新機種の発売されるサイクルが
だいたい4年~5年ぐらい。
その間にマイナーチェンジや
追加モデルが発売され、
それがSONYであれば
1年から2年という短いスパン。
その都度中古の市場も賑わいます。
実際に中古車の市場と同じで
カメラの市場も新機種の発売が発表されると
現行モデルも相場が下がります。
そして新機種が発売されると
一気に旧モデルになったカメラが
中古市場に流れ出します。
新機種を手に入れるために
下取りに入れる方が多いのでしょう。
そうなると相場が少しだけ相場が下がる。
中古車と違うのは
大きく下がることはなく、
少しだけ下がるのです。
もう一つ違うところがあるのが、
相場がもう一度一気に上がる時がある。
これがカメラの面白い所。
新機種の評判が悪ければ
旧モデルの相場が上がったりするのです。
それがこのコロナ禍であったり
半導体不足であったり、
ここ最近は不定期になって来ている。
そして人気不人気もあったりして、
SONYのコンデジは奇数が良くて
偶数は人気薄。
相場にあまり変わりはないのですが、
売行きは全然違ったりするのです。
そんな相場の動きを先読みでいるのも
デジタルの旨味。
こういったちょっとした情報が
デジタル系を扱う方はご存知で、
フィルム系の方はあまり知らないのです。
もちろんフィルムカメラだって
モデルによって人気不人気があります。
ただ、こちらは
ほぼ相場は安定している。
動くとか変化するってことが
無いのです。
だから安全パイで行きたければ
フィルム系がいいでしょうし、
一気に売上を狙っていくのであればデジタルがいい。
まぁ一番いいのは
“組み合わせ”なのですけどね。
気をつけて頂きたいのが
新機種発売の前後6ヶ月間ぐらい。
少しの期間、乱高下がありますから、
慎重派の方は落ち着いてからを狙う。
それでも動きが読める方は下がった時に仕入れ
高くなって売るという手段も出来るでしょう。
その為には情報が必要です。
さて、そんな中、
今日の話はOLYMPUS(オリンパス)の話。
フィルム系でも人気が高い
OMシリーズ。
大きく重かったカメラを
小型軽量に拘っていたOMシリーズですが、
OM-Dシリーズではそれをデジタル化。
ミラーレス一眼の中でも
人気が高く狙っている人は多いのです。
ただ、PENシリーズとなると別。
完全に女性の方向けのカメラとなって、
一時期は狙う人も少なかった。
だから私は生き残れたし、
家内が初月から22万円以上の利益を出したのも、
このOLYMUSのPENシリーズのおかげなのです。
それが春以降、意識して仕入れたいたのですが、
この6月、7月と売れているのです。
売れているのですから
当然仕入れもしやすかったというのもあります。
数が仕入れられたから
売れていたというわけなのです。
そこで、今回、
仕入れ方法に拘るよりも
仕入れやすくするためにも、
出品に気をつけた3つのことを
お伝えします。
まず、
■カタマリを意識する。
女性向けのカメラなのです。
これ数年前のミラーレスが得意だった時期も同じなのですが、
試しに1品だけを仕入れて出品してもなかなか売れない。
特にフィルム系や硬派なマニア向けのカメラばかり
出品されている方が、
1台だけ女性向けのカメラを扱うってことがあるですが、
これは売れないパターン。
敷居が高いのです。
商品が良ければいいだろう。
安ければいいだろう。
そう考える方がいますが、
先日の記事。
こちらを読まれましたか?
【それは“ズラす”ではない、ズレているのです。】
その中でもお伝えしていましたが、
大切なのは比較検討されるってこと。
特に女性の場合、
感性で商品を選ばれる方も多いのです。
男性の方とは違いますから
覚えておいて欲しいのは、
「なんとなく~」なのです。
ですから商品を選ぶ時も
「なんとなく、かわいい」ってことで
選ばれる方が多いし、
『他の出品している商品』を見て、
「なんとなく、敷居が高い」と感じられる方が多い。
特にカメラマニアな方が話される
カメラの専門用語。
カメラ女子の中には興味を持っている人もいますが、
OLYMPUSのPENシリーズあたりを選ぼうとされる方には、
「なんとなく、めんどくさそう」ってなるのです。
それがズラーっと並ぶフィルム系のカメラの中に
1台だけ小型ミラーレスがあっても、
雰囲気として「めんどくさそう」「敷居が高そう」って
思ってしまうのです。
とはいえ中古の商品ですから、
信頼性も大事。
例えば、ミラーレスやコンデジだけを
数台出品されていても、
「この人、初心者の方だから心配。」
「カメラのこと詳しくなさそう。。」
「一般の方からは、少し不安。」
となるのです。
だから出品している商品のバランスが大事。
一品では近寄りがたいですから
カタマリで出品する。
いろんな商品を扱っていますよ
だけど小型のミラーレスも得意ですよと
“演出”するのです。
■写真とタイトルに気をつける。
まずは、画像。
暗い画像は絶対ダメ。
そして商品が小さく見えてしまう画像も駄目。
他の商品でも同じ傾向はあるのですが、
この女性向けの商品では
明らかに動きが変わります。
特に元箱付きのフルセット。
全ての商品を画像に入れようとして
全体的に小さくなったり
影が大きく出ているような画像はダメ。
「なんとなく~」で避けられます。
それから、もう一つが商品名、タイトル。
OLYMPUS PEN E-P1、E-P2
こちらの商品名に“PEN”が入っていないのはダメ。
多いのはOLYMPUS E-P1、E-P2
で終わっているのは良くない。
最近であれば、
PEN E-PL8、PEN E-PL9、PEN E-PL10等々
liteがついていたり
miniがついてたりするのも
気をつけること。
OLYMPUS PEN mini E-PM2
OLYMPUS PEN Lite E-PL7 等々です。
正式名称、製品名を入れなきゃ行けないのか?
と覚えるのもいいのですが、
女性の方って実はそうじゃない。
“字面”の問題で、
文字の見た目が問題なのです。
特にオッサンにみられる
スペースの問題。
全てのスペースを全角にしている人もいますが、
コレ売れていない人の特徴。
半角スペースと全角スペースを
使い分けてください。
■いいところのアピール
コレも下手な人が多い。
中古商品だからといって
キズやダメな部分をアピールし過ぎる。
後でクレームが嫌だと考える人もいますが、
女性って感性で選ぶのです。
先程も伝えた、
「なんとなく~」が重要。
「なんとなく、かわいい」から入って
そのカメラを選んだ自分は“正しかった”と思いたいのです。
なのに悪い所だけピックアップしても
そりゃ離脱されるのがオチ。
別の出品者の商品に行ってしまいます。
正しくスペック等々を記載するのもありですが、
それも「なんとなく~」を演出すること。
「〇〇万画素、〇〇エンジン搭載し、
瞬時にピント合わせが可能」とか
「〇〇タッチパネルを搭載、
使いやすさの~」等々。
簡単に言えば、
「それで何がいいの」ってのが
わかるようにしていると売れやすい。
一般的な
外観、光学、動作に分けた
商品説明だけでは女性の方は取っ付きにくいのです。
だから悪い指摘事項もありながらの
文章の最後にはいい所をそれとなくアピール。
そんな細かな気配りだけで
売れて行きます。
まとめ
全般的に売れていない方の
出品は“雑”。
めんどくさいしから
画像は少なくし、
タイトルもソコソコ。
商品説明もフィルム系と変わらない。
そして一品だけの出品の方も多く、
ほとんどの方は価格を下げまくっている。
リサーチが下手。
相場よりも下げて
中途半端な価格にしながらも売れていない。
だから女性の方は敬遠されるってのを知らないのです。
そもそもフィルム系のカメラやレンズを買われる方は
カメラの知識も豊富。
だから端的な説明の方が好まれる。
一方、小型のミラーレスを求める方は、
知識やスペックじゃなく、
ファッション性や気軽に撮影が出来るのを
求めている。
ウンチクを酒の肴に
飲み合っているわけではないのです。
そこがわかると
この女性向けの小型軽量のミラーレスも
売りやすい。
なにしろ売るのが下手な方が多いから
仕入れも躊躇されたりするから
仕入れもしやすいのです。
■カタマリ
■写真とタイトル
■いいところのアピール
この3つを意識したからこそ、
この6月7月売れています。
是非、チャレンジしてみてください。
そうそう、
商品名や何を追記すればいいのか
わからない方は、
こちらを参考にされるといいです。
オリンパスグループ企業情報サイト
カメラ製品:ミラーレス一眼 OLYMPUS PEN
今回は、ここまで
それでは、また!
【追伸】
これ読まれていないと
今日の話もわからないかもしれません。
ご参考に!
【カメラ転売】消費者心理、購買行動について
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