こんにちは、やまとです。
報連相は、組織の血液と同じです。
流れが滞れば判断が鈍り、
手戻りが増え、信用が削れます。
だけど最近、
見ていて強く感じることがあります。
社会人を何十年もやってきたはずなのに、
報連相ができない人が想像以上に多い。
本人はサボっているつもりもないし、悪気もない。
「ちゃんと伝えたつもり」なのです。
だけど実態は違う。
事実を正確に報告できず、
自分の推察、
言い換えれば“思い込み”を報告として
出しているケースが本当に多い。
このことに、
気づきながらも
危険視していない。
その鈍さが怖いのです。
実際、この瞬間から、
現場は壊れ始めます。
周りは確度が読めなくなる。
確度が読めない以上、正しい判断はできません。
そして、ここが一番怖いところです。
情報が曲解されて、
正しい方向性を示すことができなくなっている。
それが周りの人だけではなく、
自分自身の方向性にも誤りが出て来てしまっているのです。
感想が、あらすじになっている人も危ない。
逆の事故です。
解釈が出せないから、要約で逃げる。
それが続くと、
不確定要素だけで行動が選択されていくのです。
・間違った情報に振り回される。
・都合のいい情報しか目に入らなくなる。
その結果、努力の方向がズレ続ける。
だから稼げなくなる。
推察が悪いわけではありません。
推察は必要です。仮説がなければ前に進めません。
問題は、推察を事実の顔で出すことです。
よくあるのが、
「大丈夫だと思います」
「たぶん問題ありません」
「もう少しで終わります」
「相手も納得しているはずです」
これらは報告ではありません。推察です。
推察なら推察として出す。
これだけで、
曲解の余地が一気に減るはずなのです。
では、どうすればいいのか?
難しい話ではありません。
送る順番を固定してください。
事実 → 推察 → 次の一手(アクション)
事実は、確認済みのことです。
証拠が出せることです。
数字、ログ、スクショ、期限、相手の返信、実際に起きた出来事。
ここに気持ちや期待を混ぜない。
推察は、見立てです。仮説です。提案です。
推察には前提と確度を添える。
ここをサボると、また曲解されます。
次の一手は、行動です。
自分がやること、いつまでにやること。
判断が必要なら、選択肢を出す。
文章は短くて構いません。むしろ短くしてください。
このくらいで十分です。
事実:A社からの返信はまだ。期限は明日17時。こちらからは本日13時に再送済み。
推察:見落としの可能性が高い(確度:中)。ただし相手側障害の可能性もゼロではない(確度:低)。
次の一手:本日18時に電話で確認します。繋がらなければ、B案として別担当へエスカレーションします。
これなら、周りが判断できます。
確度が見えるからです。
逆に、一番危ないのは、
「大丈夫です。進んでます。たぶん間に合います。」
何が大丈夫なのか。どこまで進んでいるのか。根拠は何か。
確度がゼロです。判断不能です。
実際、この不確定な報告。
CRCカメラリセールクラブの中でも起きています。
だから危機感を感じるのです。
判断不能な状態が続くと、
情報は曲解され、方向性は迷走します。
そしてその迷走は、周りだけじゃない。
自分の判断基準までズレていきます。
私が人材開発の現場を歴任してきたから、
こうした混在に敏感なのかもしれません。
ただ、そこで何度も見てきたのは同じ構造でした。
伸びる人は、事実を出します。
伸びない人は、思い込みを出します。
まず一週間でいいので、連絡文をすべて
事実 → 推察 → 次の一手
に統一してください。
報連相は才能ではありません。
型です。習慣です。再現性です。
型が入ると、曲解が減り、判断が揃い、方向性が戻ってきます。
実は、会社の中だけの話ではありません。
このビジネスの中でも
必要なことです。
今回は、ここまで。
それでは、また。
↓LINEの友達追加はこちら↓

↓ やまとのメルマガ、こちらをクリック ↓
#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売











PAGE TOP
この記事へのコメントはありません。