生まれてから、
五十数年。
たぶん、自由を味わったことが
私にはありません。
法律条例と呼ばれる
いわゆる法令。
マナーやらルールやら、
家族での約束事。
そんなある意味、
“シバリ”の中で生きて来ました。
たぶん、これからも
死ぬまで続くことでしょう。
ただ、この“シバリ”
快適に暮らすためには
必要かと思うのです。
なぜなら、
自由 ≠ 思い通り
だからなのです。
全ての人が
自由と言う名のもとに
好き勝手に思い通りに行ってもいいとすれば、
自分の命すら危うくなります。
だから、ある程度の
ルールやマナーは必要。
全ての人は社会生活を送っているのですから、
相手を慮ることも大切。
その中で
いかに自由に生きて行けるかは
本人次第だと思うのです。
そもそも自由に対する
個人の価値観も
定義も違うはずです。
もっと言えば、
専制・統制・強制・拘束・支配 等々
自由とは相反する言葉ですら
解釈にも個人差があると思うのです。
同じことがルールとしてあったとして、
ある人は、「強制だ!」と捉え、
ある人は、「当たり前の話だ!」と捉える。
会社という組織にさえ
支配・束縛と捉えておきながら、
その会社を出た後は、
会社の労働時間よりも働く。
そんな私みたいな人もいるはずです。
だから、何を持って“自由”と言うのか!
たぶん、頭の中で行うことだけが
自由ではないかと考えている次第です。
そんな哲学的なことは
さておき。。。
私は個人で行うビジネスは
シバリが少なく、
極力、自由に出来ることがいいと思っております。
なぜならルールが厳しければ厳しいほど
個人よりも集の力が強くなる。
(集の力とは、資金力や労働力と
思っていただいて構いません。)
つまり、規制や規約
ガイドラインが厳しい場所で戦うとすれば、
資金力がある人に追いつくのは
とても時間が掛かるということなのです。
これはね、マーケティングに出て来る話なのですけどね。
ただ、規約やガイドラインが
少し緩ければ
それは自由に動くことが出来る。
例えば、amazonとヤフオク。
断然、amazonの方が厳しい。
取り締まりも、
規約も厳しく、
みんなルールに則って出品をされています。
「これいいな!」と思った商品の出品ページにも
違いがあります。
転売ヤーは別として
一般の方から見れば、
amazonは同じパターンで
ヤフオクはいろんなパターンがある。
そう思っている人が
ほとんどでしょう。
実際、amazonもヤフオクも
同じようのフォームがあって
その中で皆さん出品ページを作っています。
ただ、amazonには相乗り出品があって
ヤフオクにはないぐらい。
だけど、自由に加工が行えるのは
圧倒的にヤフオク。
デザインも自由に見えますし
商品名も画像も商品説明も
人それぞれ。
自由度が高いのです。
当然、amazonのように
同じような出品ページになって来れば、
購入者が比べるのは
商品の価格になります。
比べる所が少ないから
注目ポイントも少ないからなのです。
一方、ヤフオクは
コレって商品があれば
必ず出品者の評価と
商品リストを見る。
自由度が高いから
商品名(タイトル)や画像、
その他、商品説明まで
人それぞれでバラバラだからこそ、
購入者は見抜こうとされるのです。
まぁヤフオクは個人間との取引のイメージが強く、
amazonはいろんな出品者が数々あれど、
amazonから購入しているというイメージが強い。
だからamazonは厳しくしようと
されるのですけどね。
そんなamazonの厳しい過当競争の中で
勝ち抜き、生き残ろうとすると
スキマを狙うのは難しく、
また、豊富な資金力を持っている巨人と
争わなきゃならないのです。
だから、負けてしまって
敗北感のもと、去って行く方が多い。
一方、ヤフオクは個人間の取引が主ですし
自由度が高い分
やり方によってはジャイアントキリングは起こりやすい。
だけど、だけどですよ。
やっぱりamazonに取り組まれる方は
多いのです。
そして敗れる方が多い。
それは自由なヤフオクでは
自分で考えること
調べることが多いから
避けられる方が多く、
一方、amazonは決められていることが多い為
考える要素も少ない。
逆に言えば、
考える要素も少ないから
頭を使って出品作業をすることもない。
簡単に言えば
「めんどくさいから」でしょうね。
だから、あえて
というか、
そんなうたい文句に惹かれて
amazon転売をされる方が多いのです。
だけど、実際
最近amazon転売を始められた人で
調子よく稼いでいる人って
なかなか見ない。
実際、現在カメラ転売クラブには
過去のamazon転売の先生方も
参加されていますが、
「やっぱり、amazonってヤバいって」と
話をされているぐらいなのです。
突然、垢BANになったり
出品出来る商品も限られてきているし、
無在庫なんてもっての外。
高確率で取り締まられる。
でも、やっぱり
amazonと言うネームバリューや
考えること自由度が少なくて
簡単だという話に乗せられる人も多いのです。
で、実際にやってみると
粗利一桁の世界だったりして・・・。
まぁ抜け出せない人も多いのです。
だから、是非
手間でもめんどくさくても
ヤフオクを取り入れてください。
自分が考えることから
避けていたのかがわかります。
そして、
実際、自分が戦うべきフィールドが
間違いだったと気づかれる人も多いです。
知恵を使えば、
先駆者にすら勝てる要素も多い。
ましてや評価数、出品数が少なくても
多い人に勝てるのもヤフオクの醍醐味。
自由を求めながら、自由を嫌って
amazonを行われている方にも
もう一度、自由を考えて頂きたい。
きっと自分が生き残る道は
別のところにあることも
気づかれます。
また結局
知恵を使い続けている者が
生き残れるのもこの世界。
過去の経験だけでは
生き残ることも出来ませんから。
ということで
今回は、ここまで
それでは、また!
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