自分が欲しいモノ≠売れる商品

自分が欲しいモノ≠売れる商品

この意味はおわかりでしょうか?

 

過去の私、

カメラやレンズも自分が欲しいものが

他の人も欲しいモノ。

 

だから

「自分が欲しい物を売りなさい。」

そんな話をしてきました。

 

理由は明確で

大きな成功体験があるからなのです。

 

それは初心者の頃、

家内が初月で22万円の利益を上げたこと。

 

別に直接教えていたわけでもありません。

当時行っていた運送業で

ドライバー達にカメラ転売を教えていたのを

横で見ていただけなのです。

 

しかも、私が知ったのも

クレジットカードの支払い明細を見た時に

自分が仕入れた記憶が無い明細が

ダダダっと並んでいて・・・

 

それで問い詰めたら、

「あっ、バレた!」と

テヘペロ状態。

 

しかも私の知らないアカウントを覗いたら、

立派に売れている。

 

しかも売れたのは30品ぐらい。

 

それで利益が22マン。

 

かなり驚きました。

 

当時、私が狙っていたのは

デジタル一眼。

フィルムカメラやレンズ。

 

それからブラックボディの

少々プレミアがつく商品。

 

家内も一緒に

中古カメラ店へ引っ張り出し、

買い物気分で店舗リサーチを

していたのです。

 

もちろん、矢場とんや蓬莱軒の

ご褒美をチラつかせ。

 

で、せっせとNikon,Canon辺りを調べている私。

 

そんな時に

家内は仲良くなった店員さんと

ミラーレスやコンデジを狙っていたのです。

 

 

当時は先生から

ブラック神話とかコレクターの話を聞いていましたし

他のバイヤーも同じような商品を狙っていました。

 

ただ、女性から見ると

「かわいくない!」

と一蹴するような商品ばかりらしい。

 

今のカメラ女子とはちょっと違って、

その頃の女子はファッション小物の一つと

カメラを認識していた様なのです。

 

だから家内が狙っていたのは、

白、ワイン、ピンク・・・etc。

 

カラフルな女性向けのカメラ。

 

そういった商品は売れない

利益が出ないと

先生からは教えられていた

カメラばかりでした。

 

ところが家内は、

徹底した女子目線。

 

レンズを組み合わせるなんて

めんどくさいはず。と

camera, sony mirrorless, annex 5t

 

ミラーレス一眼にレンズを別で買って

組み合わせる。

 

Wレンズは2本必要で

コレも探すのが面倒だし、

望遠なんて使わない。と

 

これもWレンズセットの販売ノウハウを

足蹴にして

自分で勝手にカメラを買って

レンズを1本。

 

店員さんと話をしていたのは、

カメラに合うレンズがわからず、

組み合わせられるレンズを教えて貰っていたのです。

 

といっても、ほぼ標準レンズでしたが・・・

 

後は、革製のカメラケース。

これも薄茶のベージュ系で統一し、

自分で出品撮影、自分で出品をしていたのです。

 

しかもメルカリとヤフオクで。

 

相場価格なんて無視して、

仕入からほぼプラス1万円。

 

そんな値付け。

 

それがバンバン売れた。

 

当時はそんなカメラを“主”とした

転売ヤーは少なかったですし、

追い風の様にInstagramが流行って来た。

 

ちょうど『カメラ女子』という言葉も出て来た頃。

 

TVでも芸能人が

自慢のカメラを紹介していたし・・・

 

こちらの出品ページ(ラインナップ)が

黒いのに対し

家内はカラフル。

 

私の出品を見た

家内曰く、

「お葬式みたい」と言っていました。

 

それが2014年の秋頃の話。

 

 

そんな経験もあって、

やっぱり物を売るには、

「自分が欲しいモノ」というのは

売りやすい。

 

そう考えていたのです。

 

が、最近はこの考えも崩壊しました。

 

売れなくなったのです。

 

考えて見れば当然のことで、

このコロナ過で先行きが見えない時代。

 

ファッションで求めていたカメラを

今のこのご時世で買われる方は少なりました。

 

というか生活に余裕がなくなった。

 

給付金の影響でシロモノ家電の

売れ行きが良くなったといいますが、

それも「お金が入って余裕が出来た」のではなく、

今まで買い替えを我慢して来た方が、

「今しか買えない。」と求めているダケ。

 

あなたも同じだと思います。

 

そうなると「自分が欲しいモノ」というものも

よほどのことではなければ、

手が出ない。

 

だから、

『自分が欲しいモノ≠売れる商品』

ということなのです。

 

では、この対策として

どうすればいいのか!

 

これは今、売れている商品を

調べること。

 

つまり売れる商品のリサーチが必要なのです。

 

というか、家内の感覚だけで行っていたのが

ビジネスとしては異例。

 

たまたまマッチングしただけで

本来であればリサーチを

しなければならないはずなのです。

 

ただ、リサーチをするといっても

その方法がわからず、

“自分のやり方”を前面に押し出した

リサーチをされる方が多いので売れない。

 

つまり自分が売りたいものは

売れているでしょ。

と確認を取る様なリサーチばかり。

 

それで仕入れても売れないのです。

 

だから先月まで行っていた

『カメラ転売』

「売れる商品の探し方」リモート勉強会 が

必要だったというわけなのです。

 

というか、コレも時代の流れ。

 

客観的に見ようとしても

実は主観的に見てしまうのが人間。

 

今の時代は

自分が欲しいもので探すより

何が売れているのかを探す。

 

そんなリサーチが有効です。

 

なかなか自分一人では

やろうと思っても出来ないこと。

 

だから勉強会だったのです。

 

ただ、それでもなくても

今は売れている商品だけが売れている時代。

 

自分の生活を守ろうとされている方が多く、

それでもカメラが欲しいというのは、

よっぽどのマニアの方、

そしてプロの方。

 

新規の方というよりも

収集家や

買い替えを目的とされる方が多いのです。

 

そして海外では

フィルムカメラも動き出しています。

 

だから自分が欲しいものでは無く

しっかり客観的に売れる商品を調べる。

 

これがコレからのビジネスには

必要となって来ますね。

 

今回は、ここまで

それでは、また!

 

 

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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