売上は
客数×客単価。
もしくは
販売点数×平均単価
このネットを使えば、
一人1点の買い求めが多いから
客数≒販売点数
客単価≒平均単価
となる。
だから売上を上げようと思えば、
点数を上げるのか、
単価を上げるのか、
もしくは両方を上げるのかということになる。
月間の利益額も同様。
販売点数×平均単品益として考えれば
点数を増やすのか、
単品益を上げるのか、
それとも両方上げるのかになって来るのです。
その単品益を上げるには、
利益率を上げるか、
もしくは、一点当たりの利益額を増やす。
例えば、粗利率20%で1000円の利益と考えれば、
平均単価は5000円。
同じ5000円の商品を売っても
粗利30%になれば利益は1500円に増える。
逆に粗利10%で1000円の利益の場合は
平均単価は10000円。
粗利率15%で1500円の利益の場合には、
平均単価10000円。
つまり月間の販売点数を変えずして
利益額を上げようと考える場合、
単品益を上げなきゃならない。
その単品益1000円を1500円に上げようと考えた場合、
利益率を上げるのか、平均単価を上げるのか
そのどちらか一つとなるのです。
(この辺りで離脱が多いと予測する・・ニヤリ)
売上に関しても商品回転率で売上の確保の仕方は違う。
平均100,000円の出品金額で
月間の売上が100,000円の場合、
月間商品回転率は1回転となる。
これが平均50,000円の出品金額で
月間の売上が同じく100,000円であれば
月間商品回転率は2回転。
平均100,000円の出品金額で
月間の売上が200,000円であれば
月間の商品回転率も2回転。
実際に、こんな数字をイメージしながら
効率よく稼ぎ続けるのが私のカメラ転売。
結果、複数のデータから見ると
平均利益率20%、月間商品回転率1回転。
この数字を維持しつつ
『利益額を上げる』のが効率よく稼げるのです。
ただ、
平均利益率20%、月間商品回転率1回転は
目標ではなく最低限維持するライン。
~~~~~~~~~~~~~~~~
20%を下回って来ると、
利益額を維持するためには作業量が増える。
つまり数を売らなきゃならない。
月間商品回転率1回転を下回ると
出品数を増やさなければならず、
資金面で厳しくなる。
つまり作業時間と体力、
そしてお金の問題が出て来るのです。
重要なのは、ココから!
上回っている方が
さらに効率を求める時はいいのです。
ところが多くの方が間違えているのは
下回っている時。
例えば、利益率が15%だった方が
20%と聞いて目指そうとされる。
この時の間違いは、
「まずは20%に届いていないのだから、
20%を目標にする。」と考えられるのです。
だから20%の粗利が確保出来る商品を仕入れようとされる。
「20%でいいのですか?」と聞くと、
「今までが15%だったから、まずは20%で・・・」
これが利益率が改善されない問題なのです。
(商品回転率も同じような傾向ですから
置き換えて考えてみてください。)
そもそも15%の利益率が算出されたということは
商品を売っているから算出されます。
売れていなければ
あくまでも“見込み”となるわけで、
実績じゃない。
当然、今出品している商品。
在庫になっている商品も
同様に売れれば15%ぐらいの粗利と
なっているはずなのです。
そこに新たに粗利20%の商品を追加する。
それで最低限20%の利益率が確保出来るのでしょうか?
答えは“否”です。
いつまで経っても
20%には届きません。
理論的には20%以下の商品が全て売れて
20%の商品で埋め尽くされればいいのですが
現実問題として、それは出来ません。
必ず、売れる物もあれば
売れないものもあります。
ということは、
20%の商品をいくら仕入れが出来たとしても
1点でも20%を切っている商品が売れてしまえば、
20%に到達することはないのです。
では今現在、利益率15%ぐらいの方が
最低限20%を超える為には
どうしたらいいのか?
それは数、金額にもよりますが
基本的には25%~30%以上の
商品を仕入れ、売るしかありません。
今現在が15%なのだから
20%を超える為には、
それ以上の商品を仕入れ出品をするしかないのです。
そんな話をすると噛みつかれます。
「それは机上の空論でしょ?
今まで15%だったのだから、
いきなり25%以上と言われても
仕入れることなんて出来るわけがない。」
そう言われます。
だけど、言われる方にお伝えしたいのは、
「出来るわけがない」というのも机上の空論。
やってもいないことを
「出来るわけがない。」と言うこと自体、
最初からあきらめているのです。
例えば、CTCの中では
H山さんは22.5%の利益率。
北陸の本田さんは今現在25%以上の利益率。
YBさんなんて驚異の47.3%です。
今月は落としていますが
九州のmeguさんは年間通して22.3%。
「revive」開発者のMさんも年間通して23%以上。
上記彼ら彼女らの共通点は
誰でも仕入れられるヤフオクやメルカリ、
ネットショップ等々が主な仕入れ先。
それぞれ月間の利益額は多い方で
平均80万~30万までの方。
しかも月間販売件数も
50件を下回らない方々です。
ということは
時に20%を下回る商品があったとしても
ほぼ25%以上の商品を仕入れられている。
だから平均して
20数パーセントの利益率が確保出来ているのです。
そんな方々を真似ればいいだけの話。
今の自分が出来ていないからと言って
勝手に目標を下に組み替えようとするから、
いつまで経っても最低限の数字も超えられないのです。
だから今現在20%を下回っている方々は
20%を目標とされるのではなく
25%以上を目標とする。
そうすれば徐々に20%近づき、
いずれ20%を超えることになります。
再度お伝えしますが、
20%に辿り着いていない人が
20%を目標にしても辿り着くことはありえません。
間違った目標設定をすれば
間違ったまま意識し、
行動するところも間違ったまま。
結局は効率よく稼ぐことは出来なくなります。
ご参考に!
今回は、ここまで
それでは、また!
【追伸】
そうそう今日の話、
月間50件売れていない人は
まずは50件の販売を実践しましょう。
例えば、月間10~20件の方が
「俺は20%以上だ!」
「私は月1回転している」
と言っても数が少ないから
上ブレ、下ブレしているだけです。
たとえ利益率が良くても
商品回転率が悪かったり、
商品回転率が良くても
利益率が悪かったり、
それよりなにより、
月間の利益額が確保出来ていなければ
本末転倒となります。
率はあくまでも指標。
問題点を探り出すためのものです。
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