万円以上にするってヤツ。
アレも単純にシバリから始めるのです。
仕入れていいメーカーと
仕入れてはいけないメーカー(Canon、Nikon等々)を作り、
その中でいかに仕入れやすく
早く売れる商品を見つけるのか?
これがスタート。
最初の1ヶ月間で
この制約(シバリ)の中で
行ってもらうと、
翌月から一気に爆発する。
その理由は企業秘密であるため、
ここでは明かせませんが(笑)、
それでも『意味』と『意図』があるわけ。
素直に取り組んだ人は
全て4ヶ月で100万を超えたが、
「Canon、Nikonを仕入れてはダメであれば
仕入れなんて出来るわけがない。」と
一部の石頭の人からは猛反発も喰らった。
そんな意思頭の人に
シバリを解除しても
当然のことながら出来なかったわけ。
これは制約の中から生まれることが
わかっていないし、
『素直』に取り組むことが
出来なかったという点も上げられる。
もちろん
「制約の中から生まれる」ってことは
全員が全員、考えられていたわけもない。
だけど、やって見れば
見えて来るものもあり、
その謎解きもやった人には
ほぼ2週間で光明が見えたはずなのです。
資金だって、もし湯水のように使えるとしたら
仕入れリサーチなんて存在しない。
中古カメラ店でも大人買いをし、
ヤフオクでもメルカリでも
何も見ず、何も調べず落札をしてしまえばいい。
それをテキトーに値付けをし、
出品して売れるのを待つだけでもいい。
でも、そんなことは非現実的なことは
誰にもわかっているはずで、
現実的には相場があり、
売れる商品も限られている。
だから、仕入れる商品は絞らなければならないし、
相場検索も行わなければならない。
つまり、これも制約があるから。
ということは
制約があるから知恵を絞らなきゃならず、
制約があるから創造されることもあるってこと。
そもそも「ないものねだり」ばかり
考えている人は制約の“有難さ”がわかってない。
タラレバ思考の他責思考。
だから前に進ませることが出来ないのです。
それよりも自分の事情、現状、環境から
何をどうやればいいのかを考え実行する。
全てはゲーム感覚で取り組めば
マイナスな状況も楽しめる。
そして、そのうち現状打破が出来る。
その時に、
いいアイデアが生まれるはずなのです。
その手間を惜しんだり
楽しめないから
前に進ませることが出来ないのです。
制約は想像の母です。
制約の中から
自分で何を生み出すのか?
楽しんで行えれば
きっと光は見えて来ます。
今回は、ここまで
それでは、また!
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