生臭いダンボール?

昨夜もWORKSHOP。

 

第2回目のZoom講義でした。

 

だいたい、この2回目のZoom講義で

霧が晴れて来るから

参加されている方もホッとされるのです。

 

 

特に初心者の方は

第一回目のZoom講義では、

頭の上に「?」マークが並ぶのがわかるぐらい。

 

「売れる商品」とあったから

このWORKSHOPに参加したのに・・・と

心の声が聞こえてくるのです。

 

そして、

「何?なんでこんなことをするの?」

と疑問符がいっぱい出て来て、

そんな時に

『意味』と『意図』を考えろ!なんて

私は話をするから頭の中はグシャグシャ。

 

この段階で常に“考え”ている人と

答えだけを求めている人が

わかるのです。

 

 

売れていない人の多くは、

悩んではいるけど

考えていない。

 

「どうしたら売れるのか」の

“解”を人に求めているのです。

 

でも重要なのは、

「なぜ売れないのか?」

 

ここを短絡的に考えるから、

「どうしたら売れるのか」の

小手先のテクニックを知ったとしても

応用が利かないのです。

 

 

ちょっと小難しい話になりましたね。

 

たとえば私の読者様全てに

毎月、ヤフオク・カメラ光学機器の

販売件数レポートをお渡ししています。

 

ご覧頂いていますでしょうか?

 

やっぱり毎月安定して売れているのが

フィルム系。

 

カメラもレンズもフィルム系は

安定して伸ばしているのです。

 

では、そんなフィルム系のカメラやレンズが

売れているとして、

どんな方がお客様になるのか

想像してみてください。

 

確かに最近は若い子たちにも

フィルム系は人気です。

 

北陸の本田さんは

若い女の子に中判カメラのことを

教えているなんて話を

以前聞いたことがあります。

 

私も2眼レフを首からぶら下げている

若いグループを見たこともあります。

 

だからこのカテゴリにも

若い子が参入して来ているのです。

 

 

ですが、やっぱり多くは

中年以降のカメラマニアの方々。

 

40後半から50、60代の男性の方々が多い。

 

そこは何となく

お分かりだと思います。

 

 

で、良くある間違いが

メルカリでのノウハウ。

 

メルカリでは画像が“命”ですから

兎に角目立たせるノウハウがあったりする。

 

枠を囲ったり、

星とかキラキラさせたり、

兎に角目を惹こうとするノウハウがあったりするのです。

 

そうなると言われた通りに

画像に、“キラキラ”させる。

 

何も考えずに言われた通り。

 

それで、「売れない」と悩む。

 

 

考えてみてください。

『40後半から50、60代の男性の方々が多い。』のが

フィルム系です。

 

いわば私のようなオッサン。

 

そのオッサンが

“キラキラ”させた画像の商品を

欲しいと思いますか?

 

私であれば

スマホをタップするのも躊躇いますよ。

 

嫌だもん。

 

そんな売り込もうとする出品者から

買いたくない!

 

というか、

そんな画像の中に納まっている

カメラが可哀想に思える。

 

 

だから、いくら

「売れる商品」を知ったところで、

また「売れない」と悩むのが関の山。

 

お客様のことを

見ていないから売れないのです。

 

 

しかもです。

 

これ、先日、

商品クレームを頂いたお客様と

電話でお話をさせて頂いた時のこと。

 

丁寧に対応していると

「商品チェックにミスはあったけど、

梱包は丁寧で良かったです。」と

逆にお褒めの言葉を頂いたのです。

 

 

電話ですから、その真意を聞くと・・・、

 

 

以前メルカリで商品を落札した時のこと。

商品が届いた時にビックリしたのは、

お菓子のダンボール。

 

箱の中は、どこかのスーパーから持って来た様な

生臭いダンボールの切れ端と、

古新聞で梱包されていたとのこと。

 

しかも、出品者に

「気をつけて欲しい」と伝えたら、

「SDGsの取り組みの一環です。」と

言われたらしいのです。

 

しかもしかも、その出品者は

カメラやレンズを専門で扱っている

転売ヤーらしき方。

 

 

ガッカリしたらしいのです。

 

 

ちょっと想像してみてください。

 

中古のカメラ、

しかも50年以上前のアンティークなカメラに

お菓子のダンボール箱。

 

当然、大きさは合わない為に

カッターで切り込みをいれて

大きさを調整。

 

ガムテープでぐるぐる。

 

その箱を開けてみたら

今度は生臭いダンボールの切れ端と

古新聞で緩衝材代わり。

 

そこから拾い出されるのは

自分にとっては“宝物”のカメラやレンズ。

 

たぶん、出品者からしたら、

「中古だから、こんなモンでいいでしょう。」ですよ。

 

折角手に入れた落札者様は

ガッカリで・・・・。

 

 

SDGsというフレーズも

都合のいいように使われて・・・。

 

SDGsも自分で意識した生活スタイルは

カッコいいと思いますし、

協力もしたい。

 

だけど、人に強要するのはちょっと違いますよ。

 

いくらSDGsだからと言って、

ティファニーのネックレスを

生臭いダンボールと古新聞に包まれて

「はい、クリスマスプレゼント」と

渡されても嫌でしょ?

 

 

そりゃね、相手も顔見知りで

同じ価値観を持った相手となら

まだ話はわかります。

 

だけど、ネットでの取引は

出品者も落札者も

お互い顔も名前も知らないまま取引が始まります。

 

そこで自分の価値観を押し付けても

納得されないお客様は落胆されるはずですよ。

 

そもそもお客様は

宝物を探してるのですし・・・。

 

日常品や消耗品であれば、

私もわかりますよ。

 

別にお菓子のダンボールでも構わない。

 

だけど、自分が探して探して

やっと見つけた宝物が

そんな形で送られて来たとなると

悲しくなります。

 

しかも、それが一般の方ではなくて

カメラ転売をしている人からとなると

もっと悲しくなる。

 

確かに、メルカリもヤフオクも

個人間取引がメインの場です。

 

ただ個人間だから

何をやっても許されるわけじゃない。

 

 

こうして一つ一つのことが

「なぜ売れないのか?」を考えず、

お客様の立場になって考えてもいない。

 

 

それで、売れる商品だけを知っても

売れることは、まずありません。

 

まずは、カメラやレンズを手にした

お客様のことを考える。

 

ここから、はじめなきゃ

行けませんね。

 

今回はお客様から聞いた話だからこそ、

心に響きました。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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