自由になりたくて始めたのに、また“奴隷の道”を選んでしまう人たちへ

無知でした。

 

自分は呆れるほど無知だった――。

 

昨日の個別相談会で、

その事実を知らされました。

 

 

昨日、相談をしたのは4名という

強行スケジュール。

 

日中に1名。

そして夜から3名。

 

スケジュールだけ見れば、

「考えろよ!」って

自分にツッコミを入れたくなる話です。

 

だけど、この強行策によって、

自分が知らない現実を教えてもらうことに

なったのです。

 

 

驚いたのは、みんなメチャクチャ

お金を掛けているという事実です。

 

しかも、昨日面談した4名のうち3名の方が、

すでにスクールに参加されていたのです。

 

まぁ、この業界ですから、

スクール参加自体はそれほど珍しくはありません。

 

ただ、聞いてみて本当に驚いたのは、

その参加費。

 

100万。

80万。

60万…。

 

確かに最近のスクールは高額になっているとは

聞いていましたが、ここまでとは……。

 

で、しかも――。

 

この先は、あまり

具体的に言うのは

やめておきます。

 

誤解されても困りますし、

単なるディスと

受け取られるのも

嫌です。

 

ただね。

「人生を変える為」と

いう言葉を使うので

あれば、少しは

考えないといけないと

思うのです。

 

なぜなら、スクールにしろ、コンサルにしろ、

「参加した」だけで人生が変わるわけでは

ないからです。

 

そこから自分で仕入れが出来るようになり、

出品して、売って、利益を残すことまで

考えなきゃならない。

 

つまり、参加費を払って

終わりではありません。

 

そこから先の仕入れ資金は、

また別にかかってくるわけなのです。

 

 

そこでお伝えしたいのは、

夜の相談会での話です。

 

 

商品は仕入れています。

とりあえず少しだけは売れています。

 

でも、ほとんどのお金が参加費の支払いで

消えてしまっている人が複数いたのです。

 

しかも、在庫は抱えたまま。

 

月間の回転を見ても、

半分も売れていない…。

 

それなのに・・・

「でも、仕入れの リサーチをしなくても、

商品を分けてもらえるから。」

(実際の表現は少し違いますが、ニュアンスとしてはこんな感じでした)

 

そう言われたのです。

 

参加費もバラバラなので、

たぶん別々のスクールかコンサルだと思うのですが、

話を聞きながらめまいがしてきました。

 

しまった、と思いつつ、

思わず口から出た言葉が・・・

「それ、奴隷じゃん。」

でした。汗

 

だって、そうでしょ?

 

「商品を提供する」とは、

主宰者側が仕入れた商品を参加者に“分ける”ことです。

 

当然そこには、

わずかでも利益が上乗せされています。

 

 

つまり主宰者側は、

右から左へ商品を流すだけ。

 

わずかな利益と言えども、

量をさばけば、

売上としてお金は入って来る。

 

一方、その商品を仕入れた側はどうか。

 

自分が各プラットフォームに出品しながら、

売れた分だけの利益を計算し、

「○○円の利益が出ました!」と喜んでいる。

 

仕入れに使った総額や、

売れ残りの在庫は

あまり意識されていない。

 

でも現実には、

売れ残りは半分以上。。。。

 

 

そりゃ、いずれ

すべての商品が売れれば、

お金は戻ってくるかもしれません。

 

だけど、それは

あくまでも“未定”です。

 

それが半年も続いているのなら、

資金が底を突いてもおかしくありません。

 

 

もちろん、そのやり方で

稼いでいる人もどこかにはいるのでしょう。

 

資金が豊富にあり、

ひとつの商品を2ヶ月、3ヶ月と寝かせられるのであれば、

それもアリかもしれません。

 

しかし、小資金で稼ごうと思うのであれば、

回転を早くしなきゃ、お金は回らないのです。

 

 

もう少しだけ、

「奴隷じゃん」と

つぶやいてしまった理由を

説明しておきます。

 

 

単純な話、

「商品を分けてもらえる」
というのは、

一見、すごく魅力的に聞こえます。

 

しかしながら、そこには、

自分の力で商品を見極める目を

養うことも出来なければ、

仕入れリサーチの力が身に付く要素もない。

 

つまり、“力”が付く

ポイントが見当たらないのです。

 

それでも、

一度その仕組みに入ってしまった以上、

売り続けるには商品が必要です。

 

自分で仕入れられないなら、

また商品を分けてもらうしかない。

 

これって、まさしく

奴隷。

 

『負のスパイラル』に

入っているわけです。

 

 

感心するのは、

主宰者側だけが儲かるビジネスモデルだということ。

 

主宰者側は、スクール代かコンサル代かは

知りませんが、高額の参加費をもらい、

なおかつ、自分の商品まで買ってもらうシステム。

 

参加した側は、いつまで経っても

自分に“力”は備わらず、

 

一生そこに

しがみ付いていなきゃならない。

 

怖い。

怖すぎる。

 

夜になって、そんな話を聞いたものだから、

私が伝えられたのは結局この2つだけでした。

 

「計画性を持つ様に!」

そして、

「自分に力を付けなきゃ抜け出せないよ。」

 

それだけです。

 

なにより、もっと早く相談に来てほしかった……。

 

そう強く感じました。

 

 

 

確かに、初心者にとって

仕入れリサーチは大変です。

 

相場を正しく捉えなきゃならないし、

そのための検索も必要。

 

しかも、それだけではなく、

出品するにも技術が要ります。

 

それを「楽したい」という

気持ちはわかります。

 

だけど、避けて通れば地獄に陥る。

 

自由になりたくてこのビジネスを始めたのに、

また新しい“奴隷の道”を

自分で選ぶことになってしまうのです。

 

 

自分に“力”を付けること。

 

それは一見、

イバラの道に見えるかもしれません。

 

でも、通り過ぎてみれば、

結局はそれが「最短ルート」だったと

誰もが気付くはずです。

 

少なくとも、何年も何年も

参加費の支払いに追われ、

奴隷のような働きバチに

なることはありません。

 

悲しいですが、

それが現実です。

 

 

自分が、どの道を選ぶのか。

 

それは、あなた自身が決めることです。

 

今回は、ここまで。

それでは、また!

 

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■2014年夏

ネットビジネス、カメラ転売に取り組む。

初月10万円

■2015年春

カメラ転売で月収100万円を超える。

カメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を開講。

■2017年夏

ゴールデンルールセミナーに登壇

■2018年冬

最高月収1600万円を達成

 

<プロフィール>

学生時代にバブル期を経験。

卒業後一部上場企業に就職。

結婚を機に地方の中小企業に転職。

人財開発室室長、各種リストラ案件の立て直し、新規事業の立ち上げ等々各種プロジェクトを成功させる。

 

2014年からネットビジネス、カメラ転売に取り組み、現在はカメラ転売に特化したスクール『カメラ転売クラブ』を主宰。

 

4人の子供のオヤジとして、日々中高年に向けて強烈なメッセージを発信している。

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