期待しないと人は動かず、期待しすぎると人は離れる!

こんにちは、篭橋です。

 

関東地方にお住いの方は

大変な2日間を過ごされたと思います。

 

体調はいかがでしょうか?

 

避難、復旧作業等々に疲れた体で

またこの暑さですから、

本当に気を付けて下さい。

 

 

サラリーマン時代に、

会社を大きくしようと考え、

従業員はダイヤの原石だと本気で思っていた。

 

だから、良く

「何かあったら俺が何とかしてやる!」

と言うのが常套句で、

部下を奮起させていたのです。

 

そう良くある、

拠点長と部下との揉め事の時。

 

拠点長に対してそう言っていた。

 

拠点長は

拠点に戻れば誰も味方もいないし、

支えてくれる人もいない。

 

いつも孤立した存在だからです。

 

 

だいたい、

拠点長と部下との隔たりは、

 

「言いたい事が言えない。」

 

ほとんどの場合、

そんな些細なことから始まっていた。

 

「言えばいいのに・・・」と思っていても

口に出せない。

 

だから上手く行かない。

 

ダメ元でもいいから

まずは、やって見る。

 

たった、それだけのことも

なかなか出来る人が少ないもの知っています。

 

だから上手く行かない。

 

やっぱり人の目が気になるし、

嫌われたらどうしようと考えてしまう。

 

自分が間違ってしまって

部下からは嫌わられ、

上司からは怒られたら

身もフタもない。

 

だったら止めようと

考える方がほとんど。

 

だけど、「止めよう」と思って

止めた結果、

上手く行かないことの方が多いのです。

 

嫌われまいとして嫌われる。

そんなとこ。

 

リーダーシップとか

イニシアチブとか、

そんなことはわかっていても、

なかなか実践出来ないのです。

 

だから私は良く言っていた、

「お前一人ぐらいだったら、

俺が何とかしてやる!」

 

まずは拠点長から

率先して話が出来る様に、

勇気づけていたのです。

 

しかし、その結果。

 

本当に営業が一人もいなくなって、

私が一兵卒となって

営業マンの活動をしたりしたこともある。

 

あの時は、本当にヤバかった。

 

でも、そんな姿を見せていると、

共感する人も、

何とかしてやろうと考える仲間もいて、

結局、なんとかなるもの。

 

だから、全ての結果は、

やって見れば何かが変わるのです。

 

・・・・・

・・・・・

・・・・・

 

そもそも一つのチームが出来るのに、

1年半ぐらい掛かるものと思っていた。

 

新しい上司を迎えると、

まずは従業員も笑顔で迎える。

 

でも続かないのがほとんど。

 

2週間後には、

「前の上司はこうだった」と

言い始める。

 

そこで従業員の言葉に動かされて

その通りに行おうとする人もいる。

 

が、ほとんどの場合、

上手く行かない。

 

考えて見れば当然のことで、

そもそも価値観も考え方も違う前任者。

 

真似をしようとしても

上手く行かないはず。

 

結局、ストレスから

おかしくなってしまうだけ。

 

おかしくなってしまえば、

チームは上司を排除しようと

動き始めてしまう。

 

だいたい、こんな末期症状になって

私に相談があっても、

ほとんどの場合、そのままの修復は不可能。

 

何かしらの手を入れなきゃ行けなくなる。

 

ほぼ人集め。

つまり従業員は退職してしまい、

採用活動や人事異動をしなきゃ行けなくなるのです。

 

ここまで半年。6ヶ月ぐらいに起きるのです。

 

そして、全員が退職する事は

ほとんどなく、

残った人は本当に会社にとって重要な人物か、

もしくは、インフォーマルで

上司に隠れてチームを作っていた首謀者。

 

影の上司と呼ばれていたり、

お局様だったりする。

 

やめて行った人間は、

上司も好きじゃないけど、

この陰の首謀者、お局様にもついて行けないと

判断する。

 

だから「止める」という決断を下すのです。

 

ここでやめて行った人は、

再就職しても同じ様な境遇にあう。

 

自分で「嫌だ」と思いながらも

自分が招いていることに気づかないから。

 

だから、そんな環境に境遇に

なってしまうのです。

 

一方、会社の残った人の話。

 

会社側としても新入社員や

中途採用の社員を配属させ、

その拠点を稼働させようとする。

 

しかし、影の首謀者お局様が

残っている場合。

 

新しく配属された方も

染まり始める。

 

上司としては、

半年前の間違いを反省し、

「今度こそ」と思って努力する。

 

でも、染まり始めた社員に気づいた時には

時すでに遅し、

また「やめたいです」って言葉を

社員から聞くことになる。

 

ここで、やっと気づく。

 

本当は影の首謀者お局様の存在。

 

そして説得や話し合いが始まるが

平行線をたどる。

 

結局、転属か退職となる。

 

ここまで上司が転属されてから

ほぼ1年が過ぎている。

 

そして再再度、新たに

人を集めて採用や

転属により人が集まると、

そこからはじめて人の教育が始まり、

人がある程度育つまで半年。

 

だから、合計すると1年半。

 

一つのチームが出来上がるまでは、

1年半は掛かるのです。

 

もちろん、

そもそもの問題点として

上司のコミュニケーション能力が問題として

上げられる。

 

しかし人間関係はいくら会社内だったとしても、

「相性」ってのはある。

 

相性が悪ければ分裂する。

 

「あの上司とは生理的に合いません」なんて

言い始める事務員もいた。

 

言う人も勇気はいるが、

それよりも言われた方はショック。

 

精神的に参る人もいる。

 

だから上司としては

1年半しっかり支えることが出来るのかが

拠点長となった部下を育てる一つのコツとなるのです。

 

これって上場企業でも

地方の中小企業でも同じ。

 

私は両方とも見て来ましたが、

それほど変わらないのです。

 

どこでもある話なのです。

 

だけど、会社側。

上しか見ていない上司は、

部長やその上の顔色を伺い、

すべてを「拠点長のせい」にして

自分は『難』を逃れようとする。

 

そうなると拠点長は支えを無くし、

それこそ退職が相次ぐ。

 

少なくとも拠点長に抜擢されるのですから、

一般の社員とは「何かが違う」はずなのにです。

 

そして、その部署は人が育たない。

 

経営者は間違った報告を聞いて、

間違った判断をしているのを

一般社員は肌で感じるから、

会社への忠誠心も消える。

 

だいたい人が育たない会社って

こんな感じ。

 

そんな「社風」を変える為に、

ホントしんどい思いもした事がある。

 

 

もしかしたら、

あなたも経験しているのかもしれませんね。

 

安心してください。

 

あなただけではありません。

 

「そんな事、あったあった」と

言われる方は多いですし、

具体的に説明は出来なくても、

なんとなくは感じている人は多い。

 

だから・・・・

 

・人を使うのは面倒くさい。

・人をまとめる仕事は嫌だ。

・役職者なんてなりたくない。

 

もっと言えば、

そんな会社に絶望し、

ネットビジネスを始めた方もいるはずです。

 

だから、私が

「外注化」や「組織化」の話をすると、

「まだ、自分には早い。」と言いながら

全く手を付けない方も多いのです。

 

でも実際は

自分一人では限界があるし、

もっと言えば自分の時間も出来ない。

 

市場リサーチも出来ずに、

常に「仕入れ」「仕入れ」「仕入れ」。

 

商品が届けば、膨大な出品作業。

 

出品を行えば当然売れてしまうから

それに発送作業まで加わる。

 

稼げば稼ぐほど、

自分の作業は増え続け、

自分の時間なんて1mmも出来ない。

 

そして挫折してしまうのです。

 

だから、「外注化」「組織化」は

必ず視野に入れた方がいいのですが、

前出の話の様に、

どうしても『抵抗』がある方が多いのです。

 

でも、それって逆なのです。

 

人に対して期待感が大きすぎるのです。

 

こうして欲しい

こうであって欲しい。

 

そんな「期待感」が高すぎるのです。

 

あ、全く期待しないのは

絶対にダメですよ。

 

だけど、人は離れて行くものですし、

外注さんも複数を掛け持ちしている方が多い。

 

だから採用を続けながら、

外注化を行う。

 

過度の期待はしない。

 

会社と違い、チャットワークやLINEでの

やり取りが多くなるだけですから、

 

こまめにチャットやLINEに投稿する事。

 

これだけでいい。

 

最初は一歩通行でもいい。

毎日投稿する事から始める。

 

それは、指示や注意でもいいし

「こうやったらいいよ」って

提案でもいい。

 

とにかく投稿を続ける。

 

それだけで人は続きます。

 

慣れて来たら、

話を聞く姿勢を取る。

 

そうすると、外注さんは嬉しくなって

堰を切ったように話し始めます。

 

こうして私なんて

何度外注さんに助けられたことか!

 

外注さんとの関係性を強く出来ると

『楽』になるのです。

 

会社内でもそうです。

 

自分から与え続ける。

発信を続ける。

 

これだけでも人は変わります。

 

会社内も転売ビジネスも同じ。

 

大なり小なり人間関係で

仕事は楽にもなるし

大きくにもなります。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

追伸:

『トレンド・カメラ転売特別セミナー』に

参加される方、

その場でもいいですし、

今から考えてもいい。

 

どんどん質問・相談を私にください。

 

今現在も資料をまとめているのですが、

質問・疑問・相談にお応えできる様に

準備して参ります。

 

せっかくですから

リアルにお答えしますね。

 

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

【限定10名】『トレンドカメラ転売特別セミナー』in渋谷

開催日時:9月21日(土)13:00~

場所:渋谷周辺セミナー会場

申込みはコチラ↓

https://truscon.net/2019-seminar

▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼▲▼

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

PAGE TOP