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こんにちは、やまとです。
そもそも私は40代の方に向けて
お話をしているのです。
私自身、40代になって
事件アリ、事故あり、
学費問題ARI、親の死にも直面し、
通帳や保険証書を引っ張り出して来たから。
50を過ぎて思う事は、
30代の後悔より、
40代での反省が大きい。
厄年なんて、それまでは占い等々も
一切に気にしていなかったのが、
災いが起きるたびに、
『厄年』と勝手に結びつけていたのです。
ガキの頃から思い描いた40代と現実は
大きくかけ離れ、
ふと気づくと、
【不惑】の文字が頭にチラつき、
「こうじゃ行けない」
「こんなのはダメだ」
と自分を否定ばかりしていた。
そこで新しい企画を考えるにあたり、
40代の抱える悩みや夢、現実とのギャップ等々を
書き出してみた。
そしてタイムスケジュールを作成し、
作業を進めていたこの数日間。
方向性も定まって来た。
そのタイミングで昨夜はT東山が、
「企画書を見て欲しい。」と
私の所に訪ねてきたのを、
これ幸いと相談をしてみたのです。
ターゲットと被る世代のT東山に。。。
「起業したいと
本気で考えている人は少ないですよ」
そんな答えが返ってきたのです。
曰く、
「最近は、家のローンが10万あれば、
毎月10万円とプラスαが入ればいいと・・・」
そうかもしれないと思いつつ、
自分のその時代を振りかえって「差」を感じたのです。
営業時代もその後も、
同世代の社長に頭を下げることぐらいは
なんとも思わなかったが、
大型機械や設備投資の案件を提案した時、
1000万以上の契約書に対し、
印鑑を押す姿に自分と違う世界を見ていた。
一般的に障害で一番大きな買い物は
「家」その次に「車」と言われる。
当然「家」であればそれ以上になるが、
2番目の「車」となると桁が一つ違う。
社長が乗る様な高級車はリースが多く、
月々の支払いと保証内容等で
サインされていたから、
0が多くなる契約となると
設備投資となる案件が多かった。
その契約書にサインをする時は、
これからの事業に向けての
「やったろう」って感じの顔に
自分もあこがれを感じていたのです。
もちろんサラリーマン時代でも、
1000万の契約書や申請書に押印はしていました。
提案者から数えれば、
3つ目ぐらい横に私が印鑑を押すスペースがありましたし、
その時には私の机の前に2人ぐらいが寄って来て、
説明をしてくれていたのです。
でもそれはあくまでも会社組織の中、
私の最終決済であったとしても、
実際は購入した機械すら見たことがないモノもあった。
つまり、組織としての役割。
そんなところからも
企業に対するあこがれは私にはあったのです。
そんな背景があったからこそ、
会社に不満がある=起業したい。
そう勝手に結びつけていた。
ところが、現実は、
会社に不満があっても、
このまま続けたいと考えている方が多く、
起業=責任という
呪縛のような図式を考えている方が多いということ。
社会的にも信用度合いや安心感があるという。
子供もいて、昭和初期生まれの両親がいて、
どちらを選ぶと言われれば、
「会社員」というスタイルなのかもしれない。
最近は会社員というと、
カメラ転売クラブのメンバーか、
数年に一度会うかどうかの同級生、
過去の同僚や部下、
ぐらい。
年間考えてみても
実際に話をしているのは、
起業家、経営者、社長の方々のほうが
多くなって来た。
自分がサラリーマンであった時代も、
もう数年前になる。
いつの間にか、ズレがあって
「差」が出来てきた。
私は起業して、
サラリーマンに戻りたくもないし、
1mmも考えてはいない。
年に数回しか飲まない、
サラリーマンの愚痴を聞いていても、
「じゃ起業すればいいじゃん」と
平気で言って来た。
自分では選択は間違っていなかったと
思えるし、
なにより背負うものはあっても
「自由」は手に入れた。
自分の思い付きも
形を変えてビジネスに出来るし、
やりたいこともスグに実行できる。
サラリーマン時代には、
失敗はあっても
ほぼ会社の規約の中でのこと。
減給なんてほぼならない。
ただ、起業すれば失敗は全て自己責任。
これも重荷になっているのかもしれない。
自由は間違いなく、手に入るのに。
小さな池で泳ぐより
大海原で自由に泳げる方がいい。
そう私は考えていたが、
そうじゃない方も増えてきた。
「副業解禁」という言葉に、
副業→収入倍増→起業。
という図式ではなく、
副業→収入増。
ここに満足している40代が多いということ。
人それぞれの人生の歩き方があって、
人それぞれ価値観もある。
気づきを提案しようとし過ぎて
価値観を押し付けていたのかもと
少々反省をしている。
再度、情報発信も
初心に戻って考えたい。
今回は、ここまで
やまとでした。
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