このビジネスをしていると
兎角、PCかスマホに取り込まれている人が多い。
でも、考えてみてください。
実際に、カメラを使われている方々を
自分の目で確かめている方は
どれだけいるのでしょうか?
自分達が売っているのは
カメラやレンズ。
私たちが扱っているのは、
あくまでも「商品」ではなく 「人が使う道具」 です。
にもかかわらず、
仕入れも出品も画面の中だけで完結させようとすると、
売り手と買い手の間に大きなギャップが生まれてしまいます。
例えば先日、
伊勢神宮へ行って来ました。
そこで見たのは
カメラを首から下げた4人のカメラ女子。
どんなカメラを持っていたと思いますか?
↓
↓
二眼レフです。
しかも1人ではなく、4人全員がです。
「二眼レフなんて、おじさんの趣味カメラじゃないの?」
そう思っていた人にとっては意外かもしれません。
でも実際には、若い女性がファッションの一部として楽しんでいる姿を、
私は何度も目にしています。
また、フィルム一眼レフやコンパクトフィルムカメラも、
若い層に人気が続いています。
中判カメラでさえ、
最近は若い人が持ち歩いているのを見かけるのです。
この段階で
既にギャップが生まれているのです。
その他、一眼レフもフィルムのコンパクトも
カメラ女子の間では人気のようです。
そして中判カメラも
最近は若い子が持っていることも多いのです。
わかりますか?
売り手の多くは
「二眼レフや中判=中高年男性が趣味で買うもの」と
思い込みがちです。
しかし実際の購入者は、若い世代や女性層。
しかも「カメラとしての実用」だけでなく
「ファッション」「ライフスタイルアイテム」として購入している。
この事実を前提に変えなければ、
購買者の心には響かないのです。
さらに最近目立つのが、
デジタル一眼レフから大型のフルサイズミラーレスに移行しているカメラファンです。
新しいボディに買い替える一方で、
今まで所有していたレンズを活かそうとする人が多い。
その例が、Leicaをはじめとするオールドレンズを
アダプター経由でミラーレスに装着するファン層です。
「写りの味」や「所有欲」を楽しみながら、
最新ボディと組み合わせる。
これは「古い機材=不要」ではなく、
古い機材を活かす新しいニーズが存在していることを示しています。
つまり、ただ「デジイチからミラーレスへ完全移行」と
短絡的に考えるのではなく、
その過程で発生する アダプター需要や
オールドレンズ需要 にも目を向ける必要があるのです。
また観察していると、
国籍ごとの傾向も見えてきます。
アジア系の観光客は、
SONYやNikonのミラーレスを愛用している人が多い。
特に中国からの観光客は、
グループで行動しながら、
ほぼ全員がミラーレスというケースをよく見かけます。
要は、「ネットの情報だけでは足りない」ということです。
カメラ女子のサイトを読めば知識は得られます。
しかし、それはあくまでも「知識止まり」。
実際に外へ出て、
現場でカメラを手にする人々の姿を目にすることで、
初めて実感が湧きます。
その瞬間に「売り方」も変わるはずです。
ページの見せ方、ターゲットへの言葉のかけ方、写真の選び方…。
すべてが「現場でのリアルな観察」を
踏まえることで、より買い手に近づいていきます。
もし最近、仕入れや販売で行き詰まっているなら、
PCを閉じて、カメラを持った人たちを観察してみてください。
あなたの売り方に、新しいヒントが必ず見つかるはずです。
今回は、ここまで
それでは、また!
↓LINEの友達追加はこちら↓
↓ やまとのメルマガ、こちらをクリック ↓
#カメラ転売 #カメラリセールビジネス #物販 #転売
この記事へのコメントはありません。